11年ぶりの韓国出張
行先のテグは直行便がT’WAY航空のみ
正直、聞いたことがなかったので調べると2004年に韓星航空として起業
T’WAYへの社名変更は2010年で、かなり新しい航空会社だったので知りませんでした
関空はこの数年、行くたびに新しい進化をしています
保安検査場への入場口まで電子ゲート化ですごく便利になりました
逆を言えばここに立ってたスタッフさんは不要になったんですね(汗)
パスポートもチケットも電子式が当たり前に
37年前に始めてアメリカに行った時とはなにもかもが大違い
ソウルが東京、プサンが大阪だとすると、テグは名古屋的な存在
色んなLCCにも搭乗したけれどT’WAYはなかなか快適
そしてビールを頼んでビックリ
韓国と言えばCASSだったはずのに、TERRAってナニ?
SILKROAD KOREAの社員さんがお迎えに来てくれました
ってジェネシス!?
乗ってビックリ、すごく静かで快適
1999年の設立から25年
ちょうどシルクロードに入社直後、通訳として起業に立ち会いました
工場長が担当しているので私は数回しか訪問していませんがやっぱり懐かしい
お土産は大切
その後は韓国と日本のカスタムトレンドの情報交換など
片側4車線の大きな道路で大渋滞
当時との違いはクルマが全てピカピカの高そうな新車ばかり
驚かされたのは韓国車の進化
ジェネシスの快適性もそうですがデザインが素晴らしい
これはKAHNというピックアップ
ランクルのような車両もデザインが素晴らしい
欧米市場で鍛えられたのでしょう
昔のとってつけたようなデザインや野暮ったさが無い
夜はもちろん韓国式焼肉
そして牛ではなく豚肉がデフォルト
厚みが4センチ近いポークステーキ
これを炭火焼で豪快にファイアー
表面が良く焼けたら切りわけて再度加熱
なるほど、これなら旨味がぎゅっと詰まった状態でしっかり火が通せる
ヤバい、ヤバすぎるうまさで牛肉と勘違いするほどのうまみ
ちしゃ菜でまくと無限に食べられる
焼肉一つとっても合理的に良く考えられている
こちらも11年ぶり
ビール瓶のふたをスプーン開け
もちろん栓抜きもあるけど、これができるのが男らしいそうです(笑)
金曜日の夜というのもあるでしょうけれど活気がすごい
2次会にもお誘いいただきました
とにかく路駐が多いことだけは昔と変わらない
けれど繁華街の路上にゴミが落ちていない
日本と韓国の比較を良くされます
が、少なくとも今回、町の中でポイ捨てゴミは見なかった
昔はたばこの吸い殻とかすごかったはずなのに
2次会でもしっかり食べて飲むのが韓国スタイル
先に到着していた先輩方はすでにビール浴び状態
そして絶対に栓抜きを使わない(笑)
これも見たことない銘柄「KELLY」
日本ではJINROで有名なHITEJINROの新しいビール
飛行機で飲んだTERRAも同じメーカーで発売直後スーパーヒットになったとか
韓国ビールは薄くてマズイと酷評されていたのは今や昔
(個人的には昔のCASSはバドワイザーに近く飲みやすくて好きでしたが)
SILK ROAD KOREAの工場女子が見よう見まねでスプーン開けにトライ
そして簡単にできてビックリ(笑)
テコをうまく使えば簡単で、上級者は割りばしやライターで開けてしまうのです
工場長とホテルに戻りしなにコンビニへ
あまりにもビールが美味しかったので部屋飲み用を購入
昔はHITEとCASSの2種類しかなかったビール棚がこんなにカラフルに
凄くおいしかったモルツビールのKELLY
そしてスーパーヒットになったTERRA
CASSもゼロシュガーやレモン味まであって全部購入
個人的No1はレモン味のCASS!
二番目がサントリーモルツのようなまろやかなTERRA
そしてさっぱりして飲みやすかったCASSゼロが3位
ビールも11年でこんなに進化していたのか
翌朝は絶対に食べると決めていた朝食
焼肉屋さんのチゲ(鍋)とごはん
本日は休日なので朝ビールもセットに
色んな旨味が詰まった少しピリ辛のスープにふわふわ豆腐が入ったスンドゥブ
焼肉屋さんの少し硬めの白米が恐ろしいハーモニーを奏でます
朝から2本も飲んでしまった…
これだけは昔から変わらないし、変わって欲しくないモノ
韓国で羨ましいのが日本でいうことろのお店への右折入場が原則禁止であること
そしてLEDライトが埋められた横断歩道
赤信号だと、LEDも赤色に
信号が青になるとLEDも青に
これはスマホを見ている人に信号の色を伝えるもの
日本のように「ダメ」一点張りでなく合理的に考えた発想
11年ぶりの韓国出張で気づいたこと
それは現状維持ではダメだということ
日本にいるとどうしても「今を守る、維持する」ことに全力投球してしまう
日本的な発想の一つに「努力すれば報われる」というものがあります
努力そのものが尊く素晴らしいというもの
けれど本当に大切なのは明確な目標に対しての行動
漫然と頑張るのではなく、何を達成したいのかを考えることが大切
商品開発も「どんな人に、何を、どう楽しんでもらえるのか」を考えないといけない
私が営業を降りて工場勤務を希望したのもまさにその一環
当社が技術的にどこまでのモノを作れるのか
それを理解せずに今まで営業や開発をやってきました
自分がモノづくりに関われば提案力がアップする
そう信じてタイミ―おじさんとして勤務を始めて3か月
「ココとココ、やり直しです!!」
年末までにクビになるんじゃなかろうか…