サーキットでFT86を走らせれば、日本一のショップ、RASTYさん
筑波サーキットを56秒台で駆け抜けるブルーのモンスターFT86は雑誌にたびたび登場しています。
RASTY http://www.rasty.tv/index.html
社長の有田さんは常に良いパーツを捜し求める人でオーストラリア、アメリカ、ヨーロッパなどにも常にアンテナを張り、良いと思うものはすぐに試す貪欲な方です。
当社は、FT86のリアのストロークアップ機能付のロアアームの開発をさせていただいた縁がありました。http://silkroad-jp.com/html/pdf/zn6.pdf
なので、車高調のテストをお願いしようと思いました。が…
なんとその時点ですでに5~6社(有名メーカーさんばかり)からのテストを依頼されておられました。
有田社長の目利きの凄さは、ブランド名に振り回されないことです。良いものならば無名でもどんどん取り入れる姿勢を持っておられます。そして、有名だろうがダメなものはダメ、といわれます(怖)

逆にいえば性能に恐ろしくシビアということです。
お忙しい時間を割いていただき、テストしてもらうことになりました、が、H●Sの代理店をされているので、当然、判断基準がそこになります。
サーキットユースでタイムがある程度狙える性能に加えて、快適性もある程度確保するようにとの指令でした(冷汗)。アッパーマウントのキャスター位置、スタビリンクの設定、何よりリアショックの減衰と不快だと指摘されたピッチングの改善に取り組むこと1年以上…
ようやく先日、OKをもらいました…
「サーキットはばっちり!街乗りが少し犠牲になっているかな?かなり良いとこにきてるけど(笑顔)」
えっ…ここまで煮詰めても…
値段どうなるだろお…結構いろんなパーツを贅沢に使っちゃってるなあ…
でもこういうお店さんとのお付き合いはPRICELESSです。本当に良いものを作る産みの苦しみは、会社にとっては商品性能進化のとっておきの起爆剤ですから。