オオカミ少年状態。
「インジェクターキットまもなく発売!」
と言ってから1年経過…
製品は1年前に完成していました。
けれど取り付け確認、それに伴う小改良などがありました。
最終完成品を取り付けたお客様の車両を3UPさんが借りてくれました。
装着されているのは550ccキット(別売で900ccあり)。
ありがとうございます。
まだ慣らし中のお客様の車両のため、火を入れただけ。
次回はぶん回しているところを拝見できそうです。
開発設計者はインジェクターの専門家。
当然大きな問題はありませんが、現車確認することで細かい不具合、よりよい改善が見えます。
それを担当するのが3UPさん。
インジェクターはクルマにとっての心臓。
血液ともいえるガソリンを噴射する大切な役割。
テストを重ねてからでないと販売すべきではないという三上さんの判断。
いよいよ2022年、発売開始できそうです。
ちなみに装着されているロングマニ、こちらも3UPさんとの共同開発品。
コーヒーの権威でもある開発者の次の予定は4AGと1JZ。
これから古いインジェクターの入手が困難になります。
その対策。
たまたま入庫していたR32。
「吹けない」という謎の症状でディーラー入庫し、色々試してもダメ。
駆け込み寺「3UP」で見事解決。
なんとマフラーのパンチングが劣化破損し、ウールでふん詰まり。
答えさえわかれば対応は簡単。
けれど、そこに至るまでに様々な確認作業。
技術、経験、知識、そして時間がかかる。
古いクルマを長く愉しむなら、名医との出会いは必須。
私も先日の健康診断で驚くべきことが発覚。
昔から心電図にひっかかり、再検査のたびに「問題無し」。
血圧計測も何度もやり直しがあり、看護婦さんが首をかしげる。
今回、たまたまスポーツ好きの若いドクターが対応。
私の心臓は「アスリートハート」という見立て。
脈が分40回ちょっと、というのは普通なら異常で病気。
けれど最近の医学でマラソンや重量挙げの選手に多くみられる心筋の肥大。
クルマでいえばインジェクターを550ccから900ccにしたようなもの。
体重90㌔オーバー、50歳近いメタボ中年がトライアスロン参戦決意したのが今年の春。
友人たちと3カ月、自転車、ラン、スイムを特訓し、ショート完走。
とはいえ、初陣はゴール後卒倒し、医務室直行(笑)。
その教訓をもとに体を作り直し、3カ月後にはオリンピック距離に参戦。
300㍍走ったら死んでたのに、スイム1.5㌔、バイク40㌔、ラン10㌔完走。
100万円以上もするような自転車を持参するスゴイ参加者ばかりで体つきが違う。
私は先日までメタボ中年で、師匠から譲り受けた中古自転車で参戦。
550人中240位という結果に自分でビックリ。
検診で生まれつき心臓が強かったんだと気づきました。
思えば小学生のころからゲーム、アニメざんまいで引きこもり帰宅部だった私。
なのに100人を超える学年マラソン大会では常に毎年1位か2位。
たまに負ける相手は高校で国体選手になっていました。
生まれて50年近く経って気づきました。
親からもらった体を無駄に浪費してきたと。
身体能力をゲーム連打にしか使ってこなかった。
後悔先に立たず。
今の自分にできることはまだ残されている。
それに、いずれ寿命がやってくるこの体もメンテ次第で長持ちさせられる。
やりたいこと、やるべきことを達成するためにも大切にせねば。
今年も色々お世話になりました。
来年はZ33、R34の共同開発品でお互い忙しくなるゾ!
決意した矢先からスラッジため込んでもた。