すべてがオシャレ… 初訪問のフィアット、アバルト専門店、TRUCCOさん。
シルクロードのお取引先ではありません。同行営業中のカワイ製作所さまの関係先。
敷地もかなり広く、ショールームはオシャレなカフェでした。
同行営業すると、普段、当社が寄らないようなジャンル違いのお店を見れるので、楽しい。
イタリアのオシャレなイメージに負けず、機能の塊のレースカーでさえ、必ずオシャレ!
年齢に応じたオシャレを嗜むイタリア人のように、古いクルマも新しいクルマもみんな素敵です。
絵になる~ね~。レースカーでさえ、オシャレなホテルの前に違和感無く溶け込めるほどの粋なたたずまい。
ひゃー!レースしたことが無く、興味も無いワタシですら、このスタイルのまま街中を走りたい!
泥臭い田舎もののワタシには縁の無いイタ車(痛いほうの車ぢャァありませんョ)。カッコイイなあ。メンテに入っている古いパンダも改めて味のある素敵なクルマ。
どこを切り取っても絵になってしまう。
クルマ好きジャ無いワタシ(営業マンのクセに)でも、気になるものばかり。
欲しい…
でも、一番気になったのがコレ!
124スパイダー!
ロードスターをベースにフィアットがクルマを出した、という話はうっすら記憶していたのですが、当社は日本車がメインなので、そんなに意識していなかったのです。
なんだよこのとんでもない色気…
ハンサム。
写真撮りまくりました。歳をとった最近はスーパーカーを含めても、「絶対に欲しい!」と物欲センサーを刺激すようなクルマはそんなにありませんでした。
最近だと、JB64ジムニーくらい。その前はZ33。速いことも大切ですが、オシャレで、やはり普段から気軽に乗れるというのは重要。でっかい高級車なんて、自分で運転するならすぐにイヤになりますモン。ワタシは見得で乗るより、実用性とオシャレ性能重視派。
代表の橋本さまからこのクルマのことを色々教えてもらいました。
「タワーバーなどはマツダスピードのロードスター用が装着できますし、室内の造りも結構同じだったりする場所が多いんです。大きく異なるのは外装、ブレンボのブレーキ、そしてターボエンジン。それでロードスターよりも100万円UPほどなので、バーゲンプライスですよね」
シートレールの工場である川居相談役からも、
「シートレールもロードスターと同じだったよ」
と教えてもらいました。
日本生まれの外車、ということで、急に親近感が沸いてきました。今、FRレイアウトのターボエンジン車は新車では存在しません。シルビアなども旧車化が進んでいます。スポーツ走行をする人にはたまらないメカニズム。
話題になっている新型スープラは、BMWがベースのトヨタ車。となると、日本でチューニングパーツを開発する上では、色んな不安があります。外車は日本車の工具があわないことも多く、また電子制御システムも気になるところ。
サスペンションジオメトリー、走行性能に定評があるマツダのロードスターに、官能的なイタリア製ターボエンジンを積み、イタリア紳士の外装をまとった壊れにくい日本車とイタリア車のいいとこ取りのハイブリッドは…
まさにイタリア人と日本人のハーフタレント、加藤ローサさん!
このアバルトのマーク、かっこいいよなあ。
アバルトという名前はもともと創始者のカールアバルトさんの名前が由来だそうです。
小さくてもピリッと刺激的で、強い、そんなイメージはまさにカールさんの人生そのもの。とにかくレースが好きで、勝つことにとことん拘った人だそうです。
さてそんなトゥロッコさんはたくさんのパーツを用意されています。
当社もお付き合いのある、TOP LINEさん。取り扱いの商品の中には、有名なサスペンション、アラゴスタもあります。実はTOP LINEさんのご代表は元々マツダスピードの方で、当社はその時代にショックアブソーバーのテスターを購入させてもらったことがあります。(今も元気にそのマシンは働いています!)
どのパーツもオシャレで、なおかつ機能性も高いのですが、一番気になったのは…
牽引フックとナンバーオフセットステー。先ほどの124スパイダーも、ナンバーが超カッコよかったのはこのステーのおかげ。
また、牽引フックも今まで見た事が無いオシャレな形状。
凄いイイ刺激をもらいました!他の同業社と同行すると、違う世界に触れられて勉強になります。
当社ではND5RCロードスターの部品もありますが、もう一度本腰を入れたいな、と思わされました。また、124スパイダーにも挑戦しようかと思っています。だって、せっかくのFRターボ。どうやら最近は国内ジムカーナの競技車両としても人気だそうで、調べれば意外と当社にも縁があるクルマに見えてきました!
さて、同行出張の旅はまだまだ続きます。