昔から人気のカテゴリー、軽自動車耐久レース、略して、軽耐久。
その人気は年々勢いを増しています。
今回は鈴鹿ツインサーキットでの軽耐久でご活躍中の、チームまるあOSJ様を、東海エリア担当営業マンがレポート。
出場車両は、ジャパニーズホットハッチのお手本、ともいえるL235エッセ。
車両製作はお取引先、大河内自動車さまを中心とした、スタッフ兼ドライバーチームで、2017年からコツコツと車両製作を開始。
http://www.ots30.com/index.html
2018年~2019年、無事に2年目のフル参戦を終え、表彰台も獲得。
エンジン、ミッションなど機関、駆動系はチーム監督でもある大河内代表が中心となり、ワンオフパーツなどが大量投入!
大河内代表は、過去、ドラッグレースで長年ご活躍。
チューニング、カスタム、修理や車検など全般において、面倒見の良い頼れるクルマ好きの兄貴分的存在。
大排気量スポーツカーのハードチューニングで長年蓄積されたノウハウが、軽耐久車両に落とし込まれる、というだけでヨダレが…
センスの良い内装、ボディワーク、カッティングシートなどボディ関係全般は、ご近所のJUN FACTORYさまが担当。
プロ同士のネットワークは心強い。
内装、外装、チューニング、全方位に隙無し!
そして、サスペンションは、当社のシルクロードRMS-Kを投入していただきました!
http://www.silkroad-jp.com/portfolio-2/suspension/rms-k-sp
多数のサスペンションの中から当社製を選んでいただけたのは、担当営業マンへの信頼もあるでしょう。
ただ、当社製は軽自動車用のサスペンションの平均価格よりも割高。それでもご採用いただけたのは、チームメンバーと大河内代表が、「結果を出す脚」に重きを置き、性能面を重視していただけたものだと感謝しております。
チームのレース方針はシンプル。
勝ちを狙わない(がベストは尽くす)
10年続ける(出来れば)
チームで耐久レースに参加することで、マシン製作費用だけで無く、さまざまなコストが軽減されます。
軽耐久レースが気軽で身近なものであり、人気が衰えない理由の一つ。
でも、コストだけではないと思うのです。
なぜなら、最近、チームまるあOSJ内では、
「自分のクルマでサーキット走行会に走りに行くよりも、このエッセで耐久レースを走る方が楽しい!」
とまで仰るチーム員さんも出てきたというからです。
一つの目標に向かって、メンバーと一緒に和気藹々、しかし時には真剣になり、勝った時の嬉しさ、負けたときの悔しさを分かち合うことができることも、軽耐久の大きな魅力ではないでしょうか。
初年度こそトラブルなどで苦戦したものの、二年目となる2019年はクラス2位、6位、5位、2位と健闘。
表彰台も二度経験し、めでたくNCクラス年間ポイントランキング2位を獲得されました。
まさにチームワークの結晶。
2019年の最終戦には当社のアルミリアショックを、試験的に導入。
2020年の開幕に向けて、メイク&トライしつつまたコツコツとバージョンアップの真っ最中。
NAエンジン、ラジアルタイヤでの軽自動車レースでは、少ないパワーを最大限活用するための試行錯誤が重要。
足したり引いたりといろんな検証や失敗も経験してノウハウを積み上げていくのですが、そんな行程までもが、チームにとっての楽しみになっているようです。
今年も、どんなドラマが待ち受けているのか、当社の担当営業マンまでもが、ワクワクしています。だって、購入していただいたサスペンションが活躍してくれるのを見届ける本人までもが、チーム一員の気分ですからね。
当社は創業以来45年間、営業マンが全国のショップさまへの直接訪問を日々続けています。
http://silkroad-jp.com/topic/40th-anniversary-talk
スマホやインターネットが便利になっても、その方針は変わりません。
直接お会いして、ショップ代表のお人柄や方針、お客様との関わり合いに触れることから得られる”活きた情報”が、商品開発や改良にフィードバックされており、その大切さを知っているからです。
2020年度のチームまるあOSJさまの活躍も、どんどんレポートさせていただきますョ!