44Gさんに到着。
「コロナで大騒ぎなんですが、不思議なことにめっちゃ忙しいですねん」
と、ヨシタクさん。
「作業や問い合わせが多いんですよね。最近、S660特選中古車販売も始めたし」
44Gさんの特選中古車は、希望すれば最初から2DINナビの装着加工がお得になます。
さまざまなオリジナルパーツもお得な価格で換装してもらえる、いわゆるコンプリートカー対応してもらえます。
大手中古車販売会社で長年の経験をもち、一般整備業務も長いヨシタクさん。その上で、S660専門家。
安心して中古車の相談ができ、なおかつパーツ取り付け相談できるのは大きい。CVT車にも強い。
そんなS660はリアエンジン。狭いスペースに、ターボエンジンが詰め込まれているので、エンジンやその周辺機器の熱対策が重要なクルマ。
過度な熱は、パワーダウンに加え、最悪はエンジンの寿命にも影響します。
そのため、S660ユーザーがリアバンパーにこういったダクト加工を施すケースが多い。
でも、純正バンパーをカットして網を貼るのは、それなりに技術や工具も必要。なにより、カットすることによってバンパーの強度が落ちてしまいます。
先日、3Dプリンター製品を共同開発することが決定した協力社さまは、すでに汎用ダクトを制作済み。
これ、バンパーに穴を開けてはめ込むだけの簡単装着品。なおかつ、アルミネットとは異なり、網自体にも強度が発生するため、カットしたバンパーの補強にもなっています。
型紙に沿って穴を開けてもらう必要こそありますが、接着やアルミネットを購入してのカット装着、バンパーの補強などは一切不要。
この手法で、左右の純正の網とまったく同形状のメッシュにした、はめ込み型タイプのS660専用ダクトの開発をスタートします!
リアバンパーに穴をあけることのメリットは、S660のようなリアエンジン車だけでなく、色んなクルマにメリットがあります。
リアバンパーは、その形状と位置から、パラシュート効果を発生。巻き込んだ空気が抵抗になり、最高速度、加速性能、燃費を悪化させます。
一般道を普通に走行する分にはほとんど関係ありませんが、高速道路など、速度域が上がるほど悪影響の度合いは増します。サーキット走行では対策したくなる箇所。
新しくスタートする3Dプリンターだけで無く、当社は従来のFRP材質を使ったディフューザーも販売していますし、最近は、真空整形という手法も重宝しています。
真空整形品は精度が非常に高く、気温や湿度による形状変化もほとんど無いこと。
純正樹脂パンバーに近い製品。
FRPはフルバンパーなど大きなものを作るうえでは重宝します。真空整形では厳しい。
けれど、このフェンダーのように、継続車検に準じるため、張り出しを9mm以内におさめる必要がある場合は、真空整形が真骨頂を発揮。厚みたった2mmの素材で、完璧な寸法で仕上がります。整形後も、熱や湿度による変形がほとんどありません。
取り付け精度も、ネット上で、「シンデレラフィット」とお褒めいただくほど。
イーカスタムさんプロデュースのこのフェンダー、本当に純正然としているのに、どこかワイルド。5月のイベントのお披露目が楽しみ!
「残念なお知らせや。姫路で予定されていたOASISさんのロードスターのイベント、コロナで中止になったわ」
え…(汗)
そういえば、4月の東北カスタムショーも、中止になりました。残念なことです。
なお、イーカスタムさんの真空整形の威力をユーザー様に広く披露する機会が無くなってしまいましたが、継続車検対応のABSの9mmワイドフェンダーは6月発売予定だそうですので、要チェックです。
今後も、イベントの中止や延期は、残念ながら増えるんでしょうねえ。
ホンダの自動車大学がある大阪狭山市で、桜が咲いていました。
花見も、今年は集団で宴会では無く、散策しながら”愛でる”、というスタイルが増えているようですね。
コロナそのものは、早く終息して欲しいですが、コロナきっかけで、日本人の意識や価値観が大きく変化していることを実感しています。
カワイ製作所さまを訪問すると、
「今ちょうど、新型フィットのクロスターの契約終わった。なんとかGWまでに納車やな」
クロスターは、フィットでは初のSUVスタイル。
この車両の注文率が結構高いとのことでした。
当社が手がけるリフトアップキットやジムニーパーツの問い合わせやご注文は、特に去年後半から急速に伸びている印象です。
コロナが発生する前から、流れが強くなっている手ごたえはありましたが、コロナのせいで勢いが加速したような感覚。
集団感染が怖いとなると、不特定多数の人が密集する都会は心理的に避けたくなります。
息苦しいマスクを装着したままでは、食事もイベントもショッピングも、楽しさ半減。
田舎で、豊かな自然に囲まれて、安心できる家族や仲間とゆっくりしたくなるものです。
戦後の復興からバブル時代にかけて、都会でのきらびやかな生活が至上となり、ヒトモノカネが東京などの大都市に集中してきました。だからこそ、重要だったのは、他人と ”比べて” 自分がいかにきらびやかで、裕福であるかの誇示。
クルマも、純粋なツールや趣味としてより、ステータスの誇示に重きが置かれガチになっていたように感じるのです。
もちろん、都会も大切、ステータスの誇示だって大切。でも、同時に、人目を気にせず自分らしく生きること、田舎だってスバラシイ、という価値観とのバランスがいびつだったように思います。
この騒動を乗り切った頃には、日本人は、都会も田舎もバランスよく愛せ、文化として成熟するのではないか、とまで思っています。文化の発展は、価値観の選択肢が増えることですから。
平日の昼間、閑散とした奈良公園を見て、不思議なことに、ホッと平和な気持ちなっています。
10年くらい前まではこんな感じだったよな。
つい先日まで、中国人でごった返していたことが、遠い夢の記憶のようです。
ご商売で影響を受けておられる方々には本当に申し訳ない。でも、正直な気持ちは、「もう、カネ、金、かね、で日本人がギラギラして、右往左往して欲しくない」なんです。少なくともワタシは。オリンピックも延期で、なぜかホッとしました。
最近、自社仏閣にも興味が沸いて来たし、もしかしたら、単純にワタシが老人化しているのかも(笑)
ハイゼットカーゴのコンピューターはいつ頃発売ですか?
Mr.Maboさま
お問い合わせありがとうございます。
4月の中旬ごろ発売予定です。
データ自体は完成しているのですが、コンピューターの下取り方法など最終詰めの段階です。
今回のコンピューターデータは、実用性を上げる方向性で、スポーツカー用のそれとは違い、エンジンにあまり負荷をかけないようなデータで、サーキットで一発タイムを出すタイプではありません。とはいえ、間違いなく、新東名高速道路では130キロ巡航いたしました。
また、スピードリミットは解除できなかったかわりに、300キロ以上には上限あげてありますので(笑)、リミッターまで届くことは無いと思われます。
プラグ交換が必要になります。
コンピューター自体は、カプラーを外して、ネジ4本交換なので簡単です。
お問い合わせいただき、本当に嬉しいです。
よろしくお願いします。