インターネット通販店 ロードランナー ご紹介

つい数年前までは、「インターネット通販もある」という程度の認識でしたが、今となってはネット通販でものを買うのが主流。実際使うとすごく便利。

 

ただ、当社としては葛藤もあるのです。クルマの部品というのは、他の業界よりも知識がある程度無いと装着トラブルが発生する可能性がありますし、単価も高いものが多い。アクセサリーグッズ、洗車グッズなどはともかく、サスペンションやエンジン関係というのは、「とりあえず買ってみよ~」⇒「ダメだったからヘンピ~ン」なんというのは難しいものが多いのです。

また、専門知識が必要なものが多いので、購入前の質問に対する対応も大変です。ネット通販ができるまでは、この業界では専門知識の豊富なショップさんが窓口となり、訪問したお客様の希望を聞いて、それに対応する適切なアドバイスと、おすすめ商品を紹介してくださっていたのです。

最近ショップさんでよく聞くお話は、

「お客様が商品持ち込みされるのですが、安いからと購入したら装着できないので、加工が必要になり加工賃を請求することになり、結局総額は、日本製のメーカーものを購入するより高くついてしまいました。こちらも、加工代を要求するのはつらいですが、実際、時間がかかり、工具や部材も必要でしたので…」

「持ち込んだ商品が、お客様が車の型式と年式をネットで打ち間違えてサスペンションを購入されていたようで… ピットで足回りをはずしてから、いざ取り付けを始めると装着できない… 詳しく調べるとこの車種は年式でマイナーチェンジがあったんですね… 正直、足回りを外して、それをまた戻して… 本当は工賃は発生するのですが、お客さんは怒っているし… こちらは請求しづらくて… 理解してもらうのが大変で…」

「持ち込んだ商品で、装着トラブルがあったとき、私どもに『メーカーに状況説明してください』とスマホを渡されまして(苦笑)。当社を通じて購入してもらっていたら、その購入メーカーや問屋さんにアフターフォローしてもらいやすいし、こちらも説明を求めやすいですが、購入していないからそれをコチラにしろ、といわれてもつらいんです」

など、いろんなトラブルがあるようです。

 

さて、業界の裏表を見てきた私個人としては、ワタシなら一定の知識の必要な商品は間違いなくショップさんを訪問し、希望と予算を伝え、おまかせします。部品代だけを考えればネットのほうが少し安いこともありますが、保険代だと思えば安いもの。

それにバブルの20年以上前と違い、今はショップさんも法外な金額のものを売りつけたり、請求することはほとんどありません。そんなことをすれば、ネット口コミであっという間に拡散しますから。

ですから、ワタシとすればショップさんがおすすめ。

でもネット通販も楽しいのは事実。また、選択肢が多いことも良いことです。そういったことも考慮し、おすすめの方法があります。それは、通販会社様が販売されている商品に対して、どこまで知識があるのかを調べること。

 

ワタシ個人としては、ショップ業を営んでおられるお店が同時にネット通販をしているところはおすすめです。ショップ業をしているということは、幅広い車種に対する知識が豊富であり、また各メーカーさんや問屋さんとの関係が強い場合が比較的多いのです。今回ご紹介するのは福岡県にある、オートランドロードランナーさん。

http://www.al-roadrunner.com/company.html

 

社長の田代さん自身、ショップ業を長年営み、ご自身も昔からレースなどに参戦しておられます。

いつ訪問して通販の出荷で大忙しです。

同時に、ショップなのでピットがあり、ネット購入したものを装着してもらうこともできるのが魅力(予約必要です)。

当然、技術は折り紙付き。当たり前です。本業がショップなのですから。

 

 

いろんなメーカー品を取り扱えるのは、昔のショップ時代から業者様やメーカー様とのお取引が長年あるからこそ。

シルクロード商品も一部在庫までしていただき、長年販売していただいております。

 

 

 

インターネットで商品を買うときに、少しそのお店の住所などをマップなどで調べてみる手間を惜しまずに検索すれば、ネットショップのいろんな情報が出てくる時代。店によっては単なる販売店舗であっても、社長様自身が実はレースリザルトなどで名前がたくさん出てくる場合がありそれはそれで、社長様がレース関係者であるということもわかります。

シルクロードでは、今後の計画として、全国の直接お取引をしているインターネットショップ様の一覧を制作しようとしております。当社の担当営業が直接訪問するということは、少なくとも当社商品に関しては安心してお買い求めいただけるということになります。

それにしても時代の変化はめまぐるしい。50歳も近くなってくると、こういう愚痴がでてしまいます(笑)