B級グルメ好きのスタッフOです。
営業先が関西、九州、関東、そして海外ということで、いろんなものを食べる機会があります。
そして世界的に今、もっとも注目されているのが「RAMEN」です。
九州の一蘭がNYに出店をしたように、いま、パンチの利いた豚骨ラーメンが全国のみならず、世界的に有名です。
40歳を過ぎた私には、しかしながら、関東で人気の二郎系も、とんこつも、おいしいですが、年齢的にちょっと重いのです。かといって、いまはやりの塩系や上品系は、ラーメンが食べたくなった時の「ラーメンのジャンク感」を満たしてはくれず、なんか違うなあ~となります。
そんな私が個人的に全国的にいろんなラーメンを食べた中で一番なのは、意外なことに栃木県で食べた白河系と呼ばれるラーメンでした。
とらや分店 https://tabelog.com/tochigi/A0905/A090501/9001783/
よし川家 https://tabelog.com/tochigi/A0904/A090402/9001779/
ラーメンが普通に好きな人間だった私にとって、見た目は「え?」でした。豚骨慣れしていたせいでしょう。醤油ラーメンを栃木のショップさんに薦められたとき、あまり期待せずに一口食べました。
瞬間、ぶっ飛びました。もう毎日、一日三食食べたい!と思わせるのです。今まで食べたラーメンはなんだったんだ!と思いました。醤油ラーメンなので、あっさりはあっさりです。しかし、ちゃんとラーメンのジャンク感と、しっかりとしたパンチがきいたダシなのです。トリコという漫画がありますが、あそこで出てくるセンチュリースープを思い出しました。野菜、肉、魚介のすべてのうまみ成分だけを凝縮して詰め込んだ透明スープに、さらにうまみの利いた醤油をぶち込んだような感じです。スープを「噛んでしまう」という表現になってしまいます。そして麺も太い縮れ麺で、ぷりぷりの弾力でスープをびっちりまとってくれます。
白河ラーメンはもともと福島の炭鉱で働く人たちに提供されていたものが発祥とのことで、寒いエリアですから、スープが冷めないようにフタの替わりにチャーシューを全体に敷き詰めているのが特徴だそうです。海の幸、山の幸から抽出したエキスが物足りなくなりがちな醤油スープをしっかりとした、良い意味でのジャンク感とパンチ力を生み出してくれるのです。
実はこのラーメンを食べてから、ラーメン好きの私が、一時期ラーメンを食べれなくなってしまいました。あのスープのせいです。毎月、栃木に行くとショップさんとそのラーメンを食べるのがすごく楽しみになっています。
今でもこのラーメンは最強です。
ですが、灯台元暗しとはよくいったものです。実はそれに近い破壊力をもったラーメンが地元奈良県にあったのです。
奈良県は実はラーメン王国です。全国的に有名なラーメン店が多いのです。チェーン店で有名どころは神座、彩華ラーメン、そして天理スタミナラーメンです。
この3店舗の共通性は白菜を使ったラーメンです。テレビなどでもよく登場しています。特に神座と、彩華は店舗もきれいで、システムもできあがっていて、食べに行きやすいのです。が、私は正直好きではなく、(個人的な好みもありますし、年齢的なものもあるのでしょう)あまりいきません。天理スタミナラーメンは、店舗が古く若い時に行ったきりで駐車場が不便なところなども多く、足が向きませんでした。
先日、お客さんが他府県から来た時、指名で天理スタミナラーメンに行きたいというので、乗り気ではなかったけれど行くと、驚きました。系統は違えど白河系にも通ずるおいしさがあったのです。久しぶりにガツガツたべました。
お休みの今日も朝から行くと決めてました。
https://tabelog.com/nara/A2904/A290401/29006032/
天理本店は食券を自販機で買うのが面倒ですし、屋台は夜だし、面倒だし、ということで、田原本店なのですが、ここがまたあまりウエルカムな店構えではなく、店員さんも愛想は良くなく(笑)、でもそんなことはどうでも良くなってしまうほどうまいのです、ラーメンが。
ダシは鶏ガラベースの醤油味。ピリ辛なスープに、さらにニンニクがはいっています。そしてやまもりの白菜。圧倒的に世間が豚骨系ですが、私は40代になってから豚骨よりも醤油が好きになりました。二日酔いのあとは特に最高です。
生卵をトッピングがおすすめです。
チャーハンと餃子がうまい店も減ってきていますが、ここは昔おいしかった味を彷彿させる味を守っています。
次回は奈良県グルメ情報も掲載を考えます~
なんにもないと思われがちな奈良県ですが、意外とおいしいお店あるのです。