「URAS」「NOMUKEN」といえば、もはや説明不要。日本だけでなく世界的に有名なドリフトパーツメーカー。
http://www.uras.co.jp/Shop/html/index.php
そんなURASさんに到着すると、野村社長が!
先週のD1でのトラブル箇所の修理中で、クルマの下にもぐっておられました!
https://www.facebook.com/nomuken5550
すごいです。会社の社長としての仕事をしながら現役D1ドライバーで、なおかつ自分の手でクルマをメンテしておられます。肉体的にも精神的にも大変なはずなのに、営業マンの私がカメラを向けると、作業中断して面白ポーズの大サービス。
「写真代500え~ん」
関西人の私もおもわず噴き出してしまいます。安すぎますヨ(笑) お客さんにだけでなく、業者の私たちに対しても同じ。スゴイことです。この業界に限らず、どの世界でも「偉くなった」人は態度が豹変することが多いものですが、野村社長にはそれがまったくなく、本当にサービス精神豊富で、どのイベントでもとんでもない人気の理由がわかるような気がします。
ふと、駐車場を見ると、前回訪問時には気づかなかったデモカーが!
めちゃくちゃイイ!
特にリアのこのディフューザー!
これは、市販品じゃなく、競技用デモカーワンオフだろうか…?
「お、いらっしゃ~い」
と渋い声の関さん。関さんはURASの販売部の要のエライサンです。なおかつアイデアマン。
「市販品ですよ~。特に新商品のリアディフューザーは、生産追い付かない勢いで困ってます」
http://www.uras.co.jp/Shop/html/products/detail.php?product_id=1629
新商品って、想像以上に作るうえで、大変です。一つ作るだけでも、設計、コスト計算、試作制作代、型代、テスト、市場調査、在庫リスク、送料計算、などなど、スタートする前から色んなコストもかかります。
URASさんでは、いつもこのオフィスで商談をさせていただいております。なにせ、シルクロードはURASさんの代理店をさせていただいていますから、新製品はチェックしておかないといけません。
なお、店頭販売もしておられ、個人さまが結構頻繁に購入にこられるそうです。
在庫量は半端ないです。
URASファンなら涎がでるような光景です。
いつも何か新商品が増えています。ソフトパーツも…
ハードパーツもドンドン増えていきます。
今回、ウエブカタログをチェックすると、なんと新商品が58アイテム…
http://www.uras.co.jp/Shop/html/products/list.php?category_id=732
同じアフターパーツメーカーの視点からみても脅威です。
グッズはもとより、先ほどのS15のエアロキットなんて、とんでもない造形ですから、デザイン画の制作から形になるまで大変なのは明白。
かと思えば、「ハッピーエンド」で大ブレーク中の、シルビアの特殊タイロッドエンドなど、アーム類のハードパーツもどんどん増えています。
これまた気になるのが、ヘッドライトカバー。
純正ヘッドライトの部品が異常に高騰したり、製造廃止になるなどの状態が続いているシルビア、スカイライン。こういう、レストア向けのパーツから、過激な外装、サーキット用のハードパーツ、ありとあらゆるドリフト層、そしてカーライフを楽しむためのさまざまなニーズをすべて網羅する勢いで、商品がどんどん増えています。
戦う社長が率いるURASさんだからこそ生み出せる新商品と新バーツたち。
そして、私は個人的にアイデアマン関さんから、色んな商品アイデアをいただき、来月までにその宿題をおわらせなきゃ、と嬉しさ半分、プレッシャー半分で、いつも気合を注入されています。
「若者のクルマ離れ」、なんてURASさんで発言したら笑われちゃいます。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」どころではなく、「おもしろいにきまっとるじゃろ」と言わんばかりのURASさん。私達シルクロードも負けてられません!