KLC K-CARエアロ専門店 × L880コペン(オートサロン最優秀賞 受賞車)

久しぶりに訪問してきました、KLC!!!!!

行く前からワクワク。当たり前です、超センスの良い川原社長が作るクルマたちを、じっくり舐めるように見れる上、今後のK自動車業界の最新情報、そして今後どうなるかなんてトレンド情報までもが入手出来るんですから! 

http://www.klc-div.com/

このコペン、L880乗りならば確実に知っているだろうし、気になっていたクルマでしょう。

なんといってもリアが凄い!

オシリがプリプリ。フェンダーもしびれます。BMW Z3のクーペを見たとき以来の衝撃!

ゴテゴテ感はなく、すっきり。まるで外車のようなたたずまい。ポルシェがK-CAR作ったら、こうなるんじゃないかとまで思ってしまいます。

オートサロンでKカー部門での優秀賞を受賞なんて、なかなかできるもんじゃありません!

ショールームのある本社、オシャレ。

商品を開発中のクルマから、開発済みの車、そしてこれからどう料理しようかと悩んでいる車がどっさり。今回私が怪しんでいるのは、XBEE、CH-R、ジムニー、そしてBMW。K自動車をメインとしている会社がこれらを購入しているあたりともて気になります!

「いらっしゃーい、久しぶりですねえ」

ワイルド+怖そうなルックスですが、実はお話をするとわかりますが、知的な方、というのが第1印象の川原さん。言葉が丁寧だけでなく、説明の明快さ、論理性の高さがずばぬけており、普通、他人の話を聞く、というのは退屈なものですが、川原さんの話なら無限に聞いていてもいいくらい、とても楽しいのです。

同時に、私たち営業マンを、忙しくても邪険にせず、丁寧にお迎えしていただくその姿勢に、ある意味凄みを感じます。だって、このヒト、関東にいながらにして、関西もふくめて日本中にもっているネットワークが半端じゃありません。メーカーとしてモノづくりをするうえで、ヒトとネットワークの重要性を良く理解されているのだと気付き、最近ではむしろこの笑顔が怖いくらいです(笑)

素敵なショールームです。

デモカーの置き方一つとっても本当にカッコイイ。 ゆったりとした空間配置はまさにショールーム。

電話が鳴りっぱなしで、お忙しいのにじっくり色んな話をしてくれました。特に気になった表の乗用車たち。やはり、今年新たな動きをされることを教えていただきました。

それにしても、エアロのカッコよさ、凄いです。川原さんご自身がロゴやデッサンなどのデザイン能力をお持ちです。

はい、いつものオシリチェックですが、ここのクルマはチェックするまでもなく、全車「バックシャン」。たまりません。

こちらは女性受けしそうなコペン。デートで迎えにいっても、絶対「カワイイ~!」って喜ばれます。シティホテルに停めても似合うたたずまい。クルマは、女性をナンパするための必須アイテムだった世代(私もそうですが)の代表です(笑)。 クルマだって趣味ですからどんな形のものだって、乗っている人が楽しければ当然OKなのですが、でも、KLCが創るデザインのクルマは、クルマのドレスアップに対して冷たい視線を送る人たちの誤解を解いてくれるようなデザインが魅力的。素直に「いいなあ、素敵だなあ」って言えるデザイン。

オシャレなだけではありません。オシリのセクシーのこだわりからわかるのは、「速い」クルマもちゃんと知っておられるということです。過去いろんなジャンルを手がけてこられておられ、各分野に精通されている川原社長ですから、どのクルマに対しても色んな引き出しを持っておられます。ドレスアップがメインの会社だからといっても、川原さんのバックグラウンドにサーキット+スポーツカーもあるのです。だからそのテイストを入れてもしっくり来るのです。同様にオフロード、レジャーの経験値も間違いなく高いとわかるのは、この商品

http://www.klc-div.com/anotherworld/aw_todoroki.html

リフトアップスプリングです。

当社のようにパーツだけを売るのではなく、クルマごとの完成した姿をコンプリートとして提案、そのうえで必要なパーツであるこのアップサスも、外装品もそれぞれ販売している、というスタイルです。最終、ユーザーが、自分のクルマがどのようになるのかのイメージがしやすい販売方法で、新鮮です。

リフトアップといえば、先日HA36のアルトムック本がでました。

良く見たら、表紙の2台、KLCさんだったんですね!!!!!!!!!!!

これだ! こいつだ!

なんだコレ!? 色もタイヤもホイルもスゲエかっこいい!!

リフトアップスタイル、本気で仕掛けているんだ、川原さん! 凄く勉強になりました。軽自動車には色んな可能性があります。スポーツカーとして、ドレスアップカーとして、そしてキャンピングやフィッシングをはじめとするライフスタイルに応じたレジャーカー。その多様性にKLCとして対応し、売れそうな部品を適当に安売りするのではなく、ユーザーにカーライフを楽しむための提案そのものをしていく、という、まさに、コンプリートなスタイル。

しかも、軽自動車に主を置いているはずですが、冒頭の乗用車たちも、なにやら暗躍する準備をされているようで(笑)、私も非常に刺激を受けました。

さて、KLCさんからの帰りには、楽しみが一つあります。それは、東京アクアラインを通れることです!

東京と千葉を結ぶアクアラインは全長約15km! 4.4kmという日本一長い橋と、約10km近い世界一長い海底トンネルで出来ています。向こう岸に東京都内がうっすら見えます。夜、通過すると、まるで海の上を走っているような感覚になります。

そして、途中から海底トンネルに変わります。その境界の目印は、海上にあるパーキングエリア、海ほたる。このPAの先は海です。

近づいていくと…

海にむかって突入していくような不思議な感覚になります。

今回は通過しましたが、この海ほたるでの食事もおいしいですし、景色も抜群です。

海ほたるの下に入ると海底トンネル。

一度はこのアクアライン、通ってみてください。人間の英知というか、人間が持つ技術力の高さを実感出来ます。こんな巨大でとんでもないものがヒトの手で作れるんだということを感じれます。

料金も、本来は¥3,090-なのですが、もうこの数年、いつまで続くかは分かりませんが、ETCなら¥800-! 富士山もそうですが、電車や飛行機からでは見れない景色をじっくり見ることができるのは車。

とはいえ、首都高に入ると相変わらずこれだ… 

KLCさんもそうですが、離れた場所に行くほど、商品開発のコンセプトや考え方が違うので、タイヘン刺激になります。もの売りは苦手な、営業マン失格の私ですが、情報収集だけは貪欲。とても楽しいですね、出張。

刺激だらけの関東出張はもうしばらく続きます。