2020年は、1月から激動。
関東⇒九州⇒バンコク、と、毎週どこかに移動で、今週、やっとこさ地元関西。
バランスオートさんを訪問。AUDI系のアームの共同開発の打合せ。
TTが入庫中でした。
イイねぇ。
クーペというだけでもカッコいいのに、AUDI TTはさらにボディサイズ感が良く、小さな塊に魅力がギュっと詰まっていて、洗練されているのに、にじみ出る色気がほとばしっています。
今回、サスペンションアームの開発車両のAUDI A4を、バランスさんから借りる打合せをしました。
うまくいけば、似たような構造のS4、A5、S5、A6、S6、S7までカバー出来る可能性があります。
バランスさんが当社製をご利用いただいている要素の一つに、構造変更の事前申請済み書類の存在があります。
軽微な変更である、指定部品以外のパーツについては、車検時、もう一日別の日に、陸運局でその部品の安全性を証明しなければならないのですが、そうなると、二回も陸自に行く必要がありますし、万が一不合格だとさらに大変。
この書類があることは、ショップさまの作業手間と時間を効率化に貢献できますし、同時に、一定の強度を確保出来ているという証明にもなります。
当社、現在発売している、多くのアーム類に、この書類が対応となっています。
さて、打合せが終わったら、次はご近所のイーカスタムさん。
仕上がってますね!
「ほぼ、量産試作品が完成やな」
非常に自然な仕上がりの、片側9mmワイドフェンダー。
FRPだと、どうしても改造車イメージになりがちですが、バンパーなどでも多用される樹脂製なので、まるで純正のような雰囲気。
落ち着いた年齢のユーザーにとっては、非常にありがたい仕様。
9mmというのは継続車検の基準をクリアしているというメリットもありますが、すでに装着しているホイルを買い換えずとも、スペーサーで出面を調整出来る範囲にあることもメリット。
ワイドになることは基本的に走行性能を上げる上では良いことですが、過度に幅を増やし、とてつもなくワイドなタイヤホイルを装着すると、パワーロスにつながります。なので、これは非常にバランスが良いフェンダー。
塗装不要、装着は両面テープとサービスホールで、装着時間も1~2時間以内で、このワイドボディが手に入るのは、魅力。
それにしても、マジで純正クオリティ…
こうやって見ると、ほんとに純正に見えてくるほど、さりげないのですが、フェンダーがノーマルの車両を見ると、「何か足りない…」と思わせるほど、このフェンダーは視覚的な効果も素晴らしい。
「チョイワルおやじ風やろ。ダミーリベットタイプはもっとワルイぜ~」
「あとはリアやな。後ろのチリをキレイに合わせる作業がもう少しかかる。ダミーリベットタイプも含めて、最終発表、予約受付開始は、2月中旬になるかなあ。量産品は初回ロットが3~4月ってとこか」
とのこと。
写真で見ても雰囲気ありますが、実車はもっとワイルド。
この数年、強く感じていることは、「合法チューニング」に対する意識が非常に高くなっていること。
サスペンションアームにしても、ネットの海外製よりも高額な当社のアームを購入いただくお客様が増えており、書類発行を希望されるケースが多いのは、合法であることに加えて、その背後にある「安心」をご購入いただいているのだと思うのです。
確かに安いことは魅力。でも、そうで無い商品は、なぜ高いのかを理解いただけるケースがこの近年増えているように思います。
「より速く、より安全に」を45年間、起業以来、奔り続けてきた当社としては、ありがたいことです。
新たに加えられた、「より愉しく」という方針とともに、2020年も突っ走ります!
もう、2月だ!ヤベぇ。