S321V PAL SPORTSコンピューター No2 簡単取付

No1からの続きです

S321V PAL SPORTSコンピューター No1 燃費向上

「コンピューターチューニング」

って言われたら、難易度が高い!、と思ってました、ワタシ。

でも、ハイゼットカーゴ用を実際に交換してみてわかりました、超簡単!

まずは、助手席の下の金具のロック解除をすると、座席の下にエンジンルームがぽっかり。

コンピューターは隅っこのほうに鎮座しているので、ナットを4個はずします。

緩めたら、手で回すだけ。簡単。

あとは、カプラー二箇所を外しますが、この赤マルのプラスチックロックを解除しないと抜けません。

マイナスドライバーで軽くロックを外すと、コンピューターはずしは完了。

作業時間、5分ほど。

スペアタイヤの交換すら怪しい私でも楽勝。

あとは、このデータ書き換え済みのPAL SPORTSコンピューターを、同じ手順で戻して、装着するだけ。

たったこれだけで、加速性能、レスポンス、高速道路での巡航速度UP、コンピューターチューニング完成!

シルクロード在籍20年ですが、ワタシはクルマ好き社員の中で、唯一の異業種からの転向。

クルマの改造やレースなどを知らずに入社しています。コンピューターチューンなんて、言葉だけで後ずさりするものだと思っていました。

さて、ハイゼットカーゴの弱点はパワー不足もありますが、元々期待していなかったので、さほど気になっていませんでした。ただ、燃費の悪さには参りました。平均リッター13キロちょい。

400キロも走っていないのに、ガソリンマークが点灯しちゃいます。1日150~200キロ走る営業マンなら、週に2回入れることもザラ。

高速道路にいたっては恐怖。関西から九州や関東に向かうときは、サービスエリアの給油場所は要事前チェック。

最近の軽は、アルトバンなら20越え。せめて15~6はあるかなと思ったのに… 

今回、PALコンピューター装着後計測して、細かく燃費を確認しました。

とりあえず最初の1目盛りが、55キロを超えても減らない!

ウソ!?いつも40キロ超えたら減ったのに!

奈良県から和歌山、大阪、兵庫を下道70%、高速30%くらいの割合で走りながらチェックしてみました。

1目盛り目が減らずに60キロ越えたのは、納車後、初!

もちろん、ちょっとくらいは燃費を意識して走りましたが、そもそもイラチ(関西弁でせっかち)なワタシ。雑誌などでやっているエコ走行はムリ。

ようやくヒト目盛り目がダウン。残り7目盛り。

このままいけば480キロいけるゾ!目標、無給油で500キロ!

和歌山は山道が多いんです。信号は少ないですが、非力なハイゼットが苦手な上り坂も、当然走行しています。

1つ目で60キロ走ったので、2目盛り目が消えるときは120キロ超えてほしい!

おしい!約117キロ。それでも、過去最高ッス。

大阪市内も走ります。市内は信号や渋滞などの悪条件がたくさん。

2目盛りギリギリで、なんとか180キロでました!スゲエ!

ここまでは、1目盛り平均、60キロ。メチャクチャ嬉しい!

大阪の高槻市に向かう峠。こちらもキツイ勾配。

もちろん、平坦な道、高速道路など、営業マンは色んなところを走ります。

そろそろ、目盛りが半分になるはずですが、その前に240キロ超えた!

これも初!

普段よりは少し丁寧だけど、エコ運転はしていません。後ろを走る車をイラつかせるような、流れを乱すような運転は、「エゴ(EGO)」運転だと思っています。

ウソ…でしょ…

250超えちゃった…

今週は、半日、午後からの営業のパターンが多かったので日数がかかっています。

明日で3日目。

もちろん、途中でガソリン足したりなんて、インチキもなし。

暑がりのデブなので、この季節でもエアコンON!

イラチ(せっかち)なので、アイドリングストップOFF!

ありゃ、油断してたら、ようやく目盛り半分になりました。このままいけば、給油ランプ点等したころに、500キロが見えているかも!

下道が大好きな営業マン。高速道路の横を、セコセコ走ります(笑)

ぬおー、300キロ耐えた!

つまり、ヒト目盛りあたり、60キロを維持してます!

いい流れです。

でも、今日は坂道多いし、渋滞も多い…

とうとう、5目盛り終りかけに、360キロ越え!

平均1目盛り60キロ!

凄いぞ!残り2目盛りでどこまでいけるか!

この日も、なんとか耐えたぞ!普段なら、「あ、もう給油ランプつくんじゃね?」ってタイミングですが、余裕があります。

今日は(も)、昼を過ぎてから営業に出発。

7目盛りがおわるころに420キロ超えてましたから、ここまで完璧!ってことは、給油ランプ点くころには480キロ!

おかしい!?なんで!?

最後の目盛りは、20キロほど走ったら給油ランプが点灯しちゃった… 

燃費が3倍も悪化するようなことはしていませんから、最後のヒト目盛りは宛てにならないんですね。

点滅から今度は目盛りがゼロになりました。サスガにちょっとあせり始めます。

でも、計算上は、確実に480キロいけると信じていたので走り続け、ここでギブアップ。

それでも、給油マーク点灯が440キロ超えだったのは嬉しい。普段なら300キロ後半から400キロで確実に点灯していましたから。

単純に40キロ程度航続距離が伸びた事になります。これって、高速道路の給油タイミングでも結構ありがたい伸び。

じつは、コンピューターを岩手県のPALさんで装着した帰りには、余裕で480キロ越えだったんです。

ネットで調べたら、ハイゼットのタンク容量は40リットルだそうです。

でも、給油ランプ点灯して、10~20キロ走ったあとに満タンにしても、せいぜい32リットルほどしか入りません。

つまり、あと7リッターは残っているですよね。それを信じるなら、今回、あと、100キロは走れたということになります。550キロ走れるなら、奈良県や大阪から東京都内まで、無給油でいけるんです!

(恐ろしくて試す度胸ないけど、いつかやってみます)

長くなりましたが、ご紹介させていただいたとおり、コンピューターを入れ替えるだけ。車高調組むより簡単。

よし!販売開始だ!と思ったら、PALさんからメール。

「燃費がもう少し良くなるように新しいデータを送ります」

って、マジっすか!?大坊先生!!!!!

せっかく計測したのに、またやり直しじゃん…(苦笑)

大変なんですよね、メーターしょっちゅう確認しながら運転して、路肩にイチイチ停めて、写真撮るの…

って気持ちはたった10%!

990%は嬉しさ全開!!

まだ燃費あがるんだ… 信じられない…

そういえば、前回ボソッとおっしゃっていました。

「最近の軽自動車も、まだまだ燃料が異常なほどに濃いんだよ。コンピューターで調整してあげる余地がたくさん残っているよ」

自動車メーカーは、クルマの潜在能力を封印しているといわれています。それはクルマの寿命、耐久性を担保するため。大切なことではあるけれど、それが過剰過ぎても問題。

今回のハイゼット用コンピューターは、パワーアップとはいえ、大幅なものではないなので、耐久性や寿命に影響しない範囲内程度。

しかも、まだ燃費がさらに上がる余地があるなんて、嬉しい展開。

ってことで、発売日はほんの少し先になりそうです(笑)

アトレーターボ、4WD、MT用なども現在打ち合わせ中ですので、お楽しみにー!

 

 

 

 

 

 

2件のコメント

  1. S321Vターボ2WDMT用も是非!! 毎日チェックしてます。
    ショックアブソーバーと、スタビライザーも本当に待ち遠しいです。
    車高も下げたいと考えていますが、組み合わせでお勧めありましたらお願いします。

    1. 藤田さま

      ありがとうございますm(_ _)m

      仕事用のイメージが強いクルマなので、マニアックなパーツを作って、本当に受け入れてもらえるだろうか…と実は悩んでもおります。
      メッセージをいただくと、ヨシッ!って感じになります、ありがとうございます。

      スタビライザーは、昨日、某有名メーカーさんに作ってもらったVer2が入ってきたので、今週、来週で取り付け確認に入ります!

      ショックアブソーバーはほんとにお薦め。
      サスペンションメーカーで働いておいて、こんなことをいうのもなんですが、ショックアブソーバー単体での、乗り心地や走行性能の変化に、改めて関心しています。
      現在販売中の、エッセのレース用ショックの取り付け部分にアダプターを付けたものなので、まもなく販売予定です。

      ローダウンは、王道!
      イケメンハイゼットちゃんには、確実に似合う!
      かっこいいホイルと車高が決まれば抜群なのは間違いなし!

      ただ、ローダウンパーツは市場の価格帯が激戦で、当社の出番はなさそうです。スイマセン。
      ダウン量は、人気のスタンス的な激下げよりも、実用域を殺さない、大人なほどほどローダウンが、アラフィフとしては素敵かなと思っています。
      実用性が高い車だから、気兼ねなく乗り回したいですねえ。

      まもなく、チョイアゲのリフトアップキットを装着しますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

      個人的には、車高はノーマルが気に入っています。(こんなこと言うのは、パーツ販売している立場上NGですが)
      今後の方針としては、極力ノーマルルックを維持しつつ、気になる部分を改良するパーツを組み込んでいって、「あれ?、ノーマルっぽいのに、何か違和感が…」と思っていただけるようなものを目指しています。
      (派手に改造するお金が無いのが本音ですが)

      スタビライザー、リフトアップキット、アクスルリジッドキット、ショックアブソーバー、コンピューターのVer2、スロットルコントローラー、ファッションラダー、アンダーガード、ルーフキャリアなどが現在、開発中、開発予定になっております。

      また、親しくさせていただいている、カワイ製作所様に、補強パーツを一式作っていただく予定です。
      カワイ製作所のS331に装着された試作品の補強パーツも、効果が大きい。正直、”たかが”と思う面も個人的にあったのですが、軽自動車はもともと剛性が低いせいなのか、その効果がはっきりと体感出来てしまいます。

      小粒でもピリリと辛い山椒のようなハイゼット用パーツ、期待していただければ幸いです。
      SNSをまったくやらないブログ担当の私のせいで、書き込みの面倒なこのメッセージへ投稿していただき、本当に感謝しています!

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