HA36 アルトワークス リフトアップキット / 第三の居場所。S700系アトレー/カーゴ/デッキバン

需要があるのかどうか半信半疑のまま、アルトワークス用リフトアップキット試作品の装着。

すでに販売しているリフトアップキットの組み合わせで完成。

推測定価は¥35,000(税別)くらい。

フロントはスプリングを圧縮するスペーサーを挿入。

バネをギュッと押し縮めることで車高を上げます。

マックス約40㍉。

そのままだと約0.6度のポジティブキャンバー。

数値的には許容範囲。

ですが、オプションキャンバーボルト装着で、この通り弱ネガティブにすることも可能。

リアもスプリング上部に調整式スペーサーを挿入。

こちらは調整範囲があり、今回はフロントに合わせて40㍉アップに。

快適性向上のためにリアショックの延長アダプターを装着。

サマになってる!

予想外、カッコいい!!

お借りした車両が4WDでした。

黒のマッドフラップ装着して、ゴツゴツタイヤ入れたい!

良く考えれば、当社が創業期にやってきたこと。

お借りしたカワイ製作所さまに車両返却。

と、集まってきたのはまさにその当時、ラリーチームで遊んでいたオジサンたち。

3人集まれば話が大盛り上がり。

と、そこに新型S710ダイハツアトレーが納車!

なんてタイミング!

カッコいい!

カワイ製作所の牽引フックが早速装着されています。

新旧同じかと思ったのですが、新設定だそうです。

ん!?

ラッキー!

エンブレムカバーは新旧共通。

シャーシ、プラットフォームが同じかもと思ったのですが、違うようです。

これから開発を頑張らねば。

キャッチフレーズが「第三の居場所。」

”走る車から、過ごすクルマへ。”

まさに当社がリフトアップキットを開発した理由。

まもなく11年経過となる東日本大震災。

これがきっかけでした。

プライバシーの乏しさや、さまざまな事情で避難所生活が苦しい人たち。

そんな人たちを救ったのがミニバン。

そして滅茶苦茶になった路面をなんなく乗り越え、物資やヒトを運ぶ特殊車両たち。

想像を絶する地震被害の無慈悲さの中で光り輝く一筋の希望。

そんなクルマたちの活躍に、当社も救われたような気持ちになりました。

普段使いもでき、いざとなれば災害時にも活躍。

特に貨物車はそういうニーズに強い。

しかもカスタム欲までみたしてくれるのだから、最高。

アフターパーツ業界は長年、”魅せる”ことに注力してきたように思います。

車高調や外装も”魅せる”ことを強く意識したものが多かった。

当社は災害きっかけに”魅せる”に加えて、”機能”と”実用性”も強く意識するようになりました。

外装品にABS樹脂を採用することになった理由でもあります。

今年の開発リストにも貨物車がたくさん。

ライトエース/トラック、タウンエース/トラック、ボンゴ、エブリ、N-VAN、キャラバン。

もちろん、新型ハイゼット兄弟たちも。

「より速く、より安全に。より愉しく」

が、当社スローガンですから、スポーツパーツも手を抜くことはできません。

速くてカッコ良いクルマの存在はこの業界において重要。

「第三の居場所。」

このハイゼットカーゴちゃんは会社の営業車。

私の所有物では無い。

金欠で、そもそも10年以上クルマを所有してません、自動車部品会社の営業マンなのに…

唯一所有しているのがこのファットバイクのみ(汗)。

(後ろのロドスタは他の従業員の車)

第三の居場所が欲しい。

いや、そもそもカネが欲しいっス…