ダイハツ タフト リフトアップキット 難産 (LA900/910S)

「難しい…」

タフト開発担当、在籍40年弱を誇る、超ベテラン開発担当者が頭を抱えています。

「最近のダイハツは目に付きやすい派手な外装や内装でなく、目に触れないサスペンション等のハード面に力が入っている。素晴らしいことではあるが、こっちの商品開発では面倒が増えてきた」

確かにタフトの純正のサスペンションの出来にはびっくり。

ロッキー(トヨタライズ)も純正サスペンションの出来は抜群でした。

「今回、純正スプリングアッパーマウントそのものを作る必要があるな」

スペーサーを入れるために内径の異なるものが必要。ものづくりを知っている方はご理解いただけるでしょう。アルミ削りだしでは無理。プレスか鋳物だと、それなりの型代、ロット数が必要。

ただ、運よく似た形状のプレス型が協力工場にあり、流用できれば事態は好転の可能性があります

ちょっとしたネタとして、開発中のダイハツ用ビッグローターキットの装着確認も行います。

LA400 / L880 コペン ビッグローターキット L235への流用可?

「装着できたらそれなりに需要あるかもな」

そうなんです、タフトにビッグローターキットはアリ!

ターボエンジンがビックリするくらい速いのでストッピングパワーの向上はメリット。

しかも、スポーク系のホイルを装着した場合、見た目にもこれくらいローターがパツパツだとカッコイイ。

業界ではタナベさんがリフトアップスプリングをすでに発売中。さすが。

でも、リフトアップキットはまだ未発売(当社調べ)。

業界初を狙ってがんばります!(4WDも)。

お盆明が明けて、すでに木曜日…

なのにワタシは休みボケ。志摩もよかったけど、プライベートプールは最高だったなあ…

ビールも飲み放題…

え?そんな場所、関西のどこにあるのかって?

あ、ちなみにビールはセルフサービス。ワインセラーもあります。

あ~、あの非日常に戻りたい…

イーカスタム@高槻(笑)

お盆休みの初日、配達に訪問(従業員の方はまだ仕事中)したんです。

イーカスタム代表が、トライアスロンを始めたのですが、泳ぎが苦手とのこと。

若かりし頃、”トビウオ”と呼ばれていた元競泳選手の私に、教えて欲しいということになったのです。

(現在はトド)

フォームを教えるだけなので小さくて良いとはいえ、個人レベルで5m×2mのプールを用意。すげえ(汗)

「ネットで数万円で買えたし、井戸水は水道代ゼロやから心配ない」

「教えてくれたお礼や!」

といって、網野直送のカニをさばいてくれました。

うぉー!

コロナでヒマだったから配達しただけだし、水泳のフォーム教えただけでコレは嬉しい!

ピザもうまかった。満足。

「ところで」

ギクッっ… いやな予感。

「トライアスロン部を設立したんや。当然、あんたはメンバーに入っとる」

…(冷汗)

「元水泳選手で、数ヶ月ジョギングしてたんやろ?あとは自転車だけや。自転車とヘルメットの装備は安もんを用意しといたから心配するな」

値段を聞いてドン引き…こういう自転車って超高いんですね…

ホイル1本だけでも、数万円から数十万円…

肉も食わせてもらって、ビールでいい気持ちになったら無意識に、

「まかせとけ」

と言ってしまったようです。水泳部門の顧問に決定。

テレビでの悲観的な報道が多い中、イーカスタムさんはとにかく前向き。

本業では、コロナで変化したユーザーのニーズを先取りした商品とサービスを前向きに開発。

遊びでも、コロナの影響が少ないものを探し、人生をエンジョイしています。

アラフィフのワタシたちの親世代が生まれたたった75年くらい前、日本はアメリカに完膚無きまでにやっつけられ、とどめに原爆を落とされ、世界から悪と罵られ、街は焼け野原。

コロナが鼻くそ程度に感じるほどの絶望だった時代。

そんな焼け野原で、裸同然で這い上がってきた商人、会社、企業。

商売人たるもの、自らお上に助けを乞うたり、不平不満をこぼすのは下の下。

逆境でさえもチャンスに変えてしまう貪欲さが、プロである基本条件。

と偉そうなことを言いましたが、今週、ずっと自転車にむかって愚痴をこぼしています。

「靴とペダル合体したら、どうやって信号とまるんや!こけてまうやろ!」

こんなの無理ゲーでしょ!両足をペダルに固定するんだから。全身あざだらけ…