掲載 エブリイ・ギア @ レッツゴー4WD WEB / 営業→工場勤務

”エブリイ・ギア”を取材していただいたレッツゴー4WDさま

雑誌とは別にWEB掲載していただきました

https://4wdsuv.auto-g.jp/letsgo4wd/article/202408232/

雑誌は写真の美しさが際立ち特別感があります

けれどなんでもスマホの時代、正直、片手で記事が読めるのはありがたい

それにカテゴリーごとに説明してくださっていてわかりやすい

今時の雑誌はネットとうまく共存していることに関心させられました

外装パーツの発売は9~10月予定

フロントのガーニッシュは10月ごろ試作完成予定

そして当社初となるベッドキットもそのころに完成します

恐らく業界初、車種別専用畳キット

畳というのは実はオールマイティ

何も敷かずに寝転がれるし、コップやボトルなども倒れにくい

掃除も簡単だし、実は傷んだ時の交換コストも安いのです

工場長の親戚に畳職人さんが居ると発覚し計画スタート!

畳にならぶジャパニーズソウル米の収穫時期が近づいてきました

実家が元精米問屋で米を買ったことが無く知りませんでしたがコメ不足とか!?

脳裏に浮かんだのはネット寵児IT億万長者たちの高級車イキり

ITがどんなにすごくても米も食べ物も作れません、所詮ただの情報

彼らが販売しているモノはすべて誰かが生産しているのです

IT業界に憧れ働くヒトが増えるなら製造人口はどんどん減少する

米不足で欲しくても買えない人がでるし値上がりする

お客さまは神様の時代が終わり、近い将来には製造する側が強い立場になると確信

私の信条は「思い立ったが吉日」

営業職を辞して、早速、当社隣接の工場”セクション”に突撃

「ここで働かせてください!」

もちろん何の技術も無いワタシはバイトAとしてイチから

最初の仕事は箱の組み立て

はっきりいって舐めてました

箱の組み立てにはちゃんと基準があり、組む順番も厳しく定められています

色んな種類の箱があり、正しい組み方を記憶した上で速く美しく組まないといけない

初日は箱オジサンでした…

次に与えられた仕事は商品を組むための部品集め

営業マンとして20年余り販売してきたトルクダンパー

これが難しい…

あちこちの棚から指定された品番の部材を集めるだけ

なのに数量確認や品番確認だけでもモタモタして時間がかかってしまう

たった一つの商品にこれだけたくさんの部品が必要だったとは…

ここまで来るのに1時間近くかかって情けない

そのダンパーの組み立ても行いました

情けないことにどの順番でどう組み立てるのかいちいち教わる始末

ネジが固いものをどうしていいかパニックになっていると…

「ネジピッチ毎に専用のやすりがあるのでそれで対応してください」

と現場リーダーさんのお手を煩わせる始末

今度は部品の面取り作業

お客様の手を傷つけないようにとがった部分を丸める工程

ついでにバリ取りも

これまた工場女子さまに何度もご指摘を受ける始末

「すいません、ココとココとソコとソコが削れていません」

いや、こちらが仕事の邪魔になっていて恐縮です(涙)

私が1枚なんとか終わるとすでに5枚以上が終了

工場女子たち恐るべし

プレス打ちもやりました

丁寧になおかつ速くやらないといけない

これがとにかく難しい

サンドブラストは思ったより向いていました

と思ったのもつかの間

80枚を超えたあたりから腕が重い、イタイ、暑い

なんとか200枚終わらせましたが…

13時から始めて16時になってしまっている

これだけで半日もかかっていたら本当に足手まとい

まずは1年間、週3で製造業務を学ぶことにしました

近い将来にやってくる製造業の復権をにらんで猛勉強

当社は自社工場とは別に多数の提携工場があります

ABS真空成型、マフラー、フロアマット、ショックアブソーバー工場 

そしてあらたに畳工場も追加されます

そんな中でも50年の提携先であるカワイ製作所さま

「製造者と販売者は常に相いれない存在」だと教えてもらったことがあります

基本的に売る人間は作る人間の気持ちや状況を理解していないというもの

逆を言えば製造側の立場をしっかり理解すればそれが強みになる

「買ってやってるんだからいうこと聞け、代わりはいくらでもいるんだ」

そんなことが通用しない時代になりつつあるのですから

モノづくりの最大規模は国づくりだと思っています

その職人たるべき政治家たちの腐敗があまりにも酷い

彼らは国づくり職人としての技術にはまったく興味が無く勉強さえしていない

ただただ、どうすれば他人を蹴落として社長になれるかしか考えていない

社長になれないならどの取引先から賄賂と接待を受けるかしか考えていない

日本の国づくりの社長を決める自民党総裁選が間近(立憲民主も)

残念ながら誰になろうとも期待できない

期待できるのは自分のみ

なぜならこの世で唯一変えることができるのが自分だから

政治屋さんたち

一度うちの工場で現場女子たちの下で働いてみてください

学ぶことは凄まじく多いと思うのです

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