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大坂なおみ選手、凄かったです。
日本のメディアの過剰反応にげんなりし、純粋な彼女を毒さないでも欲しいと思う一方、世界一という高みに達した人間が、とりつくろわず、等身大で正直に発する、生々しい言葉には、社会で働く私たちがドキッとするものがいくつもありました。
彼女が今回、口にしていた「PATIENCE」(ペイシェンス)。日本のメディアは単純に「我慢」「忍耐」と訳していました。日本人になじみがある表現だと思うのですが、日本人の「我慢」と、欧米人の「PATIENCE」は根本が違うと、英語をかじった私は感じます。
日本人は、「我慢」することそのものに美意識や価値を感じます。それがどんな理不尽なことであっても。結果、戦争ではカミカゼ、最近ではブラック企業で死んでしまう人が後を絶たない。ワタシは日本流PATIENCEには疑問を感じます。
辞典をよく読むと、「我慢」以外にも、「困難なことを達成するために着実な努力を積み重ねること」と説明があります。ワタシは、コーチはこのPATIENCEを彼女に伝えていたんだと確信しています。明確な目的があってこその我慢。日本人はこの「目的」がよく抜け落ちるんですね。
我慢しすぎて熱中症で死ぬ老人、我慢がまったくできず、優先席に悠然と座る若者。う~ん、大坂選手は日本国籍だとメディアが世界に自慢しているけど、彼女は日本では育っていません。だから、純粋で素晴らしい心の持ち主である彼女の存在は、現代の日本への皮肉とも思えてしまいます。
さて、そんなシルクロード、現在PATIENCE中です(笑)
新型ジムニーの部品、たくさん開発したい。そのために、旧型ジムニーJB23も数年前から着手して、新型への対応準備をしてきたんです。でも、型取り車両がまだ入庫しないんです… そして、一番作りたかった商品、ジムニー用車検対応フェンダーですが、すでに他社から発売が開始されています。
9mmワイドフェンダーは当社が近年最も力を入れている商品。
9mm で車検対応(継続車検)、取り付けは基本両面テープ。原則塗装不要。届いたその日にDIYでも装着できるワイドフェンダーというコンセプトはありそうでなかった商品。おかげさまでHA36アルトワークス用は大変な反響をいただきました。
今回のジムニーはまさにその第2弾。あせる気持ちを笑うかのように、大人気のジムニーはなかなか納車されず… 他社さまは涙ぐましい努力で、カッコイイものを発売開始…
そう、そんなときに大坂なおみ選手のプレーを見たんです。まさに今PATIENCEのとき… 「シルクロードさんのを待っているよ」的なコメントもいただいており、今何ができるかといえば、途中経過をお見せすること。まずはオリジナル。
HA36アルトワークス同様、スズキは最近の車種はどれもプレスラインを作っています。コレは軽自動車の規定である車幅一杯にボディを広げた上で、なおかつタイヤスペースを確保し、視覚効果に加えて、コストダウンにも貢献する素晴らしい手法。
でも、HA36アルトも同様、このプレスラインが逆にチープな感じにつながっていることも否めません。そしてデザイナーさんも、本来作りたかった形は、シエラを見れば一目瞭然!
そう、プレスフェンダーが完全に隠れるくらい上部にまでフェンダーがかぶっているんです。この本来のデザインに近づけるには、HA36アルト同様、プレスラインを隠すフェンダーを作る必要があります。それを踏まえてできた現在の予定画像が完成しました。
ここでキーになるのが、製造方法と材料がFRP整形ではなく、真空整形でのABS素材であること。当社が近年力を入れている真空整形は異常に高い精度がでる手法なので、このプレスラインにぴったりはまり込む形状を製造することが可能。FRPも職人さんによっては可能かもしれませんが、相当難しいといわれています。
また、ラフに使える車、というイメージのジムニーですから、ABSプラスチック材料はうってつけ。純正バンパーなどと同じ材料なので多少ぶつけたって破損することはありません。
そう、後発商品となった以上、二番煎じではない、利点、オリジナリティが必要です。当社ではプレスラインを消すことでのワイルドかつ車検対応な9mmサイズ、なおかつ強靭な材質で作る、という方向性で開発準備をしています。
それだけではなく、すでに完成しているビッグローターキット、シミーキャンセラー、ラテラルロッド、ダウン車高調など、多彩な商品が販売開始、または開発中。
よし、ちゃんと新型ジムニーというクルマと向き合えている!
「大丈夫、大丈夫、お前はできる、出来る子なんだ」
ワタシ、ホモっ気はありませんが、大坂選手のあのイケメンで優しいドイツ人コーチが、優しくまっすぐに彼女の目をみて、彼女を勇気付けるシーンを見て、 ”惚れてしまうやないかー!” 状態でした。ワタシもあんな男性だったらモテるんだが、実際は程遠いな…
とにかく ”急がば回れ、急いては事を仕損じる” です。デジタル、ITの急な発達で、どうも私自身もせっかちになっていたような気がします。あせるときほど深呼吸。
そう、オレは出来る子だ、素敵だ、よく頑張ってるよ…うっとり…(自分しかほめる人がいない)
「社内でいつまでグダグダしとんじゃ!営業マンはとっと営業に行って来い!」
社長が怒鳴ってるョ… は~い…(´・д・`)
真空成型の記事です~↓
アルト ワークのテールランプを装着できる新型ジムニー用リアバンパー開発してください🙇♂️ フェンダー期待してますので頑張ってください。
7092さま
コメントありがとうございます!
リアバンパーにアルトワークスのテールライトとは、面白いアイディアですねー!
実は、開発途中の、ハイゼットなどに使えるLEDライトがあるのですが、それも使えたら面白いなー。
クルマにとって一番大事なのは後ろ姿だと、この業界が長い人ほど気にしています。バックシャン(死語)ですね。
リアをきにされるあたり、かなりの自動車ツウな方ですね!
フェンダー、サイドステップ、内装は企画中ですが、リアバンパーかー。予算オーバーになっても、なんとかしたいなー
ヒキさま
嬉しい!コメント本当にうれしいです(涙)
納車待ちですか… いいなあ…
一番楽しい時期。自分の選んだクルマの装備や色は、実車はどんな感じだろうか、どんなパーツつけようか、どこに行こうか、などなど妄想が膨らむときですねえ。うらやましい。
現在発売中のアルトワークス用が¥39,800(税別定価)。新型ジムニー用も、同価格を狙っています。FRP製品というのは製造側の殴間しい努力があればとんでもなく安いものもでてくると思いますし、すでに発売されたものも¥29,800で出ています。ただ、当社製品は見た目はFRPと同じように扱われるのですが、真空成型のABSプラスチック製。精度がFRPと比較して高く(もちろん腕利きの職人さんならFRPでも精度でっるす)、純正バンパーと同様の素材なので、後付け感が非常に薄くなるメリットがあります。また、耐衝撃に非常に強いので、非常に割れにくいメリットもあります。
製造方法と材質の違いで値段は激安は難しいかもしれませんが、それ以上の満足感がある商品だと自負しております。
また、サイドステップも作る方向で考えております。シエラはカッコイイフェンダーがめだっていますが、同時にごついサイドステップが視覚的にも効果的です。アルトワークスの当社のフェンダーをNA車両につけると違和感が少しあるのですが、その理由はワークスに純正装着されているサイドステップがNAには存在しなかったからだと思っています。新型ジムニー用のオプションですでに発売されていますが、5万円ほどします。これも半額程度をねらっています。
目標発売時期は、本年度中。納車が先が、当社が先か、競争ですね(笑)
最初のブログからコレだっ!と決めてます!
フロントバンパーからリヤバンパーまでの繋がりの良いデザインだと良いなぁ。
もちろんお値段もリーズナブルな価格だと嬉しいですね!
納車待ちなので、色々妄想してます(笑)
ヒキさま
「最初のブログからコレだっ!と決めてます!」
凄い殺し文句です。ズキューンされました!
バンパーとの一体感が、やはり重要ですかー。こういう提案は、本当に助かります。意識してデザインの打ち合わせを職人さんとさせていただきます。
リーズナブルであることは、本当に重要ですよね。私個人も、昔、愛車にオバフェン装着したことありますが、取り付け、代車、塗装などで、合計20万近くかかった上、1ヶ月ほど完成まで待ちました。
そんな経験から真空整形という技法とABS樹脂という素材に惹かれて始めた商品です。とにかくできるだけ価格を抑えます。また、送料も160サイズに収められたら、常識的な送料になります。
今どき、こんな面倒なコメント欄にメッセージを送っていただけたことが、当社スタッフのやる気に繋がります!ありがとうございます!
開発情報がでるとと待てますね〜!
期待が膨らみます。(二番煎じだろうとかなり期待してますよー!)
製品化したときにサイドウインカーにかかってしまうのかどうかが気になります。
個人的にはかかってないほうが自然な気がして、納まり的にも。
納車が来年と思われるのでゆっくり待ちますよ〜!
フェンダーがあると格好良さ倍増ですね。
モジュールさま
嬉しいです。本当に嬉しいメッセージありがとうございますm(_ _)m
サイドウインカー、要注意ですねー
アルトワークスのフェンダーの時も、2次元の画像を立体化すると、予想していなかった色んな問題にぶつかりました。事前に注意すべき部分がわかっていると、問題対応も容易になります。
情報ありがとうございます
そして、勇気のでるコメントありがとうございます!
プレスラインに沿ったシンプルな形状の製品も企画して欲しいです。
パッと見、純正? シエラ? みたいな感じで。
アルトのフェンダーが名品なので、ジムニーにも同じテイスト熱望します!
三宅さま
ありがとうございますm(_ _)m
アルトワークスのフェンダー、当社にしてはかなりの冒険であった商品です。それを、名品といっていただけると、正直、涙がでます。
プレスラインを超えるのではなく、ギリギリにする、ということですね!かなりアリです!
すでに発売されているものは、あのラインは避けていますから、ピッタリ塞ぐ形状は、純正風に最もちかいですからねー!
息の長いクルマになりますから、数種類、出すことも意識していますので、こんな提案はとても嬉しいです!ぜひ参考にさせていただきます!
はー、開発費あれば、一気に数種類いきたいなー
貧乏暇無しの会社なので、気長にお付きあいいただければ幸いです(笑)