S321, S331ハイゼットカーゴ用 ラテラルロッド なぜ必要? その他開発商品

S321v(2WD)、S331v(4WD)用のラテラルロッド、新発売です!

2007年7月~現行になります。

安心の日本製(っていうか奈良県製)で、定価¥14,000。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/footwork/footwork_lateral

ラテラルロッドというのはリアがホーシングという構造のクルマの大半に装着されています。

ミニバン、軽自動車の多くに採用されている構造で、車高を上げ下げすると、タイヤの位置がずれます。

それを補正するのが調整式ラテラルロッド。

補正しないと、片側のタイヤがはみ出したり、奥まったりするので不細工ですし、何より、タイヤサイズによっては車体などに干渉の可能性もあります。

当社製の利点がさらにあります。まず、調整部分であるターンバックルが一番端っこにあること。ラテラルロッドにもそれなりの力がかかりますので、強度が重要。調整位置を端っこにすることで強度upさせています。

また、ゴムブッシュは大半の純正品よりも高度の高いものを採用しておりますので、コーナリング時にハンドリングがあがり、反応が良くなります。また、タイヤとホイルを ”つらいち” に狙うとき、このブッシュが柔らかいと、位置だしに影響したり、ヒットしやすくなります。

加えて、雨風にさらされる場所なので、表面処理は、純正サスペンションで多用されている電着塗装の黒。ハンマーで殴っても、塗装は取れません。

 

元々、AE86などのレースカー用に制作をしてきました。AE86ではピロの設定品がありますが、理由はタイヤホイル位置の適正化をシビアに調整できること、そして走行時のハンドリングの向上です。

4WD用もOKでした!よかった!

「”よかった”じゃねえよ、トップの画像のアレはラテラルじゃねえ、なんだよ!?」

これっすか? 現在、難産中のスタビライザーっす。

物理的には、ほぼ完成しているし、数種類作ったんですけどね…

高い… 値段が高すぎる… 某有名国内メーカーさんにスタビライザー部分を依頼したのですが、製造工程をお伺いすると、仕方ないよなあ、っていう値段。頑張ってくださったのですが、市場のイメージ価格からはかけ離れてしまう…

これで販売するのか、それともコストをどうにかできないか、もう少し悩みます。

カワイ製作所でも、以前紹介させていただいた補強バー、特にフロア周辺のコーナリング性能を上げるパーツも待機中ですし、当社でもリフトアップキットもまもなく試作品が上がります。

先日、このブログで、突っ込みをいれてくださったKazushi Rex Etoさんにお喜びいただいたとおり、ハイゼットカーゴに乗ったクルマ好きは、直線ではやたらとフラフラとセンシティブなステアリングのクセに、コーナーになると、ビックリするくらいどっしり構えてウンともスンとも曲がってくれないこの車に、「どっちやネン!!!!!」と、毎回、悲鳴を上げていると思うのです

(ソーシャルSNSまったくやってないので、直接反応できなくてごめんなさい)

あちこちに不満を感じながらも、他に乗るクルマがあるのに、ついつい乗ってしまう、不思議な魅力のハイゼットカーゴ。

営業先でも、大半の社長さんが、「オマエ!コレできたんか!」とビックリした後、「良く見たら顔つきがカッコイイ」「室内結構ひろい」「値段、新車で100万切るんか!買おうかな!」など、質問攻めに合います。

運転目線が高く、室内が広く、狭い道もへっちゃらで、モノを適当にぶっこめるこの楽チンさを味わうと、虜になっちゃうんですよね。

ということで、まずはラテラルロッドで、タイヤを適正位置にしたうえに、ハンドリングの向上を愉しんでください!

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/footwork/footwork_lateral

なお、当社のラテラルロッド、最近、売れ行きでデッドヒート争いしているのが、”ジムニー VS トヨタサクシード、プロボックス”。

ジムニーは分かるけど、なぜサクシード… いったいどんなヒトが、どんな乗り方をしているんだ!?

実は、まだ九州のレポートも完成していないのですが、明日はHONDA N-ONE用のリアキャンバープレートのご紹介もしなきゃ!それに、「仕事の話より、よもやま話あげろ!」ってリクエストもいただいているし。

とにかくもう2019年も後半戦。すでに2020年のオートサロン、メッセに向けての商品制作依頼の相談もポツポツ入ってきています。年始に計画していた事の、3割くらいしか達成できていない… 結果を出すオトコ、行動するオトナになりきれないアラフィフです。