本決算棚卸 無事終了 感謝とこれから

7月末の本決算、おかげさまをもちまして無事終了

これも当社製品をご指名くださったユーザーさま

そして取り扱いしてくださったお取引さまのおかげ

コロナ渦において自動車需要が増加

加えてアウトドアニーズも急増

リフトアップキットは無視できないジャンルに成長しました

東日本大震災をきっかけに開始したリフトアップキット

その後も続いた洪水や大雪で、自動車がそういった災害時に役立つことに奮起

クルマを通じての社会貢献としてスタートした企画で、販売面は期待していませんでした

決算数字を分析するとそれ以外にも様々なニーズに支えられていると気づきました

廃盤部品が増えた旧車、ネオ旧車パーツの需要はあなどれません

通常品に加え、専門店さまへのOEM供給も増え続けています

現在、開発が進んでいるクルマは多岐にわたります

乗用車だけでなく、トラック、バン、絶版スポーツカーも

スポーツカーは新旧問わず需要が増えつつあります

一度は「クルマ離れ」が叫ばれた若い世代のリターン需要と推測しています

ただ、注意すべきは”適当に作った製品は売れない”ということ

スポーツカーであれば走行性能を確実に向上させるものでないといけない

例えば車高調も「ただ車高が下がる」だけでは満足していただけないという感触 

値段も性能の一部ではありますが、他の要素の重要性が高まっていると認識

コストが上がっても手間をかけて良いものを作る

当社のRMS車高調シリーズは今年値上げをしたにも関わらず売れ行きは堅持

逆を言えばそれを理解していただける時代になったと言えます

このニュースには私もビックリ

パナソニックが販売価格を固定すると発表

もちろん独占禁止法には抵触しない方法で

https://www.universe-cars.jp/learn-more/1044/

現代主流であり、世界を変えた「大量生産方式」は自動車産業で生まれました

モノが乏しかった時代には無くてはならないものでした

けれど飽和する現代においては大量生産⇒大量消費⇒大量廃棄になりつつあります

そして過度な価格競争により、質を維持することが難しくなるばかり

当社は大量生産によるコストダウンを10年前に廃止

大量の車高調ストックを廃止

受注生産に切り替えたことによる恩恵は大きい

原価10万円の車高調を20台ロットで製造し50車種揃えたとします

それだけで1億必要になります(実際はそれ以上でした)

それを廃止したことで予算に余裕が生まれ、商品アップデートや開発に振り分けれました

その余裕でマイナー車種の部品開発も可能に

結果、より幅広いユーザーニーズに対応できるようになりました

日本は先進国になって久しいのですが、価値観だけは長らく戦後のまま

都会に憧れ、より多くのモノを欲し所有したがるのは途上国が成長する時の特徴

そして販売において一番わかりやすい価格面での過度な競争

価格は大切な要素の一つであり否定しませんが、行き過ぎは何事においても毒

そんな大きな価値観の一つから大手企業が率先して脱しようとするとは予想外

創業者の想いが今も組織内に良い意味で息づいていると感じました

大きな組織ほど変化を嫌うのが常識なのですから驚愕

今月、カワイ製作所さまのカタログを発行させていただきます

こちらは創業期から受注生産を貫き通してきた会社

結果、とんでもない車種幅を対応されておられます

補強パーツだけで44ページにも上る膨大なものとなりました

今週末のトライアスロン京都丹波大会に向けて最終調整

ロードバイクは一般道でクルマとの接触リスクが怖い

なので走破性の高いファットバイクであぜ道トレーニング

マックス40㌔くらいは出せるので調整には十分

おや?

なんだ??

うわ、ド根性雑草だ!

アスファルトが硬いだけでなく、とんでもない熱さなのに

これこそが当社の求める姿

どんな状況でも生き残るという意思

さて、いよいよ2022年度後半戦

季節柄、ゲリラ豪雨にはご注意を

波乱に満ちた前半戦でしたが、後半戦も色んな意味で尋常じゃなさそう

来年こそはバンコクで癒しのチャンタワーができますように