朝、こんなものが置いてありました。
やったー!
スズキ、ダイハツ用のビッグローターキットが上がってきたんだ!!
と、一瞬小躍りしましたが、なんだか違和感…
やたら小さい…
もしかして、製作ミス?最悪だ…
え!?
あー!すっかり忘れてた!
HA36ワークスのリアドラムのカバー(正式名称がわからない、蓋?)。
2年前の10月、ハイゼットカーゴのコンピューターを作ってもらいにパルスポーツ様@岩手を訪問。
その時に、デモカーのHA36ワークスを見せてもらっていたんです。
「オレさー、このクルマで唯一許せないところがあるんだよー。なんとかできないかな?」
「バックスさんのイベントでデモカー展示したときに、ホイルの隙間から見えるローターが小さい…」
「リアドラムはさらに…」
確かに貧相…
「こういう仕事だから性能重視で、実際問題は無いんだけど、やっぱり見た目も大切だと思うんだよネエ…」
無知とは恐ろしいもので、PALさんに日帰りでハイゼットカーゴのコンピューター開発をさせるという恐ろしい蛮行を犯したワタシとしては、なんとか恩に報いたい。
本当にお待たせしました。
ようやく前後とも年末年始には発売できそうです。
前後1台分、プレゼントさせてもらいます!(と言う名のテスト装着&画像手配)
当社のビッグローターキットはすべて日本製。
国内の協力工場で製作してもらっています。
強度、精度ともに完璧かつ、リーズナブル。
その工場で作られたドラムカバー。
予想定価は、左右2枚1台分で¥18,000~¥19,000を狙っています。
純正のカバーを取り外して交換の簡単装着。
ディスク形状にしているので、放熱面積が増え、冷却性能が向上。ハードルが高いのですが、これをベースに本当のディスク化も検討中。
スポーツカーは確かに性能が一番大切。
でも、見た目も性能の一つだと思うし、ユーザーにとってはかっこよさも憧れの要素。
速さを追求し続けてきたパルスポーツ、大坊先生がそこを気にしていることはとても嬉しかった。
当社はビッグローターキットを発売して20年以上になります。
最近追加したジムニー用は、発売当初はさほど売れませんでしたが、最近は連続欠品する人気商品に。
ゴツゴツタイヤを履かせたり、ハッチメンバー牽引等で、ストッピングパワーが不足しがちですからね。
また、3UPさんでもシルビアのリア用は大絶賛。
「これを装着するだけで、ドリフトのへタッぴが、中級レベルに昇格しちゃいます(笑)」
その三上さんからお借りしているライトエースの返却に、今月末にお伺いすることになりました。
R34スカイライン、タフトの引き取り等もあるので、3人で関東に向かいます。
平均年齢60歳なので、体をいたわるために、高速道路上のホテルを手配。
足柄サービスエリアにホテルがあります。
昼過ぎに出発して、夜到着。
ゆっくり休んで次の日出発すれば、深夜料金が適用されて、高速料金も安くなります。
とは言ったものの、シングル¥5,800なので、高速代が深夜割引でも、トータルコストは高い、はず…
ネット予約してビックリ!!!!!!!!!
3人分の支払い総額¥5,505!?一部屋、¥1,835…
GOTOで¥2,065引きに加えて、静岡県からも¥2,000のクーポン。
一人当たり、¥4,065値引き…(汗)
その上、現地で食事にも使える商品券、一人¥1,000。
じゃあ、宿泊料、実質¥835…
むちゃくちゃです。
正直な気持ち、嬉しいよりは困惑。
異常だとしか思えない。これは税金。
たくさん増税してきたのは、「国の予算が足りない」というから。
しかも、特定の業種にコレだけのおカネを撒くというのは尋常ではありません。
アフターパーツ業界や、中小企業をこんな形で国が手厚く保護することはほとんど無い。
コロナでアパレル、デパート、飲食が大変だということは重々わかっています。
ワタシの知人友人もその関係者は多くいます。
でも、自然界同様、大きな災害や疫病、戦争などによって商売が淘汰され、変化していくのが本来。
当社だって、この業界にたくさん税金投入してもらえたらどれだけラクでしょう。
でも、ワタシは滅びるべきときがきたら、仕方が無いと思うのです。
どんな理由であれ、お客様が減るというのは、需要からズレているという市場からのメッセージ。
生き延びるためには、需要を見極め、変化することが大切だと思うのです。それはコロナ渦でも同じ。
福島の原発のような明らかに国による人災は当然別問題。
手厚く対応すべき。
でも、最近は国に、
「俺も助けろよ!」「足りネエ、もっとだ!」
と言ったモン勝ちに見えて仕方が無い。声が大きいやつがエライ。
今朝のニュースで知った「トリキの錬金術」なんて、もう呆れをとおり越えました。
日本人の心はいつからそんなに貧しくなったのでしょう…
家族3人、子どもまで連れて、水を頼んで、3000円ポイント税金からせしめる姿を子に見せる親って…(汗)
「法に触れなきゃ何をしてもよい」、確かにそれは総理大臣、内閣の面々が国民に見せてきた姿。
ワタシは「武士は食わねど高楊枝」という言葉が大好きです。
これこそが日本人の本来。
なんでもかんでも「アメリカでは」「ヨーロッパでは」「中国では」と他人を羨ましがって当然のような番組ばかり流すからこんなことになっていると思っています。
当社も常にサバイバル。
とはいえ、いくらツラくても、お天道さまを真っ直ぐみれる正々堂々としたやり方の会社であるべき。
胸をはって、上を向いて歩き続けたい。
そう願っています。
上を見ながら自転車に乗っていると血まみれになります…