KLC 温故知新のアップデート!

9月、10月と台風が連続上陸した関東。

心配だったお取引先の一つがKLCさま。

http://www.klc-div.com/

一回目の大型台風15号の後、訪問。

ノーダメージ!とは聞いておりましたが、訪問して改めて安心。

ダメージは無かったものの、停電が一週間続き、きつかったそうです。

クルマがあっても信号機が全滅だったので、安全を考慮すると移動もできない。

クーラーが死んでいるので、家の前での車中泊だったとか。お疲れさまでした。

KLCさんは、エアロのデザイン力が秀抜。

なので、当社のHA36、JB64のABSフェンダーの開発時には、色々とアドバイスをいただきました。

今回も、開発予定の汎用フェンダーの相談に訪問させてもらいました。

関西は軽自動車が多いので、パーツやエアロの選択肢も豊富。

でも、KLC様が打ち出す、関西とは違なるアプローチの、洗練された強い存在感は、個人的にはとても新鮮。

このNAアルト、超カッコイイ。

温故知新という言葉すら古く感じます。

旧き良き時代に引き戻すのではなく、現代風にアップデートしたスタイル。現行販売されているHA36を、ムリに旧い車に仕立てるのではなく、ビートルやBMWミニのように、現代版にアレンジしているで、旧車っぽいのに、新しい感じがします。

実は駐車場にに超気になるクルマが4台あったんです。

「あ、あれはちょっとまずイッス。例の年始のイベントが絡んだりしますから…」

あっ!(察し) モザイクにしとかなきゃ。

あえて、超汚く画像をぼやかしましたが、実際はとっても斬新な仕上がり。

こういうスタイルが次に来る、といわれたら、モノ凄く説得力があります。

東京オートサロンで過去に最優秀賞を受賞しているコペン。

BMWがMINIの派生車で販売してそうな雰囲気。やはりただのレトロでも旧車風でもない、UPDATED 温故知新 STYLE。

昔、KLCさまを紹介してくれたがSPIEGELのヘンミさん。

訪問すると、取材の準備のようでした。

ハイゼットカーゴの部品、車検対応マフラーなど、シュピーゲルさんのパーツはかなり売れているそうです。

それも、このデモカーの作り方が大きい。車高とホイルに、ちょっとしたパーツで、スッキリさせながらもなんかカッコイイ。背伸びしなくても、手が届く金額帯でここまで作れるなら、やってみたい、そう思わせるのがニクイ。そしてKLCさんの影響もあるんだろうなと思います。

このデモカーのエアロもKLC製。お互いの秀でた部分をうまく補完し合っている関係。いいなあ、うらやましい。

そしてKLC様のデモカーにはコチラのサスペンションが装着されているのです。

うらやましいシュピーゲルヘンミ部長には、もう一つ、ウラヤマポイントがあります。それは、埼玉のチューナー達の聖地、「萬福」さまがご近所であること。

https://tabelog.com/saitama/A1102/A110203/11007346/

表のドアには、たくさんのパーツメーカーさんやショッさんのステッカー。

周辺のショップさんは、昔、深夜や早朝まで働いていた時代があり、このお店のマスターが超チューニングカー好きで、そんな人たちのために、お店を遅くまであけていたという伝説があります。

何もかもが全てウマイ!恐ろしいお店なのですが…

このレバーのから揚げはやべえ!レバー嫌いのワタシが、全部、余裕で喰えます。

揚げ餃子も、焼き餃子も伝説級。

仕事柄、中国、台湾、タイといったアジア諸国で、本物の中国人が作る皿をいただいておりますが、この焼きソバ、日本の焼きそばではない、本物の中国料理の焼きソバ。メチャクチャウマイんデス。横浜中華街、シャテンキ弐号店さんの五目焼きソバに匹敵。

腹いっぱいになったのに、へんみ部長が必ず無理矢理注文する麻婆豆腐。腹いっぱいなのに、とブーブーいいながら、結局喰ってしまう美味さ。

「あー、そういえばKLCさんに寄ったんですよね。ボクのクルマおいてあったでしょ、S660」

あ、アレがそうか!

怪しい、KLCさんとタッグを組んでナニするつもりなんだろう、ウラヤマ。

ホモダチの44Gヨシタク君が嫉妬しますよ。

この記事は2週間遅れでしたためており、この後、19号が直撃。

過去最大が連続だからサスガに大変ですが、日本は昔から、

地震雷火事オヤジ

といっており、災害が多い国。

被害を受けられた方、亡くなられた方には言葉もありませんが、災害はただただマイナスだとは思いません。建国から2000年以上にわたり、日本は、色んな災害を乗り越えたからこその強さと、高い技術力を持つに至りました。

海外出張で去年の台風で破損した関空橋を通過するたびに、日本人の力強さを感じます。復活までのスピードに世界が驚きました。

人間は、つらいこと、悲しいこと、苦しい事が襲ってきたときに、成長します。困難、苦しみは成長の糧でもあります。

最近の日本のメディアは、「被災者」「可哀想」「誰かなんとかしてあげて」「ボランティアが」「助けてあげて」と哀れむようなトーンで報じます。けれども、日本人は、

「武士は食わねど高楊枝

という、元来、憐れみを持たれるのを嫌う誇り高き人種。その底力を信じています。

イジメの問題を見ていても、なんだかなあ、です。学校の先生がイジメをしていることは論外ですが、イジめられた先生も、対処する技術と、勇気が無ければ、同じ悩みを抱える子どもたちを守れない。

いつの間にか、日本人全体が、とても被害者意識の高い生き物に変質しつつあることが悲しい。

ドクターXの大門未知子が、嫌がらせだろうが、どんな重圧だろうが、表に出すことなく、取り乱さす、グッとたえながら、明るく、飄々としている姿に、これこそ、日本人のあるべき姿!と感嘆!、と、なるところですが…

ヤッパ、誰かタスケテ… 仕事が溜まりすぎて吐きそう… ブログ、全然アップできてない…と、会社で泣き言を、周囲に聞こえるように愚痴るワタシ‥