AUDI用キャンバーアーム with BALANCE AUTO アームと車検

バランスオートさんを訪問。

まずは山崎さんの安否確認。

ご存命!

「おおげさな。6気筒エンジンのたかだか1気筒が死んだところで問題ないよ」

アーム開発が終了したAUDIを引き取り。

帰り道にエンジン不調の連絡をいただいた後、音信不通で心配していたのです。

結局、プラグが一本かぶっていただけだったそうです。

早速、試作品の取り付けが始まっていました。

手前の黒いアームが今回開発したフロント用。

リアはまだ塗装が乾いていないので、工場に鎮座。

来週にお渡し。

アーム用車検書類の打ち合わせ。

AUDI正規代理店の車両は、日本車同様に書類発行が可能。

並行輸入車については今後調査を続けます。

今回A7で型取りしました。

山崎さん調べでは、S4、A5、S5、A6、S6、S7も共通の可能性。

まずは目の前の車両に適正に装着できるかどうかが先決。

バイク好きの元工場長。

CBR1000RR-Rに目を奪われていました。

有名なバイクパーツメーカーの型取り用に提供したそうです。

高品質のカーボンパーツが随所に装着されていました。

サスペンションにカバー。

これは今後、クルマでもありかも。

摺動部の保護になる上に、タイヤハウス内が美しくなる。

バランスさんからすぐ、ヒライオートサービスさんに到着。

一般整備工場としての看板。

レース業界ではフラットウェルレーシングとして高名。

そちらは老舗チューニングショップ。

これからレストアが始まるBNR32。

この年式くらいになると、ホワイトボディから作り直す覚悟が必要。

旧車、ネオ旧車の修理経験、対応力が高いショップはますます忙しくなります。

ここでもバイクに釘付け。

同じくご近所のイーカスタムさんに到着。

なんでそんな日焼けしてんの?

「最近は建設作業が多くて焼けてしまった」

レンタル倉庫を数年前にスタート。

それに続く新たな企画準備を始めているようです。

「具体的に何をするかは決めてないけど、とりあえず一棟、練習がてら作ってみた」

という4畳半ほどの建物は、めちゃくちゃ完成度が高い。

リモートオフィス、レンタルオフィス、一人カラオケボックス、利用方法は色々ありそうです。

イーカスタムさんから依頼されているサニトラ用ロアアーム、リフトアップキット。

まもなく量産品が完成します。

車検時の書類を打ち合わせ。

サニトラのリーフスプリング、アーム、シャックル用の書類を作成することになります。

当社製品の車検に関する職務を担当する元工場長は、数年前に60歳で定年退職。

けれどシルクロードでは本人が希望すれば、死ぬまで働けるシステム。

現シルクロードはそのリタイヤ組に支えられているといっても過言ではありません。

40年以上前からクルマに携わってきた当社のKANREKIES’たち。

ワタシたちが旧車、ネオ旧車と呼ぶクルマ。

それを新車の頃から遊んできた人たち。

開発時にはその知識が威力を発揮。

何より、現在に至るまでのクルマの構造の変化も知っています。

昔のクルマをしっかり理解している人たちは、現在の車の構造やルールにも精通していて当然。

年間1000台超の改造車検を請け負っているTICさん。

「シルクロードさんの商品と書類に触れる機会がありますが、仕事の丁寧さは業界の中でも指折りです」

と越川代表にお褒めいただいたことがあります。

最近、ようやくKANREKIES’たちの凄さを理解できるようになりました。

高槻から奈良に戻る道中、

「あっ、”きづいち”や!寄ってくれ!」

https://nara-gourmet.com/kiduiti/

聞けば、元工場長が若いころから有名なたこ焼き屋さん。

タコがめちゃくちゃ大きくて、すごくおいしいそうです。

でも、今日は寄りませんョ。

昼ごはんのマクドナルド、私の食べたかったダブル肉厚ビーフの方をとったから。

食い物の恨みは恐ろしいんです。

それに、私、魚介類苦手だし(笑)。

会社に戻ると、工場長(現在)がR34ロアアームをほぼ完成させていました。

もちろんコイツも構造変更の書類作成が必要。

車検書類担当の、元工場長の仕事は増える一方。

引退する暇なんかありません(笑)。

こちらでも別のKANREKIES’が、怪しげな行動…

「FD2の純正タイコの性能が素晴らしいから、ロドスタに移植したいんや」

そしてそれを量産してみたい、という提案。

頼まれたわけでもないのに、一生懸命にいろんなことを考えてくれます。

仕事は嫌いだけど、クルマが好きで仕方無い、ドヘンタイKANREKIES’たち。

あと3年で50周年。

「より速く、より安全に。そしてより愉しく」

当社製品を取り付けた人たちがみんな笑顔になれるよう、走り続けます。