S321 ローダウンキット カーゴ/デッキバン/アトレー 発売開始

S321ハイゼットカーゴ/アトレー用ローダウンキット、発売開始。

定価¥49,800(税別)

http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/suspension/sus_lowd

ダウンサスではありませんし、車高調ともいえません。

あえて言うなら、30年以上前にポピュラーだった純正サスペンション改に近い方式。

なので、”ローダウンキット”と命名いたしました。

純正サスペンションを分解。

そこに、車高調整のアダプター、ヘルパースプリング、直巻きスプリングを組み込みます。

溶接、切削加工は不要。

ダウンサス程度の難易度ボルトオンで、車高調に変身。

(参考用の他車種のスプリング)

直巻きスプリング採用により、遊び防止のヘルパースプリングをセット。

そのため、ダウンサスよりも高額になってしまいます。

けれど、一般的なダウンサスが3kg前後のレートに対し、6kgというハイレート化を実現。

純正ショックのまま車高を下げるなら「スプリングを短くする」か「柔らかくする」の二択。

昔は短いスプリングで遊ばせてローダウン、という時代もありました。

危険である上に違法なため、最近では特殊な状況以外では採用されていません。

柔らかくするのは底付きを誘発する上、デチューンとなるので論外。

近年のダウンサスは設計思想が大幅に進化。

不等ピッチ、バリアブルレートといった手法により、遊ばさず、一定のレートアップを実現。

コストを考慮すれば、コレに勝るものはありません。

けれど、大幅にバネレートをあげることはさすがに難しい。

なぜなら車高が上がってしまうからです。

また、ローダウン量にも限界があります

車高調整が出来ないため、前後バランスのセッティング変更もできません。

全長調整の車高調にすればすべて解決。

けれど純正と比較するとメンテ周期が早い。

また、性能と引換えに、快適性/耐久性が一部犠牲になります。

サーキット上ではなく、日常の脚、仕事で使うハイゼットカーゴには不向き。

決して車高調、ダウンサスを否定する話ではありません。

車種、使用目的、予算を考慮した際の、第3の選択肢のご提案。

「レースするわけではないから車高調までは…かといってダウンサスだとちょっと」

そんな時の選択肢に加えていただければ幸い。

ちなみにリアはダウンサス方式。

フロント側で車高が微調整できるので、前後バランスのセッティングは十分可能。

何よりリアはこの方式のほうが乗り心地が良かったのです。

目的重視の柔軟な設計を心がけています。

フロント約30mmダウン。

軽自動車としては6kgというハイレートの恩恵によりコーナリングや操作性が向上。

フロントヘビーなハイゼットカーゴ。

本当はもっと高いレートにしたいくらい。

リアは30mm弱のライトダウン。

積載物を考慮。

一昔前のローダウンイメージからすれば物足りないかもしれません。

レースに出たり、ドレスアップがメインであれば車高調をおススメします。

このキットは日常性を維持し、ノーマルよりもキビキビと走ることを重視。

デッキバンにつきましては、今しばらくお待ちください。

装着に問題は無いと思われますが、車高が不明。

現在、ABSオーバーフェンダー開発中のために出張中のハイゼットカーゴ

戻ってきたら、テスト品のローダウンキットを外し、デッキバンに移植して確認。

ハイゼット兄弟たちのリフトアップキット開発も、いよいよ開始。

ホワイトデー本番の日曜日。

毎年外食していたのですが、今年は自粛。

替わりに超おいしいケーキを、奈良県で有名な”空気ケーキ。”にて購入。

かなりおススメ。

どれにするか非常に迷う。

かといって、たくさん買えばお財布が…

喫茶スペースすべて埋まっており、店内も大盛況。

すぐ近くの奈良公園も、自粛解除で観光客が増えていました。

天気もよかったですからね。

ケーキ代をカバーするため、ディナーは手作り(笑)

メインディッシュはロコモコ丼。

ハンバーグを焼きながら、付け合せのポテトフライ製作。

バターとニンニクてカリッと焼き揚げます。

中まで火を通すためにアルミホイルで落し蓋。

弱火で30分以上かけてじっくり蒸し焼きにするイメージ。

ハンバーグから出た肉汁でデミグラスソース製作。

ケチャップ、中濃ソース、砂糖、牛乳だけでもかなりおいしいものが簡単に出来ます。

大根おろしで食べれば和風ロコモコ丼。

でもやっぱり王道は…

デミグラスソース丼。

ああ…

埼玉で食べたフライングガーデンの爆弾ハンバーグを思い出した。

4月には関東の出張を予定なので、食べたくなってきた。

けれど、正直コロナ感染の対策が功を奏している雰囲気はありません。

去年の同時期よりも数倍の感染者数。

この状況で五輪のために海外の選手とその関係者が大量に入国することには正直反対。

これまで、一体何のために犠牲を払って自粛したり対策してきたのか疑問に感じてしまいます。

色んな業界が犠牲を強いられている上での”アスリートファースト”は理解されづらいように思います。

3月末までには緊急事態宣言が解除され、お花見シーズン。

そのままゴールデンウイーク、オリンピックが続きます。

恐らく、4月の一瞬だけが出張のチャンスとなり、それ以降はまた残念な状況になる可能性。

そうならないことを祈りながら、心はすでに…

4月出張で訪問予定している萬福さん@埼玉のことで頭がいっぱい(笑)。

6件のコメント

  1. こんばんは♪

    サスキット良いですね~(*’-‘)b
    でも4WDに組んじゃうとフロントもう少し沈んでしまいますよね?

    リジットプレートとステアリングコラムのプレートとともに予算計上しなくては・・・

    まさかS331系で機能系アフターパーツで悩むとは思ってませんでした!ありがとうございます(^^)

    1. ニコラス佐々木商店さま

      ローダウンキットは、4WDデッキバンでもテスト予定です~。

      ハイゼットカーゴ、アトレー、デッキバン、こんなに良いクルマだと知ったのは実際に営業車として購入したことがキッカケ。
      このクルマの良さに長年気づけなかったことを反省しております。

      お礼はむしろこちらがすべきです!
      こうやってコメント欄に書き込んでいただくことで、さらにハイゼットカーゴの商品開発の重要さを実感できております。

      フェンダーの開発でかれこれ3ヶ月乗っていません。
      早く帰ってきて欲しい…

  2. おっ?いよいよですね♪
    うちも15インチ履いているので車高は気になってますがたまに林道など走るから腹下が心配なのですがやはりタイヤハウスのスカスカ感が(笑)
    デッキバンだと後輪軸重軽いからリアがちょっと高めになってしまうのですかねぇ〜
    そこまでの重量差じゃないから変わらないですかね?

    1. デッキバンさま

      間も無くリフトアップキット製作に入ります。
      完成したら、現在カーゴに装着しているローダウンキットを、デッキバンに移植します。

      その状態をご確認いただければ幸いです。

      タイヤハウスのスカスカはワタシもスーパーカー世代としては許せません!
      でも最近は車高の高いクルマのほうが快適で…
      歳をとりました…(笑)

    2. 流石です♪
      最近のフェンダー被りはちょっと自分は受け入れられないんですよねぇ…
      やはりフェンダーからツーフィンガーが黄金比かと(笑)
      コースなら有りですが公道ではねぇ〜と…

    3. デッキバンさま

      ありがとうございます<(__)>

      当社自身、社員の多くがスーパーローフォルム推奨派でした。
      業界自体も、20年に近くに渡って積極的にそういったクルマ造りに関わってきました。

      やはり時代の変化、価値感の変化なのでしょうね。
      スーパーカー世代の社員にも変化がでており、リフトアップが人気。
      ローダウンでも、おっしゃる通り、しっかり走れるツーフィンガーを望む声が圧倒的。

      究極は、選択肢が多いことが正義だと思っております。
      それと、嬉しいことに、リフトアップばかりを望むヒトが多いかと思いきや、ローダウン希望も多いことがわかりました。
      ただし、ローダウンも過去の極度なものだけで無く、快適性、走行性能を向上させるものを望む声が増えています。

      色んな声に応じるのが商売上、そして少しおこがましいですが、業界の発展のためにすべきことだと感じています。

      鑑賞するなら、鬼キャンツライチスタンス。
      自分が乗るのはゆるゆる仕様(笑) by 21時就寝04時起床。

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