1999年の初出張から25年間で100回以上訪問しているバンコク
2020年のコロナ騒動以降は今回でようやく2回目の訪問
今回はクルマのことではなく個人的な愚痴なのでムリに読まないでください
コロナ前は往復3~6万程度の印象だった一般的な航空券は10万超に高騰
今回は人生初のLCCピーチですがそれでも往復8万円(預け荷物無し)にびっくり
そして初の関空第2ターミナル(LCC専用)には悪い意味で衝撃…
地方空港のような寂しい施設
レストランや免税店も最低限
第1ターミナルのような「ヒャッホー!海外いくぜ~」感ゼロ
2月極寒の中、バンコク向けの軽装にタラップ無しの外気が染みる…
と最初はブツブツ言っておりましたが感激したのは手続きの簡単さ
スマホQRコード一つで搭乗できてしまう
預け荷物無しのバックパックならまるで新幹線に乗るようなお手軽感覚
深夜1時に到着
空港内のカプセルホテルに泊まろうとしたところ…
5時間1,750バーツ…
なんと1バーツ4.2円まで高騰しています
コロナ前なら3.5円だったので為替だけで約2割アップ
5時間宿泊で¥7.350するやん!
関空のファーストキャビンの17:00~10:00と同料金
つまり日本のほうが実質半額以下(涙)
久しぶりに出張した一番の目的は友人の出産祝い
25年お取引を続ける家族同然の2代目社長さんの赤ちゃんと対面
同じく20年近い付き合いとなるイーカスタムさんも同行
取引開始当時、父上の後ろにいた小学生だった彼と乾杯
一緒に仕事をし酒を交わす関係になる日が来るとは
このお店とも25年のお付き合い
中国料理「老山東」スクンビット店
タイは中国と国境を接しているので中国系の方が多いので味はホンモノ
これと
これだけでビール1ダースは飲めてしまう
もちろん他の料理もあり得ないおいしさ
そんな美味しい食事の時に出たマズイ話題がコレ⇧
「日本の自動車メーカーやばいョ、中国のEVが異常に増えつつある」
躍進の理由はなんといっても価格
EVの本来の強みは高度な技術が不要なことと部品点数の少なさによる低価格
確かに日本自動車封じ込めに始まった欧州+中国によるEV包囲網は弱体化の傾向
けれどテスラは本来、安価が売りだったEVの本質を封印し高額化させたことが不振の理由
対して中国は販売台数が増えるほどにコストを売りにした戦略で市場を席捲するつもり
この状況から思いだしたのは日本製ガラケーがIPHONEに駆逐されたこと
たった10年前はまだまだガラケーが7割近くだったのです
当時ガラケー勢が「スマホなんて日本で定着しねーよ」と息巻いていました
価格次第では今回も同じ轍を踏む可能性が無いと言えません
さて今回は仕事とは別にシラチャという場所を訪問
不動産業を営んでいる友人が会社設立を考えての視察
ワタシも勉強がてら同行
タイで働く日本人が発展させたと言わている土地
日系企業と工場が非常に多い故でしょう
自動車メーカーだけでもトヨタ、ホンダ、日産、三菱、スズキ、いすゞ、日野まであります
案内してくださったのはファインオートパーツさんのご友人
この街で不動産業を営んでおられます
「地味ですけど日本人が多く住みやすい環境です」
大都市から離れこういう場所でのリタイヤを計画する日本人が急増中
マンション価格は東京や大阪からすれば安い
とはいえ現在の円安を考慮すると資産や仕事無いと無理だと感じました
そんな街の雰囲気は…
最高じゃん!(笑)
でも為替が悪化し続けているので裕福な日本人向けですね
株価最高額にマスコミだけがはしゃぎますががこれも円安のおかげ
好景気に沸く大企業だけがフォーカスされていますが日本の99.7%は中小企業
円安を解消しない限り輸入材に頼る中小企業と我々庶民の生活苦は株高の養分でしかない
久しぶりの海外出張のおかげで日本を外から見ることができました
スーパーカー世代のワタシはなんだかんだ日本が一番だと思っていました
でも、いよいよこれから本当の意味で日本の良さが消えていくと感じています
世界から賞賛される勤勉性、低犯罪率、正確さ、安心安全、娯楽の豊富さ
これらは世界でとびぬけて貧富の差が少なく中間層が多かった日本独自のモノ
終身雇用でなくほぼ日雇労働の派遣、極端な貧富の差の拡大、外国人雇用、大企業異常優遇
行きつく先は欧米が現在直面している犯罪率と数々の社会問題が待ち構えています
あかんあかん愚痴まみれになってしまった
今日はひな祭りだった
これが今の私にできる精一杯(苦笑)
お金持ちでなくても平和と健康があれば十分幸せ