ONLINEとOFFLINEの融合

いやぁ、本当にびっくりしましました

カワイ製作所で打ち合わせをしていたら経理から連絡

「この写真の方が『インスタでいつも”イイね”してくれてる方おられますか?』と来社されてます」

もちろん知ってます!!

車中泊、キャンプグッズなどを制作販売されているVAN-KEY坂本さま

知っているというのはあくまでONLINE上でフォローさせてもらっているということだけ

あまりにも画像がかっこよくて参考にさせてもらってイイねをしていました

ご近所で用事があったとのことで訪問してくださったのです 

私にすれば毎日テレビに出ている芸能人がやってきたのと同じ感覚

めっちゃうれしい~

社員に「写真撮っといて!」とお願いをすると坂本さまが協力してくださったようです

次々と画像が送られてきます

いつもは死んだ魚の目をしている社員たちが笑顔に

VAN-KEYさまのインスタは見ているとワクワクして楽しい気持ちにさせられる

フォロワーにご自身とクルマがどう映るかをしっかり理解されているからこそ

うちの会社と社員があきらかに別物に変化している!

坂本さまの巻き込みパワー、脱帽です

同じクルマ業界ながら商品やサービスのジャンルは異なります 

それでもどこでどんな化学反応があるかもしれない

今度は私がVAN-KEYさまにお邪魔させてもらおうと思っています

今回、気づかされたのはこれも新しい営業スタイルであること

従来は営業マンがアポをとって新規の会社にお邪魔して始まるもの                                       

そして何度も訪問を積み重ねて信用を得て注文をもらう

クルマはもちろん、新幹線、飛行機、船で

生身の人間が新規取引先を訪問するのが営業の基本でした

それが今やネット、さらにはSNSがとってかわり始めています

物理的に訪問せずとも圧倒的な量の商品情報を24時間休まず世界中の潜在顧客に伝えてくれる

そして興味を持った方から問い合わせや取引依頼が来る 

今までの流れとは逆になっているとさえ言えます

「今頃そんなこと言ってるんですか?」と思われるでしょう

頭ではわかっていたのですが現実に納得するのはなかなか難しいもの

個人的に20年弱、会社としては営業訪問を51年間続けてきたのですから

埼玉の3UP三上さんからも似たようなお話を教えてもらいました

「最近NAシルビアの若い人たちが増えてますね~」

三上さんから「SR20DEのNAマニを作れば売れるよ」とそそのかされた時は半信半疑

けれど今となっては予想以上に売れています

その理由は昔のように大会を目指すドライバーばかりではなくなってきたという分析 

NAのシルビアでは正直、ハイパワー車たちの練習走行に入り込むことさえ困難

なのに最近はNAシルビアに加えてZ33、GR86など大会では不利な車両が増加しているそうです

 

この投稿をInstagramで見る

 

Garage Sokudo(@garagesokudo)がシェアした投稿

その大きな要因はインスタなどのSNS 

大会に出なくても見てくれる人、イイねで評価してくれるギャラリーがネット上には無限に存在

3UP三上さんの息子さんが始めたお手軽ドリフトもかなり台数が集まるまでに

 

この投稿をInstagramで見る

 

三上大吉(@3up.daikichi)がシェアした投稿

「サーキットでなくとも今はSNS上でも活躍できますからね」

高騰しているシルビアターボやチェイサーでダメージありきでサーキットで戦う 

そんなことを一般人がするには金銭面で非現実的な時代

お手軽にSNSで自分の好きなクルマをアピールできるのはONとOFFの融合によるもの

現実世界とネット世界の入り混じりが増大していることは日に日に感じています

買い物もスマホでポチったものが翌日手元に届くのは当たり前 

ネット上で知り合った人と実際に会う、仕事をする機会が多くなっていく 

バーチャルゴルフにバーチャルレース

良い悪いではなくそういう流れ

それでも人間が移動するにはクルマなどの物理機関が必要

当社が商品を開発し続けるということに変わりはない

営業活動だって全部ONLINEに食われることはありません 

個人的にも普段からSNSを使ったり時にはリモート商談をしたこともありますが… 

やっぱり直接会って話す親近感にはかないません

なにより破壊力あるのが商談後のアレ 

先日もTASKAL師匠に焼き肉ランチ+ノンアルビールをご馳走に 

営業マンたるもの”一宿一飯の恩義”に全力で応えたくなってしまう生き物ですからね 

こればかりはONではムリ!

ましてやキャバクラに連れていかれようものなら

ね、大坊先生?(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です