「WGC34ステージア、リアアッパーアームの構造変更の書類ONESHASU!」
http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/footwork/foot_arm
え?
設定ありませんよ(汗)
「いいじゃないですか~、新しく作ってくださいよ~」
と3UPさん@所沢。
「あ、追加で、WGC34ステージアの車高調、注文で~す」
いや、それも設定ありませんよ…(滝汗)
「なんとかしてくださいよー」
まあ、なんとかしますけどね…
今回、一瞬ヒヤリとしたのは、元々構造変更を済ませてあった車両だったこと。
(改)が型式に入ってしまうと、型式・類別が消滅してしまうケースがあります。その場合、書類発行不能。
ただし、備考欄に記載されていればOK。
ということで、今回、三上さんのリクエストにより、WGC34用リアアームは書類が発行可能になりました。
「申請済書類があると本当に便利なんですよ。自分で事前申請をするのは大幅な時間のロスですからね」
本来は車検とは別の日に陸運局に出頭し、構造変更の対象となる箇所の強度や安全性を書類や数値で証明。
余分な日数がかかるし、絶対に通過する補償は有りません。
当社がそれを代行したと同じ効力がある¥3,000の書類は、交通費、書類作成費、人件費を考えれば安い。
元々、3UP三上さんから提案されて始めたサービス。
「自分で取得できる技術があっても、少人数のショップにとって、事前申請で長時間拘束されるのはツライ。このサービスはショップさんへの慈善事業だと思ってやってください」
陸運局から指定された手続きや記録保管など手間がかかり、商売としての魅力はありません。
でも、この書類によって改造申請の負担が減れば、ちゃんと公認を取得する人が増えてくれると思いました。
もちろん当社製品の信頼性の向上にもつながるので対応させていただくことになりました。
こっちも色々大変でした…
日産系のサスペンションの部品替えで対応できるのですが、アッパーマウントの開口部の狭さが厄介。
専用スペーサーをワンオフで突貫工事。
ベースとなる車高調は、3UPさんと共同開発。
現在も最前線で戦うトップドライバーがプライベートでも愛用してくださるレベルに仕上げてもらいました。
先日のD-1で優勝した小橋選手も初期のテスター。
テスト中のver2も3UPさんを通じてお渡し予定。
ピロアッパーはキャンバーとキャスター調整式。
ロアブラケットもキャンバー調整式なので、上下両方でキャンバーを弄れます。
ステッカーはコストダウンのため、セルフサービスで装着(笑)
ステージアは最近人気が再燃している車両。
車高調が廃盤になっているメーカーが多数。
当社では3UPさん指導のもと、日産系の減衰力を最新情報に基づき常にアップデートしていますから新鮮!
これは聞いてないゾ…
S15/R34専用メンバーカラーを発売していますが、ステージアに装着できるの???
う~ん、欲しい人は3UPさんから買ってください。
当社では未確認なので不明。
コロナで一番痛いのは、ショップさまを訪問することがほぼ出来なくなったこと。
当社は3月から基本的に営業訪問自粛を続けています。
やむをえない配達、引取り、車両移動のみに制限。
商品の受注や発送はもちろん問題がありません。
けれど、ショップ様が教えてくれる活きた情報が乏しくなるのです。
新商品開発にとって致命的な状況。
ですが、それでも日々、
「こんな商品あったら面白いと思わない!?」
的なお電話を全国からいただいており、とても感謝しています。
ええ…感謝しているんですよ… いちおう…
「なんか『厄介な仕事増やしやがって』って思ってません?」
ギクリ…
「昨日のブログで『自転車壊れた』ってあったから、イライラしてそうだし(笑)」
見抜かれた(笑)
最終的には半狂乱になっているワタシの元に自転車師匠のイーカスタムさんが修理に来てくれて一件落着。
もちろん、サニトラの開発の用事のついでですが。
超うれしい!!!!!
さっそく再開。
5時を過ぎてもまだ真っ暗。
すっかり秋です。
一番の楽しみは日の出。
最初はダイエットのつもりでしたが、今はコレが観たくて自転車に乗っています。
何の変哲も無い普段の通勤路がすごく美しい。
ヤル気MAX!
さて、お待たせしているたくさんの開発中商品、社員一丸となって仕上げて行きます!