予想以上の強敵、N-VAN。
フロント30mm、リア35mmダウンでバランスの取れたローダウンキット試作完成。
カッコいい!
フロントは純正スプリングを7㎏の直巻スプリングに変更。
高レートに感じますが、乗り心地は純正レベル。
純正の樽型バネは不等ピッチで初期が柔らかいためにロールが発生しやすい。
直巻は常時マックスレートが発生するのでコーナリングがシャープに。
溶接や切削加工不要のボルトオン。
車高を微調整することもできます。
しかもショックやマウント類はすべて純正なので安心。
車高調でもダウンサスでもない、ローダウンキット。
難所はリア。
こちらはダウンサス方式なのですが…
サンプルとして市販のダウンサスを取り付けたところ、異音発生。
平らな道は問題無いのですが、コーナリング時、路面の荒いところでゴトゴト音。
開発担当者が教えてくれました。
「最新のクルマは荷室を広くするためにサスペンションを隅に追いやっている」
N-VANは設計が新しく、一般的にトレーリングアームと呼ばれる部分が短くなってしまっている。
タイヤのセンターからタイヤハウスの内側くらいまでしかない。
設計の古いサクシードは、N-VANの倍以上の長さ。
ハイゼットカーゴも設計が古いため、やはり倍くらいの長さがあります。
トレーリングアーム上のバネは、距離が長ければバネは真っすぐに近い形で上下動。
けれど短い場合、激しい円弧を描く動きになり、簡単に言えば暴れてしまう。
異音発生しやすい傾向の原因の一つで、仕方ないといえば、仕方ない。
異音発生しやすい車両に対して有効策は限られます。
角度変化するアジャスターと専用スプリングを作れば対策可能。
でも、それではお手軽価格が魅力のダウンサスのコンセプトから外れる。
当社はローダウンキット。
とはいえ、ある程度魅力的な価格にするためコストも重要。
最終手段の前にできることがいくつかありますので、あと一週間、工夫してみます。
カワイ製作所さまからお借りしている車両。
なので、時間が限られている。
本日返却予定日ですが、延長戦をお願いしに行かねば。
ローダウンキットが完成すれば、次はアップキット。
この車両からリフトアップキットは設計方法を一部変更。
クルマの進化に合わせて、当社の開発方法も進化させていきます。
自転車も進化しています。
トレーニング用に負荷を期待して購入したJeep社製ファットバイク26インチ。
ところが折り畳み自転車20インチよりも軽い!
カーボンでこそありませんが、アルミフレームの恩恵は十二分。
見た目に反して時速30㌔程度なら十分出せます。
ロードバイクがZなら、クロスがランエボ、ファットはランクル的なイメージ。
こいつのカスタムパーツも作ってみたい。
って、それどころじゃない…
次の大会までにバイクのタイム短縮と、弱点のラン鍛えなきゃ。
え?
「そうじゃないだろ!」って?
タウンエーストラック、L275、ライトエース、ハイゼットデッキバン、ノア…
わかってます、やりますよ。
AUDI A4、レクサスSUV、BMWミニ、R34、Z33、キャラバン、ボンゴ、レガシィ…
はい…わかってますぅぅ(汗)