ハイエース リフトアップキット 取材準備

ハイエース用ちょいアゲキットの取材日が３月上旬に決定。

パーフェクトブック２０２１。

昨年は３月３１日発刊。

年１回のムック本。

取材車両は、当社営業マンの個人車両。

「取材だ！」と、はりきって高級タイヤホイルを購入。

個人的にはそこまでしなくても…と思っていました。

当社はドレスアップパーツでは無く、機能性パーツ製造会社だから。

といいつつも、紙面上の掲載車たちのカッコよさに萎縮。

高級ブランドに身を包む人々が集うパーティーに、ジーパンで参加するような感覚。

勇気を出して編集長にお伝えしました。

「ごめんなさい。当社の取材車両は基本フルノーマルに、リフトアップキットだけ装着です」

派手なボディカラー、職人によるグラフィック、目を奪うボディキットなど一切無し。

素ッピン。

つまらない、退屈だと思われるかもしれません。

しかも今回掲載していただくのはリフトアップキットのみ。

怒涛のハイリフトではなく、２０～４０ｍｍアップの車検を意識したチョイアゲ。

その上で８万円程度のリーズナブルな価格帯を狙っています。

もちろん、実用面では十分なリフトアップ量。

ボディや駆動軽に負担をかけず、純正の耐久性、快適性を極力維持。

一回り大きくなった懐がホイルタイヤセッティングに余裕を生みます。

チェーン装着時にも有効。

なにより、荒れた路面での走破性が向上。

当社製品は機能パーツ。

装着したらどうなるのかをお伝えすることが今回の目的。

残念ながらかっちょいいスーパーカスタムカーをご披露することはできません。

地味で場違いな広告と取材になる可能性はあります。

編集長に正直にお伝えしたところ、ご快諾いただき、感謝。

そもそも依頼したのは小さな広告ですから、自意識過剰かもしれません。

長年OEMメーカーとしての裏方業が多かった。

流行からずれているかもしれませんが、製品そのものには自信があります。

地味といえば、ワタシが毎日作っている家人と自分のお弁当。

残りモノで豚キムチ丼。

残りモノでなんちゃってビビンバ丼。

残りモノで肉そぼろ丼。

晩御飯の余った材料優先。

ほとんど丼ものばかり（笑）。

平日はお昼ご飯。

週末は三食担当。

この生活を始めて約１０年。

やってみてわかったことは、日々のご飯作りは地味で褒めてもらうことは無い。

作って当然という作業。

調理が終われば洗物。

食べ終わって一息つきたくても洗物。

なんの感謝もされず、３食毎日３６５日、何十年と続ける主婦の大変さはやらなければわからない。

日本で主婦業をバカにするヤカラが多いですが、海外では主婦業もプロフェッショナルという評価。

ベビーシッター、お手伝いさん、料理人さんなどを雇用費を換算し、評価すべきというのが世界の常識。

インターナショナルな感覚とは、こういうことなんですよ森会長さん。

決してワタシはフェミニストではありません。

男は男らしく、女性は女性らしいから世の中楽しいと思っている人間。

だからこそ、違いを認め合うのが本当に大切なことだと思うのです。

そのためには、人種、ジェンダーを超えて、相手の立場、苦しみを知ろうとする努力が必要。

森さんには「余人をもって替えがたい」といった二階さん。

返す刀で「ボランティアの皆さんはイヤならやめて結構、再募集します」と言い放った。

１３０年昔、二階さん出身の和歌山の串本で、エルトゥールル号遭難事件が発生。

当時日本人に馴染みの無かったトルコ人を、村を上げて救助した村民から退化していませんか？

ネトフリで何気無く観てドハマリしたこの映画。

キムタク主演の「グランメゾン東京」は、恐らくこの映画に相当インスパイアされています。

色んな部分が酷似（苦笑）。

毎日つくる家ご飯とは真逆のモノ。

生み出される料理の一つ一つが美しい。

魅力的な役者さんの調理シーンは圧巻。

「仕事とは」「料理とは」「生きることとは」といったヘビーディッシュなテーマ。

そのくせ、爽快アクション映画のようなテンポとエンターテイメント性。

アニメとアクションモノ好きのワタシが大いに楽しみました。

２月中盤ですが、今日の奈良県は日差しがポカポカ。

春の気配。

今日も自分で作った地味な弁当食べて、がんばります！

あー、やっぱマック喰いてえ。