ZVW55 プリウス 4WD リフトアップキット 開発開始

当社がリフトアップキットを始めたきっかけは東日本大震災

長期に及ぶ避難生活において、多くの人たちにプライバシーを提供した車中泊

その後も多発したゲリラ豪雨による水没も大きなヒントに

ほんの少しのリフトアップでも浸水までの時間を稼げるという安心感

大雪による長時間の立ち往生問題にもリフトアップが役立つとわかりました

「最近の日本車は昔より車高が低いので、雪国ではトラブルが多いんです」

と教えてくださったのは山形のオートリサーチ米沢さま

「冬場、営業マンのプリウスのバンパーが良くぶっ飛ぶんです」

北国では路面に雪の塊が落ちており、低いバンパーだと巻き込んで脱落してしまう

しかもセンサー搭載されているため、ディーラーで要リセットとなり、数万円

また、チェーンを巻くのも非常に困難

https://motor-fan.jp/stylewagon/article/25976/

先に発売した、同じ営業車カテゴリーのプロボックス/サクシード用は大好評

ということで今回、いよいよプリウスの開発に入りました

確かに車高が低いと感じます

ひと昔前ならこの手のセダンはタイヤハウスに握りこぶし2~3個は入りました

今回、あえて4WD車両E-Fourで開発

雪国での利便性向上が先決と考えました

(関西ではなかなかプリウスの4WDは見かけないので大変でした)

当社は基本的に純正ショックアブソーバーとスプリングを活かします

乗り心地や耐久性を純正により近づけることで運転時のストレスを軽減

毎日の通勤や買い物、営業廻りにとっては最も重要なこと

フロントはアッパーマウントをかさ増し

リフトアップ時のポジティブキャンバーを補正する機構になっています

この通り、純正パーツはすべて活かした状態

リアは純正スプリングにスペーサーを入れるだけ

レバー比が発生するので、スペーサーの厚みよりも車高は上がります

ここにスプリングを戻せば完成

フロントは約30mmアップ、この方式だと限界値

というのもリフトに上げた状態でドライブシャフトとボディが接触

走行時には余裕があるので問題ありませんが、これ以上あげるのは推奨できない

リアはフロント車高にあわせた結果、20mmアップ

サイドステップがちょうど平行になるからです

魅せるためのカスタムなら「もっと上げたい!」って声もあるでしょう

けれど、コスト、車検、日常性を重視するならこれがベスト

ムリをしない、ちょうど良いものが当社のリフトアップキットのコンセプト

「ちょうどいい。」

その真逆がワタクシ

バランスが悪く、なんでもやりすぎてしまうか、やらないかの二択

つい最近まで、会社の目の前のコンビニへ車でGO!

おかげで立派なメタボリックおじさん化

ところがトライアスロン始めたら突然毎日走りだし、とうとう足が崩壊

いくら走ってもタイムが伸びないどころか歩くのも一苦労

プロトレーナーに相談した結果、ランニングしばらく禁止

関節の可動域と強度アップという地道な特訓をさせられています

派手にどかどか走っていると充実感があるものですから、精神的にキツイ

お酒も必ず最初に3杯分頼まないと不安に…

そんな私にトレーナーより無情の禁酒命令

12月初旬の大会までとはいえツライ

そんな時に届いた大分名産カボス

お取引先のTSファーストさまが毎年送ってくださるのです

これを見てピーンときました

どうしても美味しいと感じれないノンアル

カボスを絞ってみたところが、味わいが超リアルに!

やった!!

これでカラアゲがおいしく楽しめるゾ

と、トレーナーより連絡

「揚げ物は極力避けてください」

ムリ…

食事も運動も、清く正しくバランスよくなんてムリ…

グッと飲んで、ガッと食べて、キュっと走らせてくれい

「構いませんが結果を出すのが私の仕事なので、メニューを追加しますね」

やめてくれ~

超地味な拷問レベルのメニューをこれ以上は…

おかげで12月寛平ハーフマラソン、どうやら間に合いそうです(滝汗)