SR20DET トップフィードインジェクターキット 最終段階

NAR × 3UP × シルクロードの3社コラボ、SRエンジン用トップフィードキット、最終段階のご報告!

開発者が最後の最後までこだわったのが、ネームロゴ。

大切な意味が込められています。

550cc、900ccを準備中。

35GTR純正流用可能ですが、インジェクター本体の加工が必要になります。

繊細な加工でトラブル回避のため、当面はインジェクター込みのフルキットで販売予定。

900ccで使うインジェクターの性能チェックまで済ませていただきました。

ここまでやっていただくととても安心。

年末最後の配達廻りで、DR30専門店ジェネシスさんと、ハコスカ専門店ラバーソウルさんを訪問。

大掃除の真っ最中。

DR30新出代表。

「DR30用のインジェクターキット、頼むで」

そう、第1世代のインジェクターであるDR30用は廃盤になって久しいのです。

NARさんとすでに相談中。

心臓部であるインジェクターが無ければ走れません。

出来るかどうかはまだわかりませんが、重大ミッション。

大量にストックされたDR30は相変わらず圧巻。

姉妹店のラバーソウルさんは、キャブ車が中心。

40~50年以上前のクルマがサーキットで元気良く走り回れるのは、こういうショップさまの努力のお陰。

年末最後のキノクニさん。

Mr.OKIともインジェクターキットが話題に。

「エンジン関係のフィッティングやホース類を出している関係上、インジェクターも無視出来ないです」

オキさんも、今後、高齢化が進むスポーツカーやレース車を念頭に、インジェクター対応を考慮していたそうです。

部品が無くてクルマが走れ無くなれば、所有者も困りますし、不動車にパーツは装着しない。

とはいえ、インジェクターの専門家、メーカーは日本では非常に希少。

来年以降、タッグを組ませていただけそうな話になりました。

「お土産ありますよ」

お!

なんだ!?

「カワイ製作所の相談役から『シルクロードのあいつが訪問したら、配達させといてくれ』とのことでした」

パシリですね(汗)

了解。

オキさんとは数年前、Super耐久の指定部品の取得で、一緒に東京めぐりをしたことがあります。

来年はワンメイクレースとインジェクターキット開発で、久しぶりに同行出張の機会がありそう。

楽しみ!

2020年最後の訪問先はファインオートサービスさん。

ファインさんには当社製品を販売していただいているだけではありません。

当社が苦手な部品の生産、供給能力があります。

情報交換も含めて、ただの商売を超えた重要な関係。

「近所の日本酒メーカーの酒やねん。これでゆっくり年末過ごして」

高野山の般若湯というお酒をいただきました。

ファインさんは高野山のふもとにある会社。

なぜ、”酒”ではなく般若湯なのかと思っていたら…

ああ、隠語だったんだ。

酒はお坊さんにも、ワタシにとってもガソリンみたいなモンですな!

 

最近売れ行きが目覚しいのはサニトラだとのこと。

当然、ファインさんでは多数のサニトラパーツを展開。

当社でも取り扱いさせていただいております。

奇しくも2020年最後の訪問先はみんな、旧車、ネオ旧車の維持存続に大きく貢献しているお取引先。

最新が最善というのは自動車の性能でも間違いありません。

でも、メーカーに与えられたものをそのまま乗るのはつまらない。

自分たちでカスタムし、アップデートしていく楽しみも、また自動車文化の大切な一面。

これにて年内の外回りは終了。

ですが2020年は終わっていません。

12月31日、除夜の鐘が鳴るまで、全力を尽くします!

溜め込んだ書類と、清算と、ブログアップ残ってるんですよね…