ダイハツロッキー、トヨタライズのリフトアップキットの反響、びっくりしています。
キットを装着して確信しました。ユーザー様たちは知っていたのですね… このクルマは車高を上げるベキだと。
ノーマルは優等生イメージだったロッキーが、ワイルドかつエモい!車格が一段階UP!
ご質問も多数いただいており、代表的なものをご紹介。
まずは、乗り心地、快適性!
動画をご覧ください。
乗り心地というのは、個人の感覚も大きいので難しいところですが、当社のリフトアップの基本コンセプトは、
「純正部品をそのまま活かす」
ということ。なので、原則、ノーマルに準じることを上記動画からお分かりいただけると思います。
なお、ユーザー様から、「ドライブシャフトなどにダメージが発生するのでは?」というご質問をいただきました。結論を申し上げると、影響は一般的に広く販売されている、ダウンサス、リフトアップスプリング等と同じです。ほとんどございません。純正ノーマルショックアブソーバーの可動粋の中でのアップで、自動車メーカーが想定している範囲内に収まっているからです。鋭いご指摘、感謝です。
ポピュラーなリフトアップサス(スプリング)と比較すると、少々コスト高。でも、純正を活かすことで、乗り心地を維持し、一部、車高も微調整が可能。
上記に関する質問に、「前後車高を並行にしたい」というものを頂戴しました。
今回、フロントは固定。ただ、リアは少しですが、このように調整シロがあります。
なので、お客様に、わずかとはいえ、前後バランスの調整をしてもらえることもメリット。
装着できるタイヤ、ホイルサイズのご相談もいただきました。こちらは申し訳ありませんが、お答え出来ません。
当社は、タイヤ、ホイルのメーカーではないため、多数のメーカー様から販売されるさまざまなタイヤとホイルの無限にも近い組み合わせをして、検証することは、情報不足であり、物理的に不可能。
やはりプロショップ様が、そういった部分は得意とされており、タイヤ、ホイルメーカーが「無理だ」というサイズも、しっかり納める技術、知識、情報をお持ちです。お借りした、タイヤマンM-TECさんのスペーシアギアに入っているタイヤホイルのお問い合わせが、当社に多数あり、びっくり。さすが、モチは餅屋。
車検に関するご質問もありました。
当社では、社内規定として、リフトアップキットは40mm以内、としております。
これは、継続車検において、軽微な変更として認める範囲が全高±40mm以内、という項目を尊重しているからです。
それを超えても合格する場合もあると聞いておりますし、「記載変更」「構造変更」の手続きで対応可能。でも、一般のお客様が不安になる要素を極力排除したいというのが、当社の判断基準。
アップ量とは別に、車高を変化させた場合、直前直左という項目も気になるところです。
これは、リフトアップキットが継続車検対応であることとは別に発生する問題。車高を変化させた場合に発生する死角に関するルール。
https://www.ibaraki.club/category7/entry40.html
今回、ロッキーで確認したところ、原則的に問題はありませんでした。
車検のルールは社会の状況に応じて変化します。ジムニーなどは、車高をほんの少し上げると、この直前直左に抵触する場合も出てきており、当社としては、対策パーツなども今後検討を予定しています。
そして、4WD車両のお問い合わせが多いことにもびっくり。
こちらについては、昨日、開発ご協力をいただいている、オートバックス富山グループ様に試作品を送付し、取り付け確認を依頼しました。
いただいた4WD車両の画像から、2WDと共通でいける確率は99%だと確信。
取り付け確認が終わったら、レポートいただく予定ですので、そちらもご報告させていただきます。
そして、一番多い質問が、
販売予定日、価格、購入方法です。
〇予定価格は¥38,000(税別)
( 8/31 2020「実定価¥39,000と異なる」とご指摘頂きました。当該記事は開発中であった事をご了承下さい)
〇販売予定日は、3月末~4月上旬
〇当社は問屋メーカーで、ユーザー様への直接販売をしておりません。以下が購入方法。
1)全国のオートバックスさま
当社は直接本社さまとお取引をしております。在庫をお持ちされていませんが、基本的に全国のオートバックスさまで、予約購入が可能です。
2)当社取引先ショップさま
http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2-2/salesagent
全国にお取引先さまがあり、上記リンクに都道府県ごとのリストがあります。ただし、古くなっており、さらに取引ショップ様は拡大されております。
3)インターネット購入
当社のお取引先さまがインターネットにて販売をしてくださっています。
特にリフトアップ関係でスムーズに返答していただける先としては、
ミックコーポレーション様をお勧めしております。http://mickcorp.com/
理由は、ハスラーなど、初期からリフトアップキット開発にご協力いただいている関係だからです。
他にも、
ロードランナーさま https://store.shopping.yahoo.co.jp/al-roadrunner/
エフサービスさま http://www.180sx.jp/
ファインオートサービスさま http://www.fine-auto-service.com/
がございます。上記以外からも多数出品される予定です。
コメントの中で”同感!”だったのは、
「過去、ローダウンしたクルマに乗り続けてきたのに、今回、ライズでは車高を上げたくなったんです」
という内容のもの。
ワカル!激しく同意!
ワタシは一生2ドアクーペ派!と思っていたのに、ハスラー、ジムニーなどのリフトアップなどに関わるようになり、今回のロッキーのリフトアップ雄姿には、ゾクっと来てしまった…
ありえない… ギャル一筋だったのに、急にお嬢様ルックに目覚めてしまった女性の気持ち。
コロナウイルスの話で、気持ちがまいってしまいますが、こういうリフトアップしたクルマたちの存在のおかげで、
「無理に人混みの大都会にいかなきゃいいじゃん、そうだ!田舎に行こう!クルマで!」
って前向きになれます。もちろん、どんなクルマでもいい。人目を気にせず自由に移動ができる。
都会にお住まいの方々には申し訳ないけれど、早朝から感染リスクある満員電車で移動し、マスク購入に何時間も並んで、取り合いの挙句、流血事件になるような状況は、田舎の私には無理。今こそ、田舎!
東京至上主義、都会が最高!っていう日本人の感覚が古く感じられるのは私だけでしょうか。今こそ田舎がアツい!ナウい!(死語)
ViVA田舎!
ViVAロッキー!
ViVA/ライズ!
ViVAリフトアップ!
ViVA9%ストロング!?
こんばんは。
お忙しい中とても丁寧で詳しいご回答ありがとうございました。
見た目や性能もですが装着後の車検や耐久性の事も考え抜いて制作されている事を知り安心しました。
他社から車高調も発売されるようですが純正ショックを使ってのリフトアップは経年劣化後もより安心感があります。
なのでアップサスはシルクロードさんの商品を購入することを決めました!
アフターパーツは短い開発期間で制作しなければならいので大変苦労されている事と思いますが引き続き4WD用の開発をよろしくお願い致します。
Cherockyさま
とんでもございません。こちらこそ、本当に感謝しております。
お問い合わせの件については、計測の方法が無いに近いので、色んな経験値と計算上で”実際の影響は少ない”と回答させていただきました。
厳密に、正確に言えば、Cherockyさまのご指摘も正解です。
こういったユーザー様のご懸念を、メーカーというの忘れがちで、ご指摘は大変勉強になりました。
実際、リアについては、実走で開発者が懸念してる通り、ストロークが減っているため、大きな段差などでは突き上げ感のようなものが発生する場合もあります。
ただ、これはダウンサスなどでの似たような症状同様(ストロークが伸びきった場合と、底付きした場合で反対方向ではありますが)で、お客様へのコスト負担と効能のバランスを考慮すれば、一旦は現状で販売させていただき、気になるようでしたら、リアはわずかですが調整できるので、リフトアップ量を減らしてもらうことで軽減出来るようになっております。
発売までは、まだ1~2ヶ月ほど猶予があります。
Cherockyさまはクルマにお詳しいですから、当社製も、他社様の製品もしっかり検討いただき、厳しい目で選んでいただくことが、当社にとっても勉強になります。
当社は、実はドンくさい亀のような会社です。
ロッキーも、すったもんだして、開発スタートからすでに3ヶ月弱。発売までには半年かかる計算です。
他社さまなら当社の倍の速さで開発されているケースが多い…
ご期待に添えますよう、頑張って開発をすすめます。
また、Cherockyさまのように、2WD、4WDどちらなのか表明してお問い合わせくださるケースは大変ありがたく、当初はとりあえずは2WDのみでスタートしようとしていたのですが、4WDのお問い合わせが半数近いことにびっくりしています。
4WDの進行状況も合わせて、随時更新してまりますので、今後もよろしくお願いいたしますm(__)m
いつもワクワクしながら拝見させて頂いてます。
私は4WDのロッキーが4月納車でリフトアップする予定です!
そこで質問なのですがリフトアップするとドライブシャフトの等速ジョイントが純正より角度のついた状態で使用する時間が長くなるのでドライブシャフトの寿命は短くなりますよね?
カスタムする事で耐久性が落ちるのは分かっているつもりですが気になったので質問させで頂きました。
お忙しい中ではありますがよろしくお願い致します。
CHEROCKYさま
コメントありがとうございます!
ロッキー、うらやましいです。
大変ありがたいご質問をいただきました。
おっしゃる通り、車高を変えると、とても気になる部分です。
結論を端的に申し上げると、当社キットの与える影響は一般的なダウンサス、アップサスと同じです。
当社のリフトアップは、純正ショックをそのまま利用しておりますので、ショックの位置関係に変更はございません。
その上で、自動車メーカーが想定するサスペンション可動範囲内で、まだ余裕が残されている40mm以内でリフトアップしております。
ブログに掲載させいただいた実走動画の通り、純正ショックにも実ストロークの余地が残っている状態ですから、自動車メーカーが想定している可動域に収まっています。
ですので、実際の影響は最小限という判断です。
スバルレガシーのアウトバックなども、当社と同じ考えでリフトアップされています。
(もちろんあちら様のほうが先にされているのですが(笑))
メーカーも、可動域内においては問題がほとんど無いという判断だと思われます。
CHEROCKYさまのご懸念は正しく、1Gがかかった状態で、通常よりも位置は変わりますから、厳密に影響がゼロではない、とは思います。
けれど、過去大量に販売されているダウンサスや1~1.5インチ程度のアップサスでもそういったトラブルの話がほぼ無く、自動車メーカーも似たような対応をしていること、等を考慮していることから、過度にご心配されるリスクはほとんど無いと思っております。
当社もリフトアップキットをスタートするにおいて、一番懸念したのはCHEROCKYさまのご心配されている部分でした。
ジムニーの競技用なら別ですが、一般の方々が日常、公道を移動する状況で負担になるような製品になってはいけない、ということでした。
社内では紛糾しまして、「3~40mmのアップ量では見た目の変化的に物足りない」という意見が、内部だけで無く、お取引先ショップ様からも一部ありました。
けれど、40mm以内に納めること、そして純正のショックとスプリングを活かしたまま使うことで、道路交通法、継続車検、乗り心地、耐久性などの面で、ユーザー様への負担が大幅に軽減されることを重視し、控えめなアップ量と、他社とはちょっと異なる方式で製造販売することを決めました。
その経験を元に、今回のロッキー、ライズ用を制作中です。
一番最初につくった初代ハスラー用のリフトアップキットは、試作品装着車両が6年目ですが、ノートラブルで元気に走っております。
今回、CHEROCKYさまにご質問いただき、ユーザー様が心配されるであろう部分を一つ、忘れていたことを思い出しました。
改めてありがとうございます。今後、リフトアップキット説明の際に、ブログでも触れていこうと思います。
今後とも、当社製品に興味を持っていただけましたら幸いです。