JB64 ジムニー スペアタイヤブラケット 意匠登録完了!新製品開発開始!

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モヤモヤする話 JB64スペアタイヤブラケット 次亜塩素酸水 他


福岡県、久留米市は、聖子ちゃん、チェッカーズの生まれ故郷、そしてJAWS山本さんのお店があります。

http://www.jaws-yamamoto.com/

早朝訪問すると、お掃除中でした。

モーニングを頂きながら色々お話。

まずはJB64用スペアタイヤブラケット、”フェイスアップキット” が、無事、正式に意匠登録できたことをご報告。

「よかバッテン、この製品には致命的な欠陥があるっタイ!」

と山本さん。ナニ…怖いんですけど?

「タイヤとホイルを4本じゃなく、5本買いたくなることですタイ!」

ナルホド(笑) 

おかげさまで、プチヒット商品。他社さまも魅力的な同等品が多数ある中、選んでいただいている理由は、独特な形状が生み出す簡単装着であることでしょう。

「ところで、ジムニーのドリフト用車高調、進行状況どうですか?」

ギクリ… やってますよ… もちろん(汗)

JAWS山本ドリフト大会では、珍しいジムニーでのドリフトに大盛り上がり!

それを可能にしたのは、山本さんのジムニー専用タービンのビッグパワーと、3UP三上さんのテクニック、そして、当社の廃材突貫特注ドリフト用車高調(笑)。

量産については、結論から言えば…… まあ、何も進んでおりません…(開き直り)

AE86、シビック、シルビア、スカイラインといった名車たちのタマ不足と高騰化の波は、軽自動車にも及んでいます。JAWS山本さんの悩みは、HB系のアルトワークスの個体数の減少。

で、目をつけたのが17年間販売されたJB23ジムニー。ドリフト兼快適通勤車というコンセプトは非常にオモシロい。ベース車両が安いので、思い切ったカリカリチューニングもあり。

昨年の新車販売開始から異常な人気のJB64は、ガチガチのジムニストではなく、初ジムニーユーザーが多く、王道オフロード仕様に縛られず、自由なカスタムを楽しみたい層に向けてのローダウンの需要を感じています。

実は、量産化はすぐに可能。ただ、価格が問題。

当社は、お客様がショップ様なので、カッコだけの車高調ではマズイ。サーキット走行も前提で、減衰変更、オーバーホールにも応える必要があります。

となると、自社生産となり、定価も10~20万になります。5~10万円までの低価格帯が常識である軽自動車業界においては、販売はかなり厳しい。

それでも、JAWS山本さんが喜んでくれて、量産品をやりましょう、といってくださっている。当社だって暴利をむさぼっているわけではなく、価格以上の性能は自負している。しかも、20年前の価格とほぼ同じ。大切なことはお客様のニーズに応えること。

ということで、量産プロトタイプ、まもなく完成予定です。シェイクダウンはもちろんJAWSさん。お楽しみに!

商談中、会社から画像と電話。

「また勝手にサンプル注文しただろ!こんなでっかいモノ、置く場所どうするんや!」

ヤベ!忘れてた… JB64専用ルーフキャリア。協力工場様に作ってもらったサンプル。ラダー(ハシゴ)も入荷予定。

JB64の商品開発ネタはまだまだこれから!17年間お付き合いする(事になるかもしれない)クルマですからね。山本さんとワタシ、次の新型ジムニーが出た頃は、ナニをしているんでしょうね。間違いなく還暦超えてます。

毎回、お食事に誘ってくれるJAWSさんですが、今晩は、こちらの都合でおひとり様。

久留米の街を徘徊し、アンテナがビビッと来たのは、西鉄久留米駅スグの大龍ラーメンさん。

https://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/40000227/

こ… これは…

和歌山の井出商店を彷彿させる!

良い意味で食べる人を選ぶ、個性が強い味。昔の本物の豚骨出汁。つまり匂いがキツイ。けれど好きなヒトにはたまらない。

最近は、万人受けするソフト、マイルドな豚骨ラーメンが多い中、この王道直球豚骨ラーメンは素晴らしい。

ラーメンの前に、気になっていたホルモンをいただきました。専門店レベルの味に驚愕。

本格ホルモン焼きがラーメン店で食えるなんて、超幸せ。関西のラーメン屋での提供はあまり無いです。

この暖簾、超お気に入り!久留米はグルメの街なんです。

JAWSさんに久留米市内で色んなものをご馳走になりましたが、大衆居酒屋や屋台が大阪人もビックリクオリティ。関西人は井の中の蛙だと実感しました。

ところでこの大龍さん、HPを見ると、昭和41年創業で、今年53年目!シルクロードの8年先輩。ワタシ、生まれていません!

AUTO SALON SILK ROADと書かれたセピアな看板。

この時代から生き残ってきたことは、自分が所属する会社という事を抜きにして、スゴイ。大龍さんも、ラーメン一本でここまで来るには、色んな出来事があったはず。

「目的なき者は去れ、目的に対して貪欲であれ。『価値』は『勝ち』に繋がる」、と入社20年目にこの方程式に辿りつき、自分に言い聞かせています。

おいしいラーメンを提供し、喜んでもらう。その目的に忠実に取り組み続けると、商品やサービスに色んな「価値」が生まれます。このお店にしか提供出来ない「味」という価値もその一つ。それを武器に、市場の中で、お客さんに選び続けてもらう事が、生き残りに繋がり、「勝ち」、に繋がります。

「勝つ」というのはライバルを蹴落とす事ではなく、お客様に選び続けてもらえる事。存在する価値を認めてもらうこと。

当社は「より速く、より安全に、より愉しく」というのがモットー。そのために頑張ることが使命。

ひとりで外食は恥かしいと思っていたのですが、ちょっと楽しかった。

九州ひとり旅、もとい、営業は、まだ続きます。