DA17vフェンダーとサイドパネルの最新情報はコチラ
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当社の貼るだけ外装シリーズのデザインモデラーをしてくださっている@arkhe_sincerita00さま
名前は明かせませんが某有名ブランドや企業向けのFRP製品のモデラーを務めてこられました
自動車に限らずドローンのボディや工業デザインも手掛けておられます
最近では3Dプリンターのデザイン制作も対応
クルマ好きが高じて見よう見まねで始めたのではない
もちろんそこから飛躍されたデザイナーもおられます
けれど彼は学び舎で基礎を含め高い知識と技術を習得したプロフェッショナル
そして独特の感性の持ち主
過去と現在の世界中のデザインをインプットした上で個性的な提案をしてくれます
スマッシュヒットとなったプロボックス用フェンダーとサイドガード
オーソドックスな半月フェンダーとまっすぐなサイドステップは選択しない
売れる確率が高いからと無難なもので妥協したくはない
新たな提案をするのがアフターパーツメーカーの役割だと思うからです
今回のDA17vもかなり冒険リスクを背負っています(笑)
「本当にこれでいいんですか?」
サイドパネルにしてはかなり奇抜
シトロエンに似た感じですが、そもそもシトロエンが独創的なメーカー
フェンダーの無い状態ですから完成状態のイメージはつかみにくい
その上、製品版で予定している艶消し系シボ黒ではなく、試作品は光沢が強いピアノブラック
違和感だらけ
後から完成するオーバーフェンダーと同時装着してからの判断
とはいってももう後戻りはできません(笑)
試作品の色のせいでわかりにくいですがかなりの凹凸があります
実物はかなりの迫力
「シルクロードさんはボクの冒険をいつも受け入れてますね(笑)」
”冒険”ってわかってやってるんですね(笑)
どこにでもある似たようなもので勝負したくない
ましてや他社のデザインをパクるなんて論外
という気概をもっていますが当社はあくまでハードな機能パーツメーカー
今回の場合もボディ保護という目的があります
車中泊やキャンプ地、仕事場での悪路や作業傷からボディを守る機能
ハイエースでは「なぜフェンダーは作らないのか」と聞かれることがあります
すでに多数のフェンダーが販売されていることも理由の一つ
ですが何より気になっていたのはサイド下部の痛んだ車両が多かった事
跳ね石が最も多くヒットするエリアを守る機能性パーツとしての提案
最近、非常にそっくりなものが他社から発売されたようですが…
2年前の発売時はFRP製品しか存在していない中、当社ONLY ONEな製品でした
FRP製には造形の自由度の高さというメリットがあります
しかし衝撃に弱く塗装面は跳ね石がヒットすると下地が出てしまう
樹脂製パネルは純正でも多用されており衝撃に強く塗装不要で下地が出ることもありません
今回はさらに新たな提案にも挑戦
耐光性の高いフィルムを利用したボディフィルム
サイドパネルやボンネットなどの平面を中心にデザイン性の高いものを開発開始
ヒントになったのはキャリートラック特別仕様車とデリカミニの塗装フェンダー
当社の周辺でも田植えが始まりました
2024年の後半戦の合図です
そして個人的には4年目のトライアスロンシーズン開幕
若いと思い込み気合と根性で練習を詰め込んできた結果、一進一退で伸び悩み
年齢的な限界を認識し、論理的な方法に変えた手ごたえを少し感じています
「とにかく汗水流して頑張れば報われる」価値観は良くも悪くも日本人に刻まれたDNA
この歳になってようやく「正しい目標設定」のもとに「効率よく」頑張る大切さを理解
会社より拝命したビッグプロジェクト「Z9(仮称)」
がむしゃらだった若い頃とは違う
しっかりと知恵と英知を働かせ新たな良い製品をお届けできるよう邁進いたします
もちろんコイツも!