1年ってホントあっという間
年一回のみ発行のジムニー天国
え!?
もう取材なの!?って感じ
持ち込んだのは前後55㍉ダウン仕様
車高は55㍉/45㍉のスペーサー2段調整式
KYBさまにてOEM制作したオリジナルショックは14段調整
ローダウン専用バンプラバーも用意
インプレッションは昨年と同じくモータージャーナリスト中田和夫さま
乗車前に空気圧も含めて全体のチェックに余念がありません
身が引き締まる瞬間
「どうせ10分ほどだろう」
初取材の昨年はそう思っていました
当日、最低でも数台かそれ以上の車両インプレッションがあるからです
今年はそうではないことを理解しています
打合せとは別に1時間はじっくり確認されることを
段差やコーナー、アップにダウン
想定できるさまざまなシチュエーションを試走されます
昨年は急な思い付きで取材2週間前にアップ仕様からローダウンに変更
部品を開発する間もなく、ありものの組み合わせで準備
取材インプレッション走行の最中、何度も自分の浅はかさを恥じたことが忘れられません
今回は自信作で挑みました
本日のインプレッション次第では発売延期も覚悟の上
降車後、ゆっくり噛みしめるように出てきた言葉が…
「スプリングの設定、かなり攻めたんですね」
思わず涙腺が緩みました
詳細な評価は本の発行までこれ以上書けません
でも忖度なしに本音で昨年ぶつかっていただいたこと
だからこそここまで性能をひきあげられたのだと実感
ジムニー/シエラどちらにも対応
タイヤホイルサイズの設定次第では上記画像のスタイルがゲットできます
それでいて快適性、操作性も犠牲にならないように配慮
開発きっかけはJAWS山本さまからの”ジムニードリフト”用サスペンション
なので減衰力調整とセッティングでサーキット走行も楽しめるようになっています
今回は当社の開発リーダーが誌面に登場します
昨年、私のわがままで不完全な仕様を不服ならが対応
今回のリベンジでも汗をかいていただきました
SJ世代からのジムニー好き元ラリースト
今回の取材の目玉はあと二つ
ローダウンにも対応可能なラテラルロッド
実はジムニー、シエラともに3~40㎜ダウン時にラテラルが水平(最長)状態に
その車高にも対応するため、わずか数ミリですが仕様変更しました
もう一つはビッグローターキット
直径を1インチアップすることで制動力アップ
さらには純正キャリパーサポートには存在しないブリッジを追加
大半の軽自動車はハット部までのスペースが狭いためにココが無いのです
たったこれだけのことで制動力がさらにアップ
撮影も終盤になって気づきました
もう来年のネタを考えとかなきゃ!
商品開発なんて1年じゃ足りないことがザラ
帰り際に中田さまからいただいた長野産のリンゴ
1玉ずつがびっくりするくらい大きい
そして香りがものすごく良い
これ3個分じゃないです(汗)
1個でこの量!
味は説明するまでもありません
「精進しなさい」と優しく背中を押されたような気がしました
(なお、私が食べれたのは2切れで残りは家族が暴食)
さて、取材と開発ラッシュが続きます
年末のチェッカーフラッグまで加速し続けてまいります
こちらのJB64ローダウンキットは、いつ頃発売に、なりますか?
首を長〜くして待っています。
それとデモカーに、装着しているホイールと、タイヤのサイズも教えて貰えませんか?
松下幸宏さま
嬉しいコメント、本当にありがとうございます!
そして大変お待たせしております…
最終テスト品を今月シエラに装着確認、来月に福岡のJAWS山本さまのJB23ドリフト車両に装着確認となります。
その時点で専用スプリングの量産に入り、約2か月程度の予想。
これ以外の部品はすでに完成しておりますので、年内、もしくは年明けのあたりかと推測しております。
タイヤ:ナンカン FT-9 M/T RWL 175/80R16
ホイル:MID H12 Shotgun 5.5J × 16+20
*タイヤはMTですが、ATのほうが絶対に良いと思います。
モータージャーナリスト中田さまのご助言もあって、ただ”下がる”だけのものではなく、スポーツパーツメーカーとして納得できるものになりました。
すでにいろいろなダウン用パーツがある中で、ご興味を持ってくださり本当に嬉しいです。
よろしくお願いいたします。