JAWS山本 軽ドリ大会 レポートNO2 実況編

さて、いよいよ昼から本番スタート。

まずは一日のダイジェストはこんな感じ。ギャラリー視線でも、とても楽しい大会でした!

ここから、ハイライトシーンを順番にレポートしていきます。

まずはグリップクラス。FRドリフトイメージが強いJAWSさんですが、ちゃんとグリップでのタイムアタックも用意されておられます。

今回の気になる一台はエッセ。

実は、この大会の数週間前に山本さんから「エッセ用の車高調ある~?」と聞かれ、当社のレース用、KYBとコラボの車高調を紹介し、一部山本さんのオリジナルの味付けに変更したSPLモデルを供給していたのです。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/suspension/rms-k-sp

 

 

前後ともKYBのSPLショックを当社のオリジナル減衰力で設定したものですが、バネレートやマウント類などを山本さん指示でSPLに変更しました。

こちらは当社のRMSの車高調をベースに、山本さんが減衰力、スプリングレートのみならず、アッパーマウントも完全に異なるものに変更して作り出された、アルトワークス用のドリフトスペックです。当社の商品はFFアルトワークス用。一方こちらは山本オリジナルのドリフトスペック。当社製を購入してもドリフトには使えません。

http://www.jaws-yamamoto.com/parts/090.html

 

スズキ車が圧倒的に多い山本自動車が手がけるエッセと改造された当社の車高調がどんな結果をだすのか楽しみでした。

結果、ビックリ。実はこのエッセ、エンジン完全ノーマル、排気系もノーマル、唯一、エアクリーナーむき出しにしただけのNA車両ですが、リザルト見て分かるとおり、ターボ車両と変わらないタイムをたたき出しています。当日の走行の様子を見ていても、コーナーへの進入速度と姿勢の安定感が異常でした。

http://www.jaws-yamamoto.com/index.htm

自画自賛になってしまいますが、思わず「すげえ!」と叫んでしまいました。隣にいたセッティングをした山本さん本人も「笑いが止まらん!」と爆笑してしまうほど、異次元のハシリ。

当社のHA23アルトバンのRMS車高調は、タイムがゼッタイに出る脚として認知いただき、ずっと人気のロングセラーです。エッセも間違いなく結果をだしてくれますし、何よりオーナーさんも「乗っていて超たのしい~」とおっしゃってくださっていたということが、とても嬉しい結果でした。

ドリフトクラスは、ちゃんとビギナー、エキスパート、そしてFFクラスに分けられています。

今回ビギナークラスでよかったのは、女性がおられること。夫婦で参戦されているMr. and Mrs.土井さん、そして今回免許取立てのなっちゃんさんが彼氏と参戦。初心者マークがとってもほほえましい。

 

ご夫婦でも、また免許取立てのヒトでも参戦できて、それを温かく迎え入れて楽しめる雰囲気がとても良い。後半にはみんなが目を血走らせてしのぎを削るエキスパートクラスもありながら、こういったビギナーを応援するクラスも用意されていることこそ、モータースポーツ文化の成熟には絶対に必要不可欠。このクラスがあるからこそ、色んなヒトが興味を持てるようになるのですから。

ビギナー、とはいえ、やはりトーナメントの上位争いになってくるとなかなか刺激的です。

クルマも同じクルマばかりでないのが、楽しい。キャリーなんか結構良い動きしています。

ラパンもドリドリ~!

エキスパートクラスとなると、かなり熱くなってきます。

FFドリフトも熱いですねえ~

いや、ホントに一日見ていて飽きない。ドライバーは10代から60代。男性も女性もいます。子どもたちも朝から番まで一日中楽しそうにしていて、家族で参加という方も多い。また、一般ギャラリーの方も結構おられて、毎回、見にだけ来るヒトも年々増えているそうです。

走る本人が充実することは一番大切です。けれど、やはりギャラリーも楽しめるとなり、観戦者がふえれば走る側も気合が入るし、楽しいものです。そして負ければ悔しがり、次回までに目標を立て、腕を磨き、道具を揃える(←ココ!ココで当社もお金が入るんです!!)。

また、特にアルトワークスなどにいえることですが、元々ドリフトが出来ない駆動方式であり、不向きなレイアウトをしています。だからこそ、ドリフトさせること自体がとても難しい。FRのスポーツカーレイアウトなら簡単にできるヒトでも、軽ドリは苦戦するのです。だから、奥深さもあるというのが、参加者の方々からの声でした。

すばらしいイベントのあり方だと関心しました。

実況レポートはここまで。

次のNO3では、表彰式の様子や打ち上げ、その他NG集まで掲載してみま~す。