H200 ハイエース 1.5インチ リフトアップキット

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H200ハイエース リフトアップキット 今後の展開


H200ハイエースのリフトアップキット、試作品完成!

まさかの年末最終日に完成!

フロント約35mm(トーションバーなので上げ幅の余地あり)。

リア約40mm。

ローダウンイメージの強いハイエース。

でも、本来は現場で働くクルマ。

あらゆる環境に対応しやすいリフトアップが似合うのは必然。

ノーマルのフロントはこぶし約1つ。

それがこんな感じ。

フロントはスプリング鋼材のトーションバーを、このネジを締め上げることで車高を上げます。

ただし、このネジを締め上げるのにインパクトレンチを使うと、ネジが伸びてしまいます。

対策として強化ボルトなどがありますが、当社の開発担当が面白いアイデアを提案。

「コレを仕込めばええんや!」

ナイショのコイツを純正に組み込むことで手締め作業でもラクになり、純正ネジへの締め上げダメージを軽減。

推奨はしませんが、インパクト使用においても効果を発揮。

リアも純正がこの状態から…

大幅UP!

リアのアップには、定番のシャックル。

純正から大幅に取り付け位置を変更。

強度は十分でており、構造変更事前申請済みの書類も、陸運局にて対応可能となりました。

ただし、現在改造車検対応書類が発行できるのはSUPER GLのみ。

このグレードだけでも18種類の異なるハイエースが存在しており、大変でした。残り車種も随時対応予定。

リアは増しリーフでリフトアップ。

純正リーフに追加するだけなので、大幅コストダウンの上に、手続き不要で車検対応。

なお、増しリーフと一緒にこの怪しいブツも装着。

ばらしたリーフに組み込むだけ。

申し訳ありませんが、企業秘密の部品だらけで、現時点ではご披露出来ません。

純正ですら乗り心地に悪評があるハイエース。

ローダウンやリフトアップはさらに悪化するイメージがあるのを払拭する部品たち。

当社キットは2枚の板をリーフに組み込みます。

ボルト一本で簡単なのですが、両端のカシメをするためにはシャコ万力が必要です。

戻せば完成!

リーフスプリングの脱着は全てボルトの脱着だけなので簡単です。

車高をあげると、一気に雰囲気が出ます。

当社の社員2名が同じハイエースをのっているので比較。

屋根の高さ、ミラーの位置がかなり変わります。

イカツくなりました。

車両の持ち主である当社の営業マン。

「びっくりしましたよ!乗り心地、純正より良くなってる!!!」

純正ノーマル状態でも激しい凹凸では突き上げ感、底付き感があるそうです。

それが払拭され、乗用車感覚になったそうです。

「ゴツゴツタイヤホイルと、フェンダー、めっちゃ欲しくなりました!」

働くクルマである貨物車はハイゼットカーゴ同様、快適性よりも積載性能が重視されています。

当社は「車高さえ変わったら良い」のではなく、「毎日乗れる脚」をコンセプトに開発。

それを実現した丸秘アイテムは、量産決定後にご紹介させていただきます。

唯一の欠点は、車高があがったことで、乗り降りが大変なこと。

「来年、追加アシストグリップ開発しないといけないな」

新製品がまた一つ増えそうです。

年末大掃除の最中に完成したハイエース用リフトアップキット。

2020年はこれにてちょうど30の新商品を開発。

毎月2~3個発表のペース。

来年はさらにその速度を上げていきます。

普段から整理されている工場ですが、大掃除。

日本人のDNAに刻まれているんでしょうね。

開発担当が個人的に購入したタイヤチェンジャー。

それで遊んでいる営業マン。

なんと唾液でエア漏れ確認…

「今時、エア漏れチェックにツバつけるか!?」

と叱られていました。

リフトアップサクシードに乗っている営業マンは、スタッドレスに交換。

こっちのほうがカッコイイ。

今年はコロナで忘年会、慰労会ができません。

せめて弁当はおいしいものを、と会長が気をきかせてくれました。

会長のお友達の「鞍馬」さんにてスペシャル弁当を受け取り。

https://tabelog.com/nara/A2904/A290401/29003846/

ここはA5ランクの山形牛や、海鮮料理が抜群においしいお店。

楽しみ!

特製うな重、焼肉弁当、名物大エビフライ弁当!

あれ…

一人分足りない…

しまった、自分の分を忘れてた(汗)…

ということで、ワタシはココイチになりました…

悔しくて、豚シャブ+ハンバーグ+野菜の特盛にしてやりました。

もちろん最強の10辛。

ああ…

最後の最後まで間抜けです…

2020年1月の初出勤日、だれもがこんな1年を予想していなかった。

オリンピックを期に、世界から注目され、外国人が押し寄せる。

万博も控え、カジノが誘致され、良くも悪くも活気付く。

そして人々はさらに都会に集まる。

現実は、オリンピックは延期。

アフターパーツ業界の華である、東京オートサロン、大阪オートメッセが中止。

カジノ誘致は宙に浮き、世界の人々は移動すらままならない。

活気付くどころか、多くの業種が不景気に苦しむ。

密集を避け、都会から地方を目指し始める兆し。

そんな状況の中、営業活動を3月から自粛し、九州、四国、中国、中部、関東、東北の出張を停止。

創業46年間来続けてきたショップさま、メーカーさまの訪問を9ヶ月も出来なかった異常事態。

それでも、なんとかやってこれたのは、皆様のおかげ。

ブログ担当のくせに、TWITTER、FACEBOOK、LINE、インスタ、一切のSNSをやらないワタシ。

なのに、閲覧してくださり、アクセスしてくださった皆様、本当にありがとうございます。

どういう仕組みかはわかっていませんが、「いいね」をしていただくたびに元気を貰っています。

常連のみなさま、お名前いつもちゃんと見てます。

コメントいただくと、FACEBOOKやっている同僚に「すぐ返信して!」と頼んでいます(笑)。

このブログを読んでくださっている皆様。

一年間ありがとうございました。

クルマの知識豊富な猛者が集うシルクロードにおいて、競技経験すら無い異色な社員のワタシ。

前職は業界違いの、英語塾の講師だったんです。

読んでくださっている皆様のほうがクルマの知識ははるかに高いでしょう。

拙い知識と文章を許容していただき、ありがとうございました。

日本中の当社製品を取り扱ってくださっているショップさま、問屋さま、メーカーさま。

一年間お疲れさまでした。

イチ営業マンのワタシのグーグルマップだけでもこれだけのお付き合い。

他の営業マンをあわせると、2000近くのアクティブな直接取引先があり、間接的にはもっと沢山。

来年からはいよいよ東北、沖縄、北海道にもお邪魔する機会を伺っております。

この苦しい一年を乗り越えることが出来たのは、ひとえにみなさまのお力添え。感謝です。

2020年、本当にありがとうございました。

2021年が皆様にとって幸多き新年となることを心よりお祈り申し上げます。

そして、自動車での事故にはくれぐれもご注意くださいませ。

良いお年を!