スポット生産となっているAE86ロアアーム
ロアアームの箱（本体）は当社では制作ができません
プレス成型ですからスポット生産なのです
今回は１００台分を準備
純正には存在しない裏板を追加溶接して強化します
なのでデリバリーは来月になる予定
（バックオーダーで完売に近いですが、数セットは残るかも）
ピロ調整式タイプも準備中
強化タイロッドエンドも同じくスポット生産
（バックオーダーでほぼ完売状態）
材料が入ってきたのでこちらも準備に入ります
調整式ラテラルロッド
こちらはレギュラー品なので常時在庫をストック
今日は５０本分を準備中
シルクロードの営業から隣の工場に異動となったワタシ
丹精込めて磨かせていただきました（笑）
塗装前の下処理
洗っても落ちない粉まみれになりながら…
シンナーで洗浄
スーハ―スーハ―（深呼吸）
地味にイラつくピロボールのゴムブーツ被せ
ブーツがあちこちに飛び散らかす（涙）
それにしても今まで自分が営業販売していたものを組み立てるのは不思議な感覚
ラテラルロッド５０箱とタイロッドエンド１００箱
ステッカー貼りまで入れると実はものすごく大変
営業マン時代に「納期遅い！」と偉そうに言っていた自分を恥じています
シルクロード製品は全て自社生産
もちろん作れないものは奈良県と大阪府の提携業者にお願いしています
けれど海外から仕入れたものを右から左にそのまま販売することはしません
自分たちが手をかけることで商品に対して責任が持てるからです
万が一クレームがあればどの工程の何が問題かすぐにわかります
原因を特定できれば二度と同じ過ちをすることが無い
それが自社生産の強み
カーパーツは安全性に関わる部品も多い
価格面で圧倒的優位の海外製品に苦戦させられているのは事実
それでも当社は自社生産をあきらめません
それにしてもAE86パーツは息が長い…
ロアアームだって初回の販売からすでに２５年近く経ちました
浮谷商会さんにいたってはAE86が人生そのもの
デモカーに「AE86に賭ける」と明言している通り
４１年前の発売から現在までAE86一筋
現在の新店舗に引っ越したときにおっしゃっていました
「AE86業を引退するときは死んだ時だね」
「いつAE86のパーツを廃盤にする？」
というのがこの数年の会議での難題の一つ
でも浮谷さんの忙しさを見ていると１０年後も製造を続けているような気がします
ようやく彼岸花を見るようになってきました
暑さが落ち着き始めてきたのでしょう
こんなワクワクする楽しいイベントがどんどん増える季節
引きこもりアニメゲームおたくの私もちょっとドライブしたい気持ちに
事故の無い楽しい週末をお過ごしください