JA4のトゥデイ用から始まった軽自動車用のエキマニシリーズ、いよいよHA23Vアルト用の開発に入りました。
当社はエキマニの開発は各車種、それぞれ色んなショップ様にご協力いただいており、最近ではSR20ロングエキマニは3UP様にプロデュースしてもらいました。
今回のHA23の開発は愛媛県の山岡商会さまにお願いしました。当社とは長いおつきあいのあるショップ様で、社長自身は長年レース活動をされています。そしてそのパワーチェックを受け持つのは、同じく愛媛のレーシングサービスコシミズ様。こちらもラリー、ダートトライアル界では老舗有名ショップ。
http://jaf-sports.jp/shop/detail_000144.htm
ステンレスは4万円前後の量産価格を狙っています。また山岡商会さまではスチール製を販売予定で、非常に楽しみです。
当社の軽自動車用のマニフォールドは、JA4トゥデイ用が初めてでした。
http://silkroad-jp.com/portfolio-2/exhaust/ex_exmani
過去、20年以上前からシビック、インテグラ、ロードスター、アルテッツア、エボ、インプ、AE86、シルビア、スカイライン用など多種の乗用車用をラインナップしてきましたが’(一部廃盤)、10年ほど前から軽自動車の耐久レースの盛り上がりを受けて、開発を開始してきました。当初はそんなに要望は無いと思っていたのですが、JA4のマニフォールドの人気を受けて、他のラインナップも増やすことになりました。
こちらはエッセ、L235。
このマニフォールドは珍しく当社で行いました。当社の開発者がたまたまエッセで遊んでいたんです。また、旧車とよべるレベルに達したPP1ビート用も発売を開始。こちらも人気です。
軽自動車用のマニを、あまり大手メーカーが手掛けないのは、リスクとコストのバランスだろうと思います。マニというのは、マフラーよりも環境的に割れなどのトラブルが出やすいことがあり、その上軽自動車は、大半のパーツの製造コストは変わらないのに、乗用車よりは安く販売しなければならないことが多く、正直、製造側としては販売面では厳しいのです。当社はもともと会社のコンセプトが、自動車文化の発展への貢献。軽自動車は若い人たちの自動車ライフのとっかかりとして優秀ですし、維持費などのコストパフォーマンスがよく、もちろんチューニング、ドレスアップ、レジャーなど幅広い受け皿をもっています。そういう背景もふまえ、お手軽に遊んでいただけることを念頭に、過去の乗用車の量産経験を活かし、定価を3~4万という、マフラーと変わらない金額設定にしております。
そうそう、こんなコラボマニもあります。JAWS山本さんが開発し、当社がOEM量産させていただいているK6Aのマニです。
http://jaws-yamamoto.com/parts/101.html
当社では絶対にたどり着けない、抜群のレイアウトです。アダプターを装着すればJB23ジムニーにも装着可能。こういうマニを見ると、やはり専門ショップさんの技術、知識には脱帽です。当社は量産のプロですから、こういった専門店さんの協力があれば鬼に金棒です。
まだまだ軽自動車用のマニも、パーツもドンドン開発していきますよ~。
軽自動車は今や世界が注目する日本独自の規格から生まれたクルマ。さて、今日はその道のプロであるJAWS山本さんを訪問しま~す。