LA400コペン用 コンピューター by PAL SPORTS!!!

今日は大切な新規お取引先を訪問@岩手県。生まれて初めての岩手県です。「じぇじぇじぇ」のイメージがありますが、あれは海側の久慈方面。今回の重要ミッション先は、盛岡市から30分ほどのPAL SPORTSさん!

http://www.palsports.co.jp/

当社からはちょうど1,000キロ離れています。でも、不思議なご縁が重なっての今回の訪問。

「よぐ来たねェ~」

と大坊社長に迎えていただきました。確かにお互い、相当距離は離れていますが、聞けば何十年も前にラリーやダートラをやっている時代は、当社製品を使っていただいたこともあり、当社は当社で有名なコンピューターショップとして昔から存じておりました。

今回、当社はどうしてもお取引させていただきたかったのは、LA400コペン用のコンピューター。解析が非常に難しく、多くのメーカーが長年苦戦してきたところが、最近になって解析成功できたウワサがあり、それがPAL SPORTSさんだと知ったのが今回の経緯。

「いや~、過去に無かったタイプだね。ダイハツのクルマだけど、明らかにトヨタで作っているのと同じところだろうね。似ているよ。普通の方法じゃあ、全然ムリだった」

「解析が終わって、90馬力仕様のデータの最終精査をさせてもらってるんだけど、ビックリするくらい楽しいねえ、コペン。旧型より劣る印象が最初はあったけど、コンピューターが解析できて弄ってあげると、激変しちゃった」

聞いているこちらもワクワクしてきます。

ただ、お話を聞くと、相当大変だったことが分かります。トヨタ方式はノーマルデータがなかなか引き出せない上、ダミーでかく乱するようにもなっているようです。また、数字を引きずり出しても、意味を理解してどこをどうすればいいかは、手探りで一つずつつぶしていくしかない、とんでもなく気の遠くなる作業のようです。

そんな苦労の塊の基盤などを惜しげもなく見せてくれ、写真も撮らせてもらったのですが、ワタシ的には自主規制でモザイクにしておきました。

苦労の末に隅々まで解析したからこそ、しっかりと封印が解け、サーキットという戦場で戦えるクルマに変貌します。

それにしても耳を疑うのはコンピューターチューニングの凄まじさ。カタログ値64馬力のクルマ、実馬力は怪しいものが多い。それがエアクリ、マフラー、コンピューターだけで90馬力を超えてしまうなんて… およそ1.5倍ですよ… とんでもない… ってことは、シャア専用ザクの3倍速は、連邦軍には相当脅威だったんだなあ。

アルトワークスのコンピューターもモチロンあります。

「チューニングショップだけではいずれやっていけなくなると感じて、動力性能をあげるパーツの専門家になろうと20年くらい前に決意したんですよねえ」

キノクニエンタープライズさんと同じ考え。しかも同じような時期。

http://silkroad-jp.com/silkroad/40th-anniversary-talk

先を見通す力をお持ちの社長がいる会社が、30年、40年と続いています。

強化アクチュエーターも対応車種がたくさんありました。クランクプーリー、カムシャフト、各種カプラーなど、速さに直結するパーツが多い上、対応車種が多く、軽自動車用が豊富なのが嬉しいところ。

これはエンジン載せかえ済みで、明日公認車検を控えたミラジーノ。

説明してくださる様子から、根っからのクルマ好きだなとはっきりと伝わってきます。

クルマのことを知らない営業マンに根気良く説明を続けてくださります。

目的のコペンよりも、個人的に超気に入ったのがコレ!DA64マニュアル車も、コンピューターチューン済み!こちらもなんと90馬力!基本はコンピューターとちょっとしたマル秘アイテムのみ。このキットも販売させていただきます!

近所のおじさんが、

「荷物つんだら全然はしんなくて大変なんだ。なんとかしてくれよ」

から開発が始まった、実用コンピューター。これはオモシロい!

ということで、正規代理店をさせていただくことになりました!めちゃくちゃ嬉しい!だって、シルビア、スカイライン、RX-7、ロードスター、シビックなど、本来、若い人が安く購入できる入門車がどんどん高額になり、廃盤部品が増えている今、関西以外では日陰の存在だった軽自動車が、今、急速に注目されています。けれど、コンピューターが解除されず、能力が封印されたままだと、LA400コペンの発売当初のように、市場から敬遠されることがあります。

だからこそ当社は今回、パルスポーツさんの商品を僭越ながらもっと広めさせていただきたい、と思ったのでした。よかった、来てよかった。ということで当社は本日より取り扱い開始!見積もりいただくにもアイテム数が多すぎるので、まずはLA400、アルトワークス、ジムニー、エブリから重点的に取り扱いをしていきます!お問い合わせお待ちしております!

さて、ここからは蛇足。

クルマで移動がメインのワタシ。関西から九州、関西から関東へ毎月移動しており、北関東まで脚をのばしていますが、今回あらたに東北が加わりました。

こうやって登録した場所を見ると、日本中にこれだけ知っている人がいるんだと嬉しくなります。ちなみにハートマークは怪しいものではありません。裏道の目印(汗)。これだけの知り合いがいると、B級グルメ探しがはかどると言うものです!

ただ、栃木県から北は、今回のPALさんしか無いので、クルマでは行きませんでした。久しぶりの新幹線。

福島県に初上陸! 日本一のラーメンを求めて!

前回のブログの通り、午前中に栃木県のお客さん&友達の藤森君と日本一うまいラーメン県、福島県の白河市の新白河駅を新幹線で出発!

行きはガラガラでした。これなら指定席じゃなく、安い自由席にすればよかったと思ったのですが、そうもいかないことに気づきました。

なんと、東北新幹線には、「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」「こまち」「つばさ」などたくさんの種類があり、今回利用した「はやぶさ」は指定席しか存在しない新幹線だったんです。自由席がある他の新幹線が安いんじゃないか、そちらにしよう、と思って到着時間を見ると、2時間半で到着するはずが3時間強かかるなど、全然ちがうんです。

なので、ケチなワタシですが、日帰りなので指定席、となりました。

福島県→宮城県→岩手県を乗り換え1回して到着。

どうしても距離が離れたところに済んでいる人間は、メディアを鵜呑みにしがちで、震災以降、福島の海側のダメージの大きいエリアばかりを報道するので、ワタシも郡山駅、福島駅で大きな都市をみて、驚いてしまいました。そりゃそうだよ、県全体が壊滅的なわけが無い。ほとんどのエリアは日常が戻っているモンね… 

やっぱり報道の偏りって、怖いな、と感じます。メディアだって正義づらするけど、視聴率上げて、スポンサーからカネもらうんだから、日常の普通の福島を映すより、わざと悲惨なところばかりをクローズアップするんだと、改めて感じてしまいました。トランプさん、あんたのいうとり”フェイクニュース”だ!

スマホがあるおかげで、電車オンチの私でも、初めての場所でほとんどあせらず、確実に目的地に向かえます。でも、グーグルさんでも教えてくれないことがありました。在来線の東北本線にのったときに、ソレは起きました。

新幹線から在来線に乗ろうとした電車のドアが全部閉まってます。「あちゃー、ギリギリのりおくれた~」と、ベンチに座って目の前の電車をみても、ピクリともせず、発車しません。と、そこに、おばあちゃんが、杖をつきながら、ヨボヨボと電車に近づき、なにやらボタンを押すと…

ひらけーゴマ!見たいな感じで、そのドアだけがサーっッとあいたんです!一瞬、ポカーンとなりました。そして、ワタシもおそるおそる近づき、ボタンを押すと…

やったー!あいたー!乗れたー!!!!!

その後が問題でした。嬉しくてすぐにイスに座り、スマホを弄り始めると、あのヒントを与えてくれたよぼよぼのおばあちゃんが、

「ちっつ!」

と大きな舌打ちをしたのです。びっくりしたワタシがおばあちゃんと見ていると、スタスタとドアのほうに行き、今度は内側にあるボタンを押したんです。すると、ドアが開けっ放しになっていて、それが、ス~っと閉まったんです。「し…しめるのも…手動だったのォ~…」と、ワタシは顔を赤らめて、しばらく下を向き続けました(汗)。

後から考えると、冬場、雪が降ったとき、開けっ放しだと寒いので、これがこちらでは当たり前なのでしょう。1000キロも離れると、同じ日本でもまあまあ違いがあるんだなと思いました。

そして、PAL SPORTSさん最寄の日詰駅に無事到着!いや、楽しい。GOOGLE MAPとスマホがあれば、日本全国どこでも、他人に聞かなくてもいけるゼ!プチトラブルはあったけど。

で、先ほどの逆の行程で、栃木県まで帰ったのですが、途中、新幹線こまちと、はやぶさの連結合体シーンを見ました。卑猥でした。昆虫の交尾を見ているような感じでした。それと、東北の女性は皆さん美人が本当に多かった。目の保養になりました。佐々木のぞみクラスがまあまあ普通にいたので驚き…

でも、ワタシは”おっさんズ ラブ”。今朝、福島で一緒にラーメンを食べて、駅まで送ってくれた藤森君が迎えにきてくれました。いや、まじ嬉しいッス。

彼の会社のJUSTICEさんによって軽く打ち合わせ。このデモカーはVIPカー好きなら誰もが知る凄いクルマ。雑誌やテレビにも登場しており、数々の賞を総なめにしてきました。

JUSTICE ホームページ

作業中のクルマを覗いて驚愕…これ、一見普通のBbにしか見えません。でも、このボディカラーは純正には存在しません。

俗にいう、オールペン車なんです。

でも、はずせるすべてのボディパネルをばらばらにして、丁寧に仕上げるので、まるで純正。写真では分かりづらいですが、実車で、ボディを超接近しても、純正塗装にしか見えません。色の絶妙さに加えて、わざと純正に見える、肌を残す、という仕上げをしているそうです。なんでも出来る人ですが、板金塗装のレベルは、賞の数からも想像できます。

送迎のお礼にお食事。どこでもいいといったら、

「ボク、実はハンバーグ好きなんで、フライングガーデンの爆弾ハンバーグになりますけど、イイッスか?」

http://www.fgarden.co.jp/

関東一円で有名なチェーン店。でも、ハンバーグのニクニクしさと美味さは、ファミレスレベルではありません。専門店レベル。

あんなにラーメンツウで、食い物にウルサイ彼が、実はハンバーグ好きというのがまたかわいい(笑)

もう、8年近いお付き合い。

ワタシは元々クルマに関係無い業種の人間でしたし、シルクロードに入社したのも、海外輸出入の担当者ということで、営業マンにだけでは絶対になりたくない、と思ってきました。

11年前に、商品理解、お客様からの情報収集をしてモノづくりをするために、営業マンになるように命じられたときは、「イヤだ」と言いかけたほどです。元々アニメ、ゲーム好きの引きこもり系ですから。

でも、営業マンになって人生が大きく変わりました。こうやって日本中の色んな人に会い、長い付き合いになると、その人たちの色んな人生のストーリーを教えてもらったり、苦しかったこと、楽しかったことなども聞けることがあります。藤森君も、ワタシとの付き合いで仕事先が変わり、そのドラマチックな展開も見てきているわけです。

いろんな人や会社の誕生や挫折、倒産、大成功を一緒に経験することもあり、その時々で当社製品が活躍することもあります。

それにしても、気を使わない男同士のメシがうまい。「おっさんズ ラブ」はええなあ。

明日からも関東のショップさんで、おっさんズ ラブ の楽しい出張が続きます!