S321v スタビキット 実走インプレッション ハイゼットカーゴを武装

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スタビライザー for S321vハイゼットカーゴ 10月発売!


ハイゼットカーゴの開発企画中でも最もアツい要望をいただいているスタビライザーポン付けキット。

タナベ様でスタビ本体をOEM制作していただき、ブラケット側を当社で準備完了。

装着は加工無しというのが魅力。

2月、まだ移動制限がかかっていないときに九州と大阪の営業時に撮影したインプレッションがコチラ。

ハイゼットカーゴなどの商用バンの運転経験が無ければ、

「なんなのこの動画… 営業マンのオッサンがただ運転してるだけジャン」

となるでしょうけれど、同じハイゼットカーゴ乗りなら、旋廻時に姿勢が非常に安定していることをご理解いただけるはずです。

明らかに、ビックリするくらい運転しやすくなったのですが結局、よくなった仕組みがいまいちわかりません。社内の開発部隊の知識豊富な連中に聞こうものなら、「こんな基礎も知らんのか!ボケ!自分で調べろ!」ってなるので…

説明上手な3UPさんに電話。

 

スタビ装着であきらかによくなったんですが、理屈がわかりません。教えてください。

「直球ですね(笑) とりあえずスタビの取り付け位置と構造はご理解されているようですね。だと、バンなので屋根の位置が高いことを意識してください。コーナーの際、そこが揺れて不安定になります。スタビはその動きを抑えてくれるので運転しやすくなるんです」

「また、例えば左旋廻時は、右前のタイヤ一本に極度に加重がかかります。それは一本足で立つのと同じ不安定な状態。スタビを装着することで右前の脚が沈み込まず踏ん張るので加重が右後ろのタイヤにも分散され、1輪で受けていたG荷重を2輪で支えられるようになります。結果、姿勢がより安定するんです」

「イメージ的には綱渡りする人が持っている長い竿がスタビライザーだと思うといいかもしれません」

なるほど、バランスをとってくれているんですね!わかりやすい!

地味で派手さの無いパーツながら、とても効力があることを理解できました。

2WD用は量産のための最終調整に入っています。

4WD用も開発はしておりますが、フロントにドライブシャフトが通っているので、2WD用はそのままでは装着出来ません。開発用車両が見つかっていないこともあり、いつ完成するのか、それとも断念するのか不明状態です。

リアのアクスルプレートとレース用ショックアブソーバーで、すでにビックリするくらい運転しやすくなったハイゼットちゃん。

S321ハイゼット「真っ直ぐグングン行けるってスバラシイ」

なので、正直、スタビライザーまで作らなくてもいいんじゃない?って、開発会議で発言しておりました。

けれど、タナベ様にも試作依頼してこともあり、サンプルを装着してビックリ!

うん、コレ、必要。

ハイゼットで爆走! 時速120キロ (S321V NA 現行ハイゼットカーゴ)

現在発売開始したPAL SPORTS製コンピューターと一緒にフル装備したワタシの相棒は、走行性能的にはコンパクトカーやサクシードに近いレベルに達した感があります。

とにかく運転がラクだし、愉しいのです。もちろん、ベースが軽バンですから数値面では限界がありますが、毎日乗りたい相棒になりました。

アラフィフであるワタシは、インベーダー、スーパーマリオ、ガンダム、ドラクエ、ファイナルファンタジー、そしてドリフとひょうきん族に育てられたといっても過言ではありません。

1997年にファイナルファンタジー7が発売されたころ、ワタシは20代。初代からプレイし続けて、7作目には衝撃を受けました。

そして、そのリメイク版が23年ぶりに発売されるとあって、大興奮。

画像とゲームのあまりの進化にしばらく圧倒され続けっぱなし。リアルなティファはこんなにエロいのか… モブキャラのジェシーがこんなに魅力的だったなんて…そこに永遠のヒロイン、エアリス… まるでキャバクラ状態…

プレイを始めたばかりで、エアリスのお花畑に落っこちたところですが、すでに超満足!スイッチのブレスオブザワイルドと同じくらい興奮しています。

これらのゲームはRPGと呼ばれ、ひ弱だった主人公をコツコツと育て、お金を貯めて豪華な武器を装着するのが醍醐味。

また、ガンダムもプラモデルは、幼少期に興奮した「プラモ狂四郎」のように、自分でアレンジする楽しみがありました。

それって、クルマ弄りに通ずるものがあると思うのです。

カローラやシビックといった大衆車が、色んなチューニングとドライビングテクニックで、格上の大排気量車を撃墜する。

自分色に染めた軽自動車が乗用車を圧倒する、というのもしかり。

人に与えられたものでは満足しない、という楽しみ方。

もちろんフェラーリーなどの頂点に君臨するクルマは最初からゴージャスで最高のパフォーマンスをたたき出します。

でも、小さくて非力な車をコツコツ育てていくのが、なんだか日本らしいし、そこに替えがたい魅力が存在するからこそ、庶民的なジャパニーズスポーツが世界で圧倒的に支持されていると思うのです。

ワタシ、コロナで自粛要請でも、あまり困ってません。だって、元々陰キャで引きこもり系のオタクなんです。

FFリメイク7もこれから毎晩だし、スマホゲームはヴァルキリーアナトミアと、ファイアーエンブレムヒーローズのかけもちで、貧乏な無課金はこつこつログインボーナス類を稼がないといけない。作りかけのプラモも…

任天堂スイッチのどうぶつの森が売り切れてなかったら、睡眠不足で死んでいます。

やべ、アマゾンプライムビデオのソードアートオンラインシリーズも、アリシゼーションが途中だった!

こんなアラフィフでいいんだろうか…(汗) 

実は、ワタシ、今年、織田信長さんが無くなった年齢なんですよね… やっぱオレ…ダメ人間ッス…

4件のコメント

  1. ハイゼット用スタビは前から欲しくて欲しくて…
    コンピューターもめちゃ気になります!
    ちなみにスマアシ付きデッキバンなのですがコンピューターの品番一緒なら大丈夫ですかねぇ?

    1. デッキバンさま

      コメントありがとうございます!

      びっくりしました。「スタビが欲しくて欲しくて…」って…。
      失礼ですが、良い意味でヘンタイですね。
      というのも、クルマの構造を知っている人ほど、ハイゼットにスタビを欲しがられる傾向があることが最近わかってきたからです。

      クルマの構造に無知なワタシは、実走するまで「こんなの自己満足部品だろ」って思っていました。
      車高が変わるわけでもない、女性に「すてきー」といわれるわけでもない、装着していることを知ってもらえない地味なパーツ。

      「スタビ装着したからって、びっくりするほど走りが良くなる、なんてあるわけないやいか~」
      数分後…
      「ほんまや…(絶句)」

      高速道路のコーナーや郊外のハイスピード山道はもちろん、通勤路の交差点で右折侵入した直後にでさえ、「ほんまや…」を連発していました。
      そのことを、装着する前からわかっておられるのですね、ヘンタイです(良い意味で)。

      コンピューターは基本的には品番が同じなら問題は無いそうです。
      同時確認必要なのは、コンピューター本体が樹脂製かメタル製かの判断です。
      というのも解析をする差込口をハンダ溶接するので、樹脂タイプだと溶けてしまうからNGなんです。

      もし、ご興味あるようでしたら、画像いただければPALさんに確認していただきます。

      ハイゼットカーゴに乗っていると、デッキバンがうらやましい今日この頃…
      非日常的でカッコいい…

    2. クルマもあれこれやって来ました(笑)
      純正コイルにダンパーとスタビで最近はいいなと…
      デッキバンなかなか良いですよ〜
      泥付いたチャリとかそのまま積めますし後ろがガラス3枚高いところの重量物が無いからか軽快です♪

    3. デッキバンさま

      あれこれやってきた人がたどり着く境地が、
      純正サスペンションにスタビ装着っていうのは奥が深い…

      そうか…デッキバンは屋根が大幅に軽いんですね!
      つまりハイゼットカーゴよりもサスペンションの動きが良いはず。
      なのにスタビを欲しがるなんて… さすがあれこれやってきたデッキバンさまです(笑)

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