「新商品出したバイ」
と、URAS代表の野村社長。もう出尽くした感があるシルビア、スカラインパーツで、完全新作を発表したそうです。スゴイの一言。
その名も「ハッピーエンド♪®」
http://www.uras.co.jp/Shop/html/products/detail.php?product_id=1562
機能、効能についてはご存知の方も多いと思いますので、詳しくは上記のウエブサイトからご確認ください。
つくるのは大変です。要するに純正と同じ方法で作られています。型代もスゴイだろうし、ロットも大量でしょう。
しかも特許を取るとなると、当社も経験ありますが、費用がすごい。
「社運をかけて思い切ったバイ。テストも2年かけて、自分のクルマで耐久性を実証したバイ」
とのこと。
モノづくりは大変です。まず発想力が必要です。そしてそれを具体的な形としてわかるように図面や絵にして、作り手に説明をします。
そこから費用を見積もりします。そこで悩みます。本当に売れるのだろうか。どれくらい売れるのだろうか。そしてどれだけ売ったらそこまでにかかった設計代、サンプル代、型代、原価が消化できるのかをはじき出します。
その時点で、たいてい夢は終わります。
「う~ん、これだけ売れるかどうかはっきり確証が持てない…」
確証が持てないと、かかる予算考えて足がすくみます。
かといって「これバカ売れする!」なんて商品はそうそう思いつくものでもないし、基本的に売れそうなものはもうみんなが作って売っているものです。
シルビア、スカイラインという水泳に例えるなら自由形という一番競争の激しいジャンルの中で、完全新作オリジナル商品を作り出されたのは、同じ製造業という立場で、スゴイ!と言わざるを得ません。
すっかり日が暮れたURASさんの工場で、ジャンパーがかけられたR34が、仕事人にみえてきました。
負けないゾ。シルクロードも来年、3月までに最低2アイテム、完全新作商品をロールアウトします!