台風一過 仕事再開!

本日、通常営業開始です。

昨日通行止めになっていた関西の高速道路網も、現在ほぼ開通。ただし、関空から南、和歌山方面はまだ復旧中のようです。

http://www.jartic.or.jp/

正直、そんな大きな台風という実感はありませんでした。お取引先さまから心配の連絡が来ても、「思ったより凄くないです」と返信していました。家で待機していたのですが、風は確かに強いものの、雨は少ないし、外出しなきゃ大丈夫だな、程度。夕方には通り過ぎてましたし。

今朝、ニュース見てビックリ。関空とんでもないことになってる!大阪市内も凄い画像がでてきます。ちなみに当社のお付き合いのあるショップさんでも、まあまあの確立でシャッターや屋根の破損の話はありました。こちらはイーカスタムさんから来た、看板が破損した写真。

こういうお店では仕事と同時にこういった修理修繕、片付けなどがあるので、もちろんとても大変です。

ただ、毎回のことですが、メディアも視聴者の目を奪う情報だけを集中してピックアップしますので、関西全体がとんでもないことになっているようなイメージですが、そこまでとはいえません。もちろん、被害にあわれた方も居られますし、現在も関空を中心にインフラのダメージはありますが、自然災害はどこにも起こるもので、今回も、その一つといったところ。ワタシが勝手に決め付けるのはオカシイですが、テレビ報道イメージは誇大部分が多い、と思っています。

 

朝から、「関空孤立、コンビニ食料尽きる」なんて〇AHO〇ニュースでミスリードするようなタイトルの記事もでていますが、コメント欄には、「関空自体に備蓄食料も十分準備されていて、実際にすでに配布されているのに…」という声もあり、最近のメディアの偏向、劇場型報道に振り回されないヒトが多いことにもホッとしました。

お𠮟りを受けるかもしれませんが、ワタシはこれまたメディアや芸能界が食い物利用しがちな、「がんばれ〇〇」的な運動は正直好きではありません。それは、以前、台湾の大地震の際に現地に居合わせた当社の部長と社長の体験談を聞いているからです。

「淡路阪神大震災レベルの大ダメージで、インフラも街も滅茶苦茶だったけど、台湾の人は凄いわ。『国の援助や救援はどうなっている!?』『どうしたらいいんだ』みたいな声はまったく無い。皆、自分たちで助け合うのはもちろん、震災のその日から商売もはじめてたんや。日本なら非難する人もいるかもしれんが、商売してくれることで、食べ物も、欲しいものも手に入りやすくなるし、活気もでるし、何より街が明るくなる。悲惨さをアピールしても仕方ない、そんな逞しさを感じた。それに一番の復興は仕事をすることやしな!」

同情するより仕事くれ!ということデス!そして仕事は「頑張れ」なんていわれなくても、して当たり前!ということで、ワタシも仕事!

朝一番から、ご近所のシートレールメーカーのカワイ製作所、川居社長が来社。60歳を超えても仕事も食欲も現役バリバリ。70歳になった当社の代表も、いまだに出社時間は一番ノリ。化け物ズです。ちなみに社会学でも、働くことは、社会との接点であるという定義があり、重要視されており、もちろん家事も仕事のひとつとして定義されています。一生働く、それが幸せなんだと二人を見て実感します。

http://www.kawaiworks.com/

「すごい台風やったな。会社、ギリギリセーフやったわ(笑)」

とのこと。お互い一安心。

カワイ製作所の仕事用に購入されたN-VAN、近々開発車両として当社に入庫いただきます。N-VANのシートレールと牽引フックは開発終了した様子です。レカロシートが装着済み。

こちらはシュピーゲルさんからお借りしているS660で、エンジントルクダンパーの開発開始。他にも数点スタート。開発中の専用ドリンクホルダー、タブレットホルダーも反響をいただいております。また、発売開始したS660フロントピロアッパーもすでに注文いただいており、このクルマへの関心度の高さに改めて驚かされています。

スーパーキャリーもみやびオート様からお借りして、今回はリーフスプリングの開発に入っています。最近、ハイゼットのリフトアップとローダウンリーフ、バックオーダー状態に頻繁に陥るほどご好評いただいております。売れると思っていなかったので、生産量が少なかったので、今後、生産体制を見直しかける方向です。

これ以外にも、新型スイフト、ハイエース、そして新型ジムニーが型取りで入庫予定。やること満載。