やってまいりました!バンコクモーターショー2019!
https://bangkok-motorshow.com/bims40/main.php
同行者は埼玉県のドリフトショップ、3UP三上さん&岡崎さん。
ここに至るまでの紆余曲折と、なぜかいきつけ吉野歯科さん(?)での治療などがあった珍道中でそれも早くご紹介したいのですが、まずはメインとなるモーターショーのご報告。
第40回目となる、歴史ある展示会です。今回の目的は3つ。
①小橋選手にあう。
同行者の3UP三上さんとご友人で、過去、当社シルクロードのシルビア用車高調開発の際にお世話になったのです。
http://www.d1gp.co.jp/05_driv/driver/masanori-kohashi.html
当社の車高調の開発テスターをしていただいたのに、お会いした事が無い。今回、このバンコクモータショーで「DRIFT TAXI」なるイベントにご招待されているそうです(チームオレンジとして)。スゲエ!会いたい!
https://bangkok-motorshow.com/bims40/gallery_detail_custom.php?id=2157
②新型トヨタハイエースの確認。
日本で発売されるかどうかでやきもきした車。パーツ開発を考えていましたから。
③タイの新型ピックアップトトラックの確認。
タイといえば、ピックアップ。当社でも人気のリフトアップ系の車種の開発のヒントとしてです。
ということで、早速見学開始!
入場料は100バーツ=約350円。安い!
真っ先に向かったのはトヨタブースの新型ハイエース!日本でもやきもきして発表を待っていたショップさんやメーカーさんは多かったのですが、結局、日本の発売は当面無い雰囲気。
実際に見て、その理由が分かってきました。
とにかくデカイ!というか、このデカさがこの新型の売りなんです。わざわざ展示車両に巨大化が分かるようしてあります。
フロントタイヤ中心からリアタイヤ中心の距離、つまり人が乗るスペースが+750延長され、室内空間を広げたということでしょう。
フロントタイヤの位置は前方へ押しやられています。
リアのトランク部分は気持ち増えたということっぽいですね。
日本なんて目ジャ無いくらいとてつもない観光大国バンコクでは、世界中からのお客様の移動にこういったバンが活躍。毎回お世話になっているジョンさんは日産キャラバンですが、とにかく便利。一日貸切で8~9000円。人数が乗るほどに1人当たりは安くなるので、大きいほうがいい。トランクがでかい外人にはなおさら大きさが重要。
COMMUTERという名の通り、自家用車というよりは人を運ぶための車としての用途がアジアではメイン。仕事やプライベートで使う日本とは異なる需要に、今回、強く対応したモデルだといえます。
日本ではもてあますこのサイズに加え、日本のユーザーが受け入れるかどうかなのはフロントデザイン。丸みを帯びていて、鼻が長く、主観ではセレナっぽい感じでした。人気の現行モデルの角ばったデザインとはかなり異なります。
サイズ、デザインを考えると、日本ではたくさん売れる予感はしません。高級キャンピングカーとしてならアリ!って感じでした。ハイエースの海外での人気振りを知るとともに、今後、日本のハイエースがどうなるのか気になりました。
この車の人気ぶりはタイランドでも同じ。アルファード/ヴェルファイア。
日本同様、憧れの車でもあるし、送迎車としても人気。
驚きなのは価格… およそ380万バーツ × ¥3.5/1バーツ = 約¥1300万!!!!!
これがバンコク市内をバンバン走っているのです(汗)
日本未発売モデル、フォーチュナー。ハリアーっぽいです。アジアで大人気。
幸運、という意味からの造語っぽいですが、幸運=カネもち、成功者というイメージが好きな、アジア人の感覚を良く知っているトヨタらしい、あざといネーミング!(妬み、嫉妬っす)
もちろんスープラもでていました。日本でもかなり高額な車で、こちらではさらに恐ろしい価格になるのでしょう。
となりで三上さんが、
「大吾(斉藤大吾選手)が先日、もうこれでD1出てましたよ。本番まで1ヶ月ちょっとの納車で、めちゃくちゃ大変だったみたいです」
三上さんは斉藤選手がドリフト初心者のころから一緒に遊んでいたそうで、
「凄いヒトになっちゃったよね~、今や世界の大吾ですもん。 時々タイヤ取りに来るときは昔のままなんですけど」
タイ、バンコクは車好きが多い。だから車のショーは年に数回あります。そして新車商談会が人気で、購入者が多いそうです。
こっちで買ったらいくらするんだろう…しりたくもない…
電気自動車、EV、ハイブリッドにも意識が高まっているバンコク市場。
日本よりもはるかに会場規模が大きくスペースをゆったりとっていても大混雑。とにかく車好きが多い。
ホンダはトヨタと並ぶ人気メーカー。
海外メーカーも多数。MGなんて日本ではほとんどみません。
日本のこういったショーよりもヘタすると出展メーカーが多いんです。
会場のゴージャスぶりに圧倒されます。何より、タイのヒトの車への熱心さに圧倒されます。日本の車や改造車たちが、こちらで熱烈支持されているのを見るのは、「若者の車離れ」というキーワードに悩まされている日本人の私には皮肉。
さて、新型ハイエースのチェックは無事任務完了しました。次はピックアップトラック最新事情です!今回は仕事もプライベートも盛りだくさん。時間をかけてできるだけご紹介させていただきます!
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