ワタシの営業車、ハイゼットカーゴにベッドキットを装着することにしました。
営業マンって、怪しいブツを色々溜め込むもので、スペースがドンドン圧迫されますし、長距離運転で運転席での仮眠では疲れが取れず、危険。
とりあえず、ナゾのブツを撤去。
久しぶりにスッキリ。
こちらがベースキット。これを組み立てます。
非情にシンプル。
レンチ一つでOK。
完成。
中に置くだけ。
2つ置いたら、ほぼ完成。
キットに入っている2枚の板に、付属のフェイクレザーのカバーを被せます。
ジッパー式で簡単。
DA64エブリサイズなので、ハイゼットの場合、後ろ側の板は、耳を落としてもらう必要があります。
電動工具があれば便利ですが、無ければのこぎりでギコギコ。
板を載せていきます。
ハイ!完成!のこぎりのカット作業を除けば、1時間もかかりませんでした。
0.1トンある営業マンが、興味津々でやってきました。
完全にトトロ。
助手席は倒せばフラットになるので、この場所も利用すれば、180cmあるワタシでも余裕で寝れます。100キロなんて余裕で耐えます。
床下にも収納スペースがあるにもかかわらず…
ハイゼットはルーフが高いので、胡坐をかいても頭上にゆったりスペース。
イイ感じ!
ちなみに移動時や、人が後部座席に乗る場合、フラットのままでは困りますが、このベッドキットはその点も、大丈夫。
後部に二段重ねをし、マジックテープで上部板が動かないように固定すれば、なんと収納棚に早替わり。
ベッドキットを変形させることにより、色んな使い方ができますし、邪魔になりません。
なお、脚の高さを微調整出来ます。
伸ばしておけば、数センチですが、床下収納を増やせます。
すると、大量にあった怪しいブツが、この通り床下収納にすっぽり収まります。
必要なときは、板を上げれば、アクセスもさほど悪くはありません。
非情にスッキリした車内に大変身!ワタシの汚車(おくるま)が、清潔感に溢れています(笑)。
適当な布を敷いてみました。さらにアットホーム感、マイルーム感が漂います。
気になるお米は、会社の支給品。
シルクロードは、戦後、たまご、米、酒を販売していた「もりた」という大きな米問屋さんの中から起業したから、未だに名残で米がもらえます。
早く営業に出たい!と思える快適空間が完成しました。
なお、この製品ですが、税別定価、¥49,800です。
元々はDA64Vエブリ用で開発しました。
こちらは板の加工不要で、更に簡単に取り付け。
変形も同じ。
けれど、ホームページに紹介していない、幻のアイテム。
DA64Vの貨物バン用に作ったのですが、借りた車両のセカンドシートがゴージャス仕様だったのです。ベッドキットは装着はできるけれど、荷室が完全フラットにならないので、この写真では発表できない。
撮影用の車を探しているうちに、放置状態となり、カタログ写真が無いという理由で、在庫はあるのに、お蔵入り状態。
この商品を作ってくださったミックコーポレーションさんからは、
「新旧エブリ、ハイゼットを計測したら、大体同じサイズでした。一番大きいエブリ用を作っておけば、小加工でいけると思い設定しました」
といわれていたことを、思い出し、ハイゼットカーゴに装着したんです。
興味があれば、是非お問い合わせください。制作台数は少ないですが、在庫があります。¥49,800はシートカバーまでついていることを思えば、かなり格安。
今、オプションでこんなものも準備中。かっこいいでしょ。
荷室のフラットにしたときの床を保護するマット。
後部座席を利用する際も、荷物がヒットしても、 傷がつきにくくなるし、ワンちゃんがウンチしても大丈夫。
座席側は、ちょっとこんな感じでムリがでますが、あるとないじゃ、大違い。
これ以外にも、運転席用などのオモシロいマットを販売準備中。
とにかくハイゼットカーゴは、最高の相棒。カスタマイズしがいがあるんです。GTRやSUPRAといった最新モンスタースポーツは素敵ですが、出来過ぎて、ムリに弄るところが無いんです…
昔は、シルビアでもシビックでもAE86でも、ノーマルだとグーが入るような恥かしい車高だったりしたから、弄り甲斐があった。自動車メーカーさんはちょっと頑張り過ぎなのかもしれません。
完璧なものを高額にするのではなく、ユーザーから多少不満がでても、値段的に購入意欲をそそるようなものを出してくれたらいいのに。不完全なものを自由にカスタムするほうが楽しいじゃないか、と、相棒ハイゼットちゃんに乗るたびに思わされます。