JB64ジムニーのラテラルロッドに新タイプを追加。
ストリート用。
定価¥14,000/1本。
「ジムニーでストリート用???」
となって当然。
こちらが販売中のモデル。定価¥17,500/1本。
違いは2箇所。
〇調整位置が左右別々か、片側一箇所か。
〇本体の直径
現在発売中のモデルは、あえていうなら”プロ”モデル。
調整部が左右の両端にあることで、強度、剛性をアップしています。
また、パイプ直径は純正と同じ1インチですが、厚みは5mmで純正よりもさらに強化。
今回新たに発売するストリート用は、片側調整式でパイプ径が22パイの材質。
それによりコストダウンが可能になりました。
前後2本ラテラルロッドが必要なジムニーにとっては価格差は大きい。と、同時に強度も重要。
なので強度については妥協していません。
純正よりも直径ダウンしてるとはいえ、肉厚3mm。純正と比べても剛性アップ。
それと、センター部にターンバックルを仕込むと強度が落ちるので、片側の端で調整。
(センターに仕込めたら、共通車種が増やしやすく助かるのですが、強度を優先しています)
そもそもこのサイズの材質は、AE86の競技用としても30年以上販売し続けてきたもの。
アメリカでのタイムアタックやドリフトなどの実践競技でも同じ市販品を投入。
(INTEC RACING社@シアトルは当社アメリカ正規代理店)
本気のトライアルに出る車両にとっては、ラテラルロッドはとことん頑丈であることは必須。
悪路や岩山といった道なき道を走破する上で、突如あらわれた障害物でヒットしてしまう可能性が高い。
開発時にはプロ仕様から発売することを決断。
当社も元々ラリー、ダートトライアルから生まれた会社。
競技系の方が当社製を信じて装着される可能性を考慮したのです。
そして2年間販売を続けてきて、いよいよ一般ユーザー様からの声が届き始めました。
「本格的に競技をするつもりは無いんです。スタイリングに惹かれたんです」
ジムニーユーザー全員が悪路を攻めたり、ロッククライムをしたり、トライアルに参加するわけではない。
快速通勤車、お買い物クルマ、週末のキャンピング車として楽しまれている方も非常に多い。
となると、プロ仕様はオーバースペック。
加えて、ジムニーをオフロードではなく、オンロードで楽しむ動きも出てきました。
前回のJAWS山本さんの走行会では、ドリフトやグリップを楽しむジムニーが出現したそうです。
そういった車両にも、今回のストリート用ラテラルロッドは最適。
車高調の開発は時間がかかっていますが、進行中。
初回モデルはテストを初めて2年経過。
そろそろ最終試作品を投入せねば。
先週末の琵琶イチチャレンジ時、本物のトライアスロン選手が同行してくれました。
Mr.GO氏は、世界中の大会に参戦しており、NHKにも取材されたことがある猛者。
本物は後ろ姿が違う。
この脚!
目の前で見ていると、同じ人間とは思えませんでした。
違う生物。
自転車はフルカーボン。
ホイルだけで1本10万円弱…
ギアチェンジもすでにデジタル、電子式…
チェーン変速はモーターなので、ミスが無く、ギアチェンジが早いそうです。
自転車ってこんなに進化してたんですね。
ど素人のワタシでさえ、お借りしている自転車はお散歩気分で時速20キロオーバー。
30キロまでなら頑張らなくても、鼻歌を歌いながら走行出きます。
Mr.GO氏は30歳半ばでトライアスロンを始めたそうです。
キッカケは些細なことで、ある日、自分が100メートルも走れないことに気づいたそうです。
びっくりして1週間走り続けたものの、100メートルが限界…
悔しくて悔しくて、とりあえずタバコをやめたそうです。
そんな自分をどう訓練すべきかと、当時まだマイナーだったトライアスロンを見学。
すると、その大会のスイム中、一人の選手が目前で心筋梗塞。そして死亡…
隣にいた奥さんが、
「あなたにそっくりの体型の人だったね…」
その瞬間、トライアスロンで自分を変えると決意。
走れず、泳げなかった人が、15年経った今、世界中のトライアスロンで戦っている…
スイム3.8km、バイク180kmの後に42.195kmのフルマラソン…(汗)
そもそも、フルマラソン単体でも現実離れ…
やっぱボクにはトライアスロンは無理。
「そんなことは無いです。日本の現役最高齢の方は、70歳くらいでトライアスロン始めたんですよ」
うそでしょ…
完走っていっても、だらだら何日もかけていい訳じゃない。16~17時間以内という制限がある。
それを80歳を超えても達成するって…
大切なことを思い出しました。
「無理」
っていったらどんなことも、そこでおしまい。
限界を自分で作ってしまっている。
「コロナだから」「人手不足だから」「景気が悪いから」「上司が…」「部下が…」「国が…」
無理な理由はいくらでも沸いてきます。出来ない理由を100挙げて何の意味も無い。
The Sky is The Limit!
限界なんて無い!
最近、新商品開発も守りに入っていたように思っていたのです。やってやるぞ!
え?
フルマラソン?
そっちは無理…