S321V ハイゼットカーゴ 直進安定性UP

急遽、関東に出張となりました。

困ったのは、営業車ハイゼットカーゴの足回りがノーマルに戻されていること。フラフラするし、コーナーは曲がらない。

その上、高速道路だと、強風や、トラックが横を通るたびにヒヤッとしなきゃいけない。

だから、試作品、リアアクスルリジッドプレートを装着して欲しいのですが、今日はJB64ジムニーの、ローダウン、サーキット、ドリフト用の車高調の取り付けテストがあるんです。

そんな事情を無視して、強制的にクルマを入庫させて、開発者に懇願。

「おねがいしますよ~」

「しゃーねーなー、ダイハツロッキーもやんなきゃいけないのによ~」

といいながら、しぶしぶ装着してくれました。

これです!リアアクスルリジッドプレートの試作品!

前回装着したのですが、S331Vの装着確認のために、私の車から外されていたのです。

なかなかカッコいい商品です。

装着自体は簡単ですが、ボルトを数箇所緩めるのが結構面倒だそうです。

完成!

手前の大きなブッシュが純正のアクスルブッシュですが、これがほんとにグニャグニャ。

直進していても、なんだかクルマがふらついたり、轍でおかしな方向に跳ねたり。そして肝心のコーナーでは曲がるのか曲がらないのか良くわからない挙動だし、高速道路では強風のたびにクルマがグラグラ。

原因であるアクスルブッシュを完全固定すると、今度はガタガタと音がしたり、車が飛び跳ねて乗り心地が悪くなるので、強化ブッシュを追加で打ち込むことで、ほど良いバランスをとっています。

加えて、PAL SPORTS強化コンピューターVER3を組み込んでの出張なので、超楽しみ!

VER2でも、燃費やパワーに劇的変化があったのですが、それを上回るチョイ過激仕様。

こちらも、近日中にレポート。

JB64用のローダウン、サーキット、ドリフトスペック車高調も、来週にはご報告できそうです。

左右の長いのが純正スプリングで、中央が今回の試作品のローダウンスプリング。

こんなに短くなるんです。

ただローダウンするのではありません。当社は、しっかりと踏めるスポーティーな脚を開発します。

というか、すでにこいつに初号機は装着されて、1年間、ドリフトコースでテストが続いています。

かなり良いところまで来ているので、今回の試作品で良い結果がでれば、いよいよ販売開始できそうです。

はー、年末ドタバタです。

ゆっくりしたい…

「え”っツ?ゆっくりしてましたよ、12月上旬、バンコクで」

あ、そうだった、三上さんたちとビール三昧してたんだっけ…

バンコクに戻りたい…

あの国は、時間がゆったりしてんるんだよなあ…

がんばれ=パヤヤーン

だからねえ。

最近、日本人って、世界からみればちょっと異常な人種だなと思うことがあります。とにかく細かすぎる…がんばりすぎる…こだわりすぎる…生き急いでいる…

いったい、何のために、誰のために、そんなにがんばっているんだろう。

お金持ちがどうしてえらいんだろう。

アーだめだ。病んでるわ…ワタシ…