やった!
とうとう、東京オートサロンの会場、幕張から、奈良県まで無給油で完走!
ノーマルのハイゼットのときは、恐ろしくて挑戦出来ませんでした。
燃費は、なんとリッターあたり、16キロオーバー!
533キロを走破した上、タンク容量40リットルあるので、計算上、100キロ近く余力があります。これなら、高額な高速道路の給油所を利用しなくて済む!
凄い!すごいよ大坊先生!
昨年10月にPAL SPORTSさんにS321Vの現行モデル用のコンピューターを作っていただき、その後、3度目のVer UPでは、新東名の120キロ区間を余裕で走れる動力性能をゲット!
そして、どうしても証明してみたいことが…もう一つ
それは、東京⇔関西の無給油走破。
商業用としてだけでなく、レジャーやキャンピングといったプライベートユースにも向いているハイゼット。だからこそ、ガソリンスタンドが不足しがちな昨今、総走行距離の伸びが重要だからです。
今回のVer3のコンピューターは、低速はさほどですが、高速域はどんどん燃費が上がる傾向(不思議ですが)があったことに気づいていましたから、わかりやすく、関東⇔関西無給油を証明したい!
今回、満タンにした場所は…
幕張メッセから10キロほどのガソリンスタンド。ほぼ千葉市内付近。
この日は最寄のホテルに宿泊し、翌日、オートサロン。
さて、オートサロンを堪能すれば、ここから本番。
メッセ会場横の駐車場から出発。
首都高湾岸線を抜けていきます。
58キロで、1メモリ目が終了。
なかなか良いゾ。パワーアップしているので、それなりの速度で走行車線だけでなく、追い越し車線も利用しており、燃費走行はしていない感じ。
大橋ジャンクションは、たいてい大渋滞。
このグルグルとカタツムリの様な形の高速道路では、登りでもあるので、スピードが極端に落ちます。
抜け出しました。
ココからはどんどんスピード域が上がってきます。
おっと、130キロで2メモリ目が消えました。
調子が良い!
とはいえ、名阪国道終了の奈良県までは総距離500キロオーバー。
最低でもこの燃費を維持しなければ。
御殿場手前のルート分岐点。
ここも、アップダウンがきつく、トラックが多いため、燃費走行はまったく出来ません。
新東名に入りました。
3つ目のメモリが消失。
伸びていますが、これでも計算上ギリギリ足りないかも…
無茶なアクセル操作はしていませんが、燃費運転もしていません。運転慣れした営業マンのキビキビ走行です。
日が落ちてきました。
新東名は、ほぼ直線が続くので、このハイゼットちゃんは自然と燃費が伸びてきています。
凄い!4つ目のメモリが消えるまでの伸びがすごい!
新東名は、制限速度が100~120キロあ。高速域に入ると俄然燃費が伸びるハイゼット+コンピューターなので、メモリ半分の時点で250キロを走破。希望が出てきた。
と、あまりにも直線を気持ちよいスピードで走行していたため、ガソリンメモリを見落としていました。
うわっっ、いつの間にかメモリが減ってる!
ヤバイ、計算できない…
気づけば、新東名も終了。
コンピューターで高速での加速性能が上がったこと、そしてリアに新商品、アクスルリジッドプレートを入れたおかげで、まるでコンパクトカーで走行しているような快適さ。運転の披露が激減し、あっという間でした。
ここで、残り2メモリに。
これなら悪く無い。ノーマルハイゼットなら、すでにガソリンマークが点灯している状態。素晴らしい伸び。
がんばるねえ~ まだメモリが減らない!
もうすぐ亀山インター、そして名阪国道。いけるかも!
亀山の料金所手前で、とうとうメモリが…
残り1つ!
これ、ハイゼットカーゴユーザーなら、大半の方が驚いてくださるはず。いんちきでしょ、と思われても仕方の無い数値。
でもさすがに、怖い…
というのも、ここは高速道路に近いながら、名阪「国道」。速度制限が60キロ。
なおかつ、とんでもない急勾配の坂やうねった道で、トラックの失速もあり、燃費効率が極端に悪い道。
500キロ超えてびっくり!
しかし、その後、スグにガソリンメモリがゼロ…
でも、知っています。過去、ゼロになってから給油しても、32リットルほどしか入らなかった。そして、カタログ上、実際のタンク容量は40リットルだと。
つまり、まだ、8リットル近いガソリンが、計算上残っている”はず”。
それを信じて走る!
ナビを見ると、まだ30キロチョイ残っている… 吐きそう…
名阪国道の最後、天理東まで行かず、手前の福住で降り、天理ダムと呼ばれる、昔のドリフトスポットを下ります。
くだりが続くため、ガソリンがセーブできる!さすがに燃費節約モードのスイッチが、入りました。
こんなところでガス欠になったら、電波も通じないから、朝まで噂のお化けにビビリながら一晩を過ごすすことに…
頼むぞ、ハイゼットちゃん!I belive in PAL SPORTS!
しかも、ワタシヒト嫌いで、セルフスタンドしかダメ派(汗)
なんとか目前にセルフスタンドが出現!(歓喜)
凄い…
本当に、千葉の幕張から名阪国道終点まで、無給油でたどり着いた…
満タンにして、違和感… たった、33リットルほどしか入ってない…
533キロも走行したら、40リットル近く入るだろう、と思っていたのに…
つまり、燃費、とんでもなくいいじゃん!今回!
ということで、今回は脅威のリッター16キロ超え。
これは、過去最高。カタログ数値上なら、残り7リットル。100キロ近く余力があるということ。
今回の高燃費結果は、PALコンピューターで、高速燃費がよくなったところに、ほぼすべて高速道路移動だったから、というのが理由でしょう。
下道が多いと、このコンピューターを持ってしても、リッター13.5~14くらいでしたから。
それにしても恐ろしいコンピューターが完成したもんです!
大坊先生にご報告したところ、
「実は点火時期なんかも弄ってなくてさ、普段スポーツカー用に作ってる仕様に比べたら、ほんと純正プラスアルファ程度。今回、シルクロードさんからの依頼も、実用域をパワーアップさせて欲しいって事だったからね、ある意味、クルマの寿命に悪影響の懸念もほとんど無く、日常ユースにぴったりなものになったよね」
とのこと。
とはいえ、低速域も、十分変化が体感できますし、何より高速道路での加速力はノーマルとは比べ物になりません。ちなみに、ライトエースと何度もバトルになり、毎回、互角。
書き換え済みのコンピューターは定価88,000円(税別)で発売予定。
その際、プラグを7番手に交換する必要があり、銘柄、価格を問い合わせ中。
上記に加えて、スロットルコントローラーは18,000円(税別)も購入することをお勧めします。最近の新型ダイハツ車には標準で装備され始めているほど、走行性能がアップします。
上記、どれか一つでも十分体感できますが、すべて装着は最高。ノーマル車で苦労していた部分からほぼすべて解放される快感を考えれば、破格。燃費が向上する傾向があるので、私のように長距離高速移動する人間は、一回の給油で500~1000円近く回収できるので、2~3年で元を取れます。元が取れなくても、キビキビとした反応のおかげで、ある意味安全性向上も期待出来ます。
発売準備は整いました!
正式発表をお楽しみに!