北関東、関東、関西、四国、九州を過去営業してきました。その中でも時代や流行に左右されずにスポーツカー熱量が高いと感じるのが九州の北九州と福岡（完全にワタシの主観デス）。今日は北九州を営業です。
全国的に有名なHKS九州サービス。
HKSの看板を掲げる老舗。
竜円社長はもともと皆様を取り締まる側（笑）のご職業に大昔に就いていたこともあるそうです。HKSの看板を背負っているオーサーズライズドディーラーとしてふさわしいチューニングに長年携わっておられます。
先日、対応準備を予告されていたLA400コペンもすでにパーツ開発が終了して販売開始されています。新型スイフトはもちろん対応済み。
アルトワークス、ジムニー、S660などにも対応されておられます。
けれどHKS九州サービス様のコンセプトは、「ターボ」。ブーストアップはもちろん、タービン交換、セットアップだけでなく、ターボ車の無い車にはこのフィットのように、ワンオフで作ったボルトオンタービンキットが装着されています。つまり、どんなクルマでもパワーアップしてしまうのです。
最近購入された社長のNSX。超カッコいい。ぶっちゃけ、私は新型NSXより初代が大好きです。
「こいつにスーパーチャージャー作ろうと思ってるんだよ」
「昔、17台くらい、どこかのディーラーかショップでホンダ純正としてスーパーチャージャー仕様があったんだよ。当時は凄かったけど、今はスーパーチャージャー進歩しているから、すごく良いキットを作る自信があるんだよね」
広大な敷地に旧車、ネオ旧車、スポーツカーが大量に保管されています。中古車販売もされていますが、大半が社長が購入して、「アレをつくろう！」「こんなクルマにしよう！」と考えるうちにどんどんたまっているようです（笑）
ナニしているんでしょうか？
「お客さんがシルビア探して欲しいといわれて、長期放置してあるのをみつけたんだけどさ、長期放置してあったらいったんガソリンタンクを掃除して確認しておかないと錆びていることが時々あるんだよね。もちろんそのままエンジン掛けると最悪はクルマが壊れちゃうからね。この作業だけで一日仕事だよ…」
スポーツカーが海外で人気で流出しているうえ、自動車メーカーが手ごろなスポーツカーをあまり作らなくなって久しいため、旧車、ネオ旧車価格はますます高騰しているそうです。だからこそ、購入するときは信頼できるところから買わないと、ちょっと安いからと怪しい中古車に手を出すと、大損する可能性もあります。HKS九州さんはスポーツカーの中古車も豊富ですし、目利きもしてくださるので安心。もちろんチューニング対応もしてもらえるので、非常におすすめ。
さて、同じ北九州にはプライムガレージさんもあります。
こちらも新旧スポーツカーが大量です。
入店すると必ずヘッドフラッシュ攻撃をくらいますので、サングラスは必須（笑）
ワタシと似た年齢のトヨタカローラ、TE27。車高調は当社の汎用キットを加工装着していただいております。
年式的にはあちこちガタがあって当然ですが、プライムさんではレストア、修理、メンテ、チューニングまでやってしまいます。
すいません、あまり古い車の名前や型式知らないんです。
旧車ばかりやっているかと思いきや…
BMWのレースカーのデモカー。
めちゃかっちょいい。
不思議な並び。
懐かしい、AW11。初めて見たときはものすごい衝撃でした。程度いい個体ですねえ。
DR30も弄りかたがカッコイイ。ネオ旧車、旧車をオリジナルコンディションで楽しむ方も多く、素晴らしいですが、個人的にはやっぱりスポーツカーはこのスタイルがいいです。
当社では最近は、ジムニーや軽トラックの新製品案内が多いですが、こういった車種の対応も、昔から積極的に行っています。
ただ、気になるのはこういったショップ様からの声として、車体価格がどんどん上がって、お客様の購入ハードルがたかくなってきているそうです。購入してからもさらに修理やレストアが必要な状態が多く、しっかりメンテせずに走行すると、致命的なトラブルに見舞われ、とんでもない修理費がかかる可能性もあります。
こういった長年、スポーツカーをしっかりとメンテされてきた会社は、旧車やネオ旧車が現役のころから付き合っておられるので、弱点やトラブルの箇所も良くご存知。また、廃盤になったパーツの購入ルートをもっていたり、ワンオフさえできる場合もあります。
超おすすめ！
さて、私の九州の旅は続きます。