HA36アルトワークス/S660 強化エンジンマウント プチブーム

S660、ビートでは全国的に有名なコージーライツ様。

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試作品のテストにご協力いただいて完成した強化エンジンマウント。

正式名称強化トルクロッド。このパーツが最近、以前にもましてヒートアップしてきており、良く出て行ってくれます。ありがとうございます。でも急激なので理由がわかりません。何かあったのでしょうか…

強化エンジンマウントだと思えば破格の¥9,800税別(黒)!

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/reinforcement/rein_trrod

そして、特に動きが激しくなったのがS660のCVT車用。ちょっと短いんですよね、マニュアル車よりも。

快適性、静粛性は少し犠牲になりますが、エンジンの力がゴムで逃げてしまっていた量を減らせるので、エンジンレスポンスが非常に良くなります。シュピーゲルのヘンミ部長が愛車に装着した際の感想が、「バイクにのっているみたいな感じ」とのことでした。でも、本当に良く考えて装着してくださいね。これはそういう部品です。コージーライツさんも、「ハードな乗り心地を覚悟してもらえるお客さんのみに買ってもらいましょう」とおっしゃっていましたから。ただ、幸い、S660は純正トルクロッドはサーキットでプライベーターでも交換するレベルらしいので、サーキットオンリーにされている方も多いのでしょう。もちろん、車検に反する部品ではありませんから、公道でも使えますが。

 

それより私、CVT車用が特に売れているのが嬉しいんです!昔、この業界に入ったときに、「FF、オートマはクルマじゃねえ」みたいなことを言われ、カチンとしたことがあります。へたくそのオマエのマニュアルより、ATとコンピューターのほうが安定しとるわい!っていってやろうとしていえませんでしたが(笑)。自由好きの私にとって、個人の趣味の世界の中までも学校や会社や軍隊みたいに上からルールを押し付けられるのは、ゴメンだと思っていますので。

なお、一つザンネンなお知らせ。赤、青、黄色は、今回のロットが売り切れたらやめちゃいます。

今後は黒オンリーになりますので、カラーが欲しいかたはお早めに。まあ、黒は上から塗装できる電着カチオン塗装ですから、ご自身でお好きな色に染められます。正直、手間がかかりすぎました(汗)

こちらも人気! HA36アルトワークス用のエンジンマウントスペーサー! 当社ではミッションブッシュセットと呼んでいます。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/reinforcement/rein_mb

純正の状態だとこんな感じ。

ぱっと見たら、「良くこれでエンジン固定できんなあ~」ってくらい今にもゴムが千切れそうなくらい、巨大な隙間。これは、軽自動車のエンジンマウントの製造販売で定評のあるパワーハウスDTMさんによると、

「自動車メーカーの衝突安全対策でしょう」

とのこと。事故でのオフセットや正面衝突の際に、エンジンが人間にぶつからないよう、特定の方向にエンジンが逃げるようにするためにこんなことになったというお話でした。その代償として、特に最近の軽自動車はエンジンルーム内ではエンジンは大暴れしているようで、多大なパワーロス、レスポンスロス、トラクションロスになっているとのこと。

レースを主としてパーツ開発をするDTMさんでは強化ゴムとウレタンの2種類を、幅広い車種に対応されています。

http://powerhousedtm.com/?cat=8

ただ、当社はレースのお客さんだけでなく、幅広い一般の方にも体感していただきたく出来たのがコレ! コレを隙間に埋めるだけ! こちらはさらに超お買い得、¥4,800-!

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/reinforcement/rein_mb

単品だと、「ナンダコレ!?」にみえますけど、切りっぱなしのゴムじゃないんです。金型で整形しているので、完全ピッタリ 地味ですが手間隙お金かかっているんです。これはガンガン走っても抜け落ちません!(まあ、構造上も落ちないんですけどね)

強化エンジンマウント、って、上級者アイテムのイメージです。少なくとも競技未経験の私個人にとっては。

エンジン脱着が伴い、工賃、手間、時間がかかり、車の静粛性は損なわれる。それでもTRD、NISMO、無限などをはじめとする大手自動車メーカー直系のワークスブランドが発売を何十年も続けているのは、それだけの効力があるから。

クルマの見た目もかわらなければ、パワーが上がるわけでもない強化エンジンマウントという、装着ハードルの高いこのアイテムをもっと手軽に、もっと簡単に愉しんでいただきたい、という思いで作られたのが上記2点。

そして、同様のコンセプトで違った方向に進化させたのが当社のイメージ製品でもある「エンジントルクダンパー」。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/reinforcement/rein_etd

上記はHA36アルトワークス用ですが、S660は今月から型取開始!トルクダンパーも強化エンジンマウントとの併用でさらに効力は上がります。

エンジンマウントの強化は、ビジュアルでは分かりにくいですが、エンジンレスポンス、トラクションが向上するまさに縁の下の力もち! 当社も皆様の楽しいクルマライフの縁の下の力持ちでありたいと願い、商品を開発を続けております。