JB64 スペアタイヤアダプター他 開発と意匠登録、進行中

前回は卑猥だったこの画像…

モザイクかかっているだけでなぜか興奮してまうワタクシ…

無修正が公開可能になりました。意匠の申請が済んだからです。まだモザイク状態のチョイ上げキット用のショックアブソーバー延長キットも意匠の申請は済みましたが、テストが終わっていないこともあり、まだ公開出来ません。

商品の内容は以下のブログで説明したとおりです。うちの開発チームには器用な人が多く、紙でサンプルを作り、それを展開して図面にして、レーザー工場に提出しています。

JB64ジムニー スペアタイヤブラケット (改) スペアタイヤフェイスUPキット

純正スペアタイヤホルダーは、純正のスペアタイヤしか装着できません。オプション純正アルミですら装着NG。つまり、パンクしたタイヤは室内で保管となります。もちろん泥だらけのタイヤ…

それに、カッコイイホイルを購入したら、表面、つまりフェイス側を見せて装着したいもの。それも可能となるアダプターです。また、純正アダプターは可倒式になっていて、ボディ幅を抑えており、この純正を活かすことが重要だと考えてのアダプターです。

新型ジムニー用ビッグローターキット(意匠登録済み)新発売! カワイ製作所の開発状況

当社では上記のビッグローターキットでも意匠登録をさせていただいております。過去、特許、実用新案、意匠といったものを長年にわたり、多数、登録させていただいてきました。

以前は当社自身の技術向上のために取得することが大きな理由でした。けれど最近は少し理由が変わってきました。

先に発売したり、開発した商品を、後からコピーしたり、模倣した会社が意匠や実用新案として登録し、開発した側の会社を訴えてしまう事例が、アフターパーツ業界でも出始めたのです。正直悲しいことです。

また、無印良品の例などのように、中国で登録されてしまい、実際に本物が”ニセモノ”として違法扱いされることは現実におきています。このエンジントルクダンパーにいたっては、面倒でしたが、海外でも登録いたしました。

なので、あくまで防衛手段として今回も各種パーツの意匠登録を申請いたしました。当社は過去、取得した権利を主張したことはありません。だって、クルマの部品なんて作るものによっては、マネするつもりがなくたって似てしまうものです。それに流行もあっという間。イチイチ訴える暇があるなら、とっとと次の新しいものを作るのが当社のスタイル。

さて、ジムニーの真空整形で製作したABSワイドボディキットの最終サンプルがあがってきました。説明書を作るための撮影が始まりました。

偶然その場にいたので、動画撮影しようかと思ったのですが、仮合わせとはいえ、一瞬のため、まともに撮影できませんでした。

実際に装着する際には、ボディの洗浄や脱脂もあるのですが、それにしても本当に一瞬。

9mmなのにド迫力なのは、フェンダーだけでなく、ボディ全体を9mm膨らませるから。オーバーフェンダーというよりは、ブリスターフェンダーです。

ブリッとしているのがイイ。

さらに、ウインカーにかぶっているのがとてもイイ!

フューエルリッドにもあえて被せるデザイン。なぜなら、デザインの担当者は、昔のラリー、ダートラ、ジムカーナをやっていた古い世代であり、個人的に好きだというKP61のワークスフェンダーをイメージしたから。(トヨタさん、ごめんなさい)

従来のジムニーの定番イメージから離れたものをモチーフにすることは、少し不安がありましたが、デザイン案をうまく3D化してくださった工場の職人さんには感謝しかありません。デザインを立体化するのはとても難しい。

8月に描かれたCGが…

4ヵ月後には、実物としてあがってきました… 夢のようです…

なお、今回、リベットがついていますが、これはダミーです。ボディに穴はあいておりません。ちょっと遊び心でやってみました。ワイルド感がスゲエ。リベットは本物ですが、2mmのネジの長さにカットしたものを、これまた2mmの厚みの本体にねじ込んでいるので、本物といえば本物。

でも、これだと装着する人を限定してしまうイメージ。それに、バリエーション増やすと、在庫管理も正直キツイ。アルトワークスのフェンダーと同様に、限定モデルはそのうち販売するかもしれませんが、現在は予定ありません。

フェンダーについても先ほどの理由で、意匠登録をすすめております。

基本、装着が両面テープ、塗装不要にすることで、従来のFRP製のオーバーフェンダーと比較して、取付にかかる負担やコストが激減。塗装費用やちりあわせ、代車コスト、装着にかかる時間などが大幅短縮されます。

フェンダーについては160サイズの箱に収まりましたので、当社送料は本州が1000円という一番安い部類に入ります。

サイドステップはザンネンながら同時梱包は出来ず、180サイズとなるため、こちらは別途2000円(本州)がかかります。けれど、どちらも個人宅配送可能なサイズに納まり、ほっとしています。

というのも、フルバンパークラスになると、運送会社が取り扱い拒否が大半。取り扱い可能でも、条件として、個人宅NGとなるケースが大半。

そういう商品代金とは別の表面上わかりにくいコスト負担も、極力かからないようにすることが出来、嬉しく思っています。

あとは納期…

これは簡易型で作ったので、年末年始に量産型、そして1月中ごろにカワイ制作所さまのデモカーで、量産型で完成した第1号を装着して、量産型の修正を行い、本格的な生産は1月末から2月頭になります。あともう少し… すでにたくさんのご注文をいただいております。特に予約開始と同時にご予約いただいたお客様には極力早くお渡しできるように頑張ります。

また、今からでも次のロットには入れそうです。早く予約いただければ、当社も材料発注を工場様に事前お願いできるので、結果的に予約した方には早く商品をお渡し出来ます。2月後半から3月くらいに第2回目の納品はいけそうですので、ご予約、お待ちしております!

 

 

2件のコメント

  1. スペアタイヤフェイスUPブラケットのモザイク消えたー♪な〜るほど〜♪僕に買えってことですよね(笑)
    やがて発売されるんですよね?(^-^)
    フェンダー付いたらインパクト大♪リベット付きはワークス仕様みたいで遊び心ですね♪
    さて次はグリルかな?
    何が飛び出してくるか楽しみです♪

    1. ひでたろうさま

      まいどでございます。
      もちろんデス!どれも買いたい!そういっていただけるだけでも、とても嬉しいんですゥ。

      基本的にはシエラ用の純正ブラケット流用でも機能面では問題無いという話を聞きました。ただ、気になることがあり、現在、各方面から情報収集中です。
      すごいですね、人気のクルマだけあって、どの商品もいろんな手法がすでに確立し始めています。

      フェンダーですが、今回、はじめて量産のプロトタイプを装着テストいたしました。開発終盤のワンオフ試作品と変わらないと思っていたのですが、やっぱりクオリティがあがることもあり、雰囲気の変貌ぶりに感激しました。自分のクルマじゃないので、非常に悔しかったです(笑)

      最後の量産の日程でちょっとつまづいています。予想よりも量産型を作るのに時間がかかってしまうと工場から連絡がありました。最大一か月遅れる可能性があるそうで、なんとか少しでも早くなるようにお願いをしているところです。前回のアルトワークスのフェンダーの製造経験から、今回の予想納期を出したので、ご迷惑をおかけして申し訳ないです。

      ただ、納期を詰めるために、この工程を縮めてしまうと、アルトワークスでいただいてる究極のフィッティングが緩くなってしまう… それだけは避けたいので、とにかく一日単位でも短くなるようにお願いをしております。

      実売品とほぼ同等クオリティのフェンダーの装着写真、説明書ように撮影したものを、今週中にブログにアップいたしますので、それを見て、妄想を膨らませてください!
      それにしても魅力が半端ない車ですね、新型ジムニー。全国のショップさん、メーカーさんを訪問していて、どこでもこの車の名前が出てきます。バリバリのスポーツカーチューニングショップでさえも、新型ジムニーを知っているし、中にはジムニーのチューニング、ドレスアップ展開を始めようと考えているところが具体的に出てきているほど。

      ひでたろうさまに興奮していただける商品、もちろんグリルもですし、純正バンパーをアレするやつとか、リアバンパーをアレするやつとかもですし、得意のサスペンション系は3UPさま、エンジンタービン回りはJAWS山本様などの専門店とタイアップして、常に興奮してもらえるように頑張ります。

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