JB64ラテラルロッド 発売開始 強度重視!

JB64の商品開発、順調に進んでいます。

今回はJB64のラテラルロッド発売開始の案内です。

http://silkroad-jp.com/portfolio-2/footwork/footwork_lateral

JB23と共通だというウワサもありましたが、フロントは長さが違いました。取付部も少し違ったので、別物です。JB23の設定もありますが、JB64専用として、新たに開発いたしました。

当社では、AE86のレース用を皮切りに、様々な車種のラテラルロッドを製造、販売してきました。その上でもっとも重視していたのが耐久性と強度。

当社製の値段は決して高くありませんが、ネットのビックリ価格には負けてしまいます。当社に(そしてデキの悪い営業マンのワタシに)販売力があれば、ドカっと海外から大量に仕入れて、ビックリ価格にしたいのですが、小ロットで自社生産、良く言えば、メイドインジャパンなんです。

とはいえ、全部内製するとむしろ人手不足になるし、機材も増やすことになるので、一部分は地元の協力工場にお願いしています。

こうやって納品されます。ココから検品して、メッキ、塗装、ブッシュ打ち込みの作業が始まります。

営業マンのワタシは昔、こちらの工場で働いていました。検品時にこの新聞記事をおもわず読んで、作業が遅れて叱られるんですよね。特にエロ記事見つけると、ラッキーな一日だな!って感じでした(笑)

こうやって二階の作業スペースで組み付けを進めて完成です。海外製品の価格には負けますが、質で勝負です。とはいえ、大半のラテラルロッドは定価¥12,000~¥14,000。

ただし、ジムニー用は¥17,500。理由は通常品よりも直径の太い25mmパイプのためです。肉厚も5mmあり、相当頑丈です。理由はJB23のラテラルロッド開発時に、ジムニーは荒れた路面でのヒルクライム競技があり、強度が弱いものは、ことごとく曲がったりしたという情報があったからです。

 

なお、この写真のものは試作品の純正を改造したものです。製品版は両端のエンドで調整なので、微調整の際に工具が入りやすくなっています。ちなみに純正をお預かりしての改造もショップ様から承っております。対応可能。

ピロエンドに変更できるオプションも設定しております。

ラテラル装着車両は、車高を変化させると、タイヤの位置が偏ってずれてしまいます。アライメントが狂うと走行性能や燃費にも影響するし、フェンダーとタイヤの位置が左右でずれているのは見た目もカッコ悪くなります。

激安とまではいかなくて申し訳ないですが、耐久性、強度を重視して、日本国内で生産しているラテラルロッド、ご指名いただければとても嬉しいです。


ここからは久しぶりに蛇足。ムリに読まないで下さい。本文とはほぼ無関係。

さて、当社では久しぶりに会社でクルマを買います。ハイゼットバン!超嬉しい!

まんまこの色とグレードのものが来るのですが、最終、オプションつけて、値引きして、ボディコーティングして、100万円ちょっとの見積もり。新車でこの値段は安い!

いや、私がお金持ちだから安いと言ってるわけじゃありません。愛車さえない、貧乏暇ナシ営業マン。感覚の話なのですが、ネットゲームをやっていて100万って安いと最近感じているんです。

アラフィフ世代は、子ども時代にインベーダーゲームが話題になり、ゲームウォッチに魅了され、ファミコンで衝撃を受け、ドラクエ、FFにドハマリし、ゲームセンターではストリートファイター、ダンスゲームと、この40年間、ゲームを続けてきた人が多いと思うのですが、流石に最近のスマホの課金額をしって、ゲーム暦40年を超える私もビビッています。

ファミコンで、ファイアーエンブレムというゲームをやった人は多いと思います。私も子供の頃ドハマリしたのですが、最近スマホで、このゲームが違った形で復刻したので早速去年からはじめたのです。

ニンテンドーですから、ゲームのつくりもしっかりしていて、無料。昔やっていた懐かしさもあり、これは楽しいと一年間ほど続けています。

デジタル将棋に近い感覚で、将棋のコマが派手なキャラクターになったようなもので、いろんな攻撃を絵で見れるから楽しい。でも基本は戦略将棋に近いので、とっつきやすいんですね。

ところが、恐ろしいのは「ガチャ」。

無料でゲームを十分楽しめるのですが、デジタルガチャガチャをすると、派手な攻撃と、強い武器をもった上、超絶セクシーなキャラクターをゲットできるのですが…

その超当たりの激レアきゃらは当選確率が3%などという設定。お金を払ってすんなりもらえる、と言うことではないんです。詳しい計算方法はわかりませんが、単純に33回ガチャガチャをすれば、レアキャラが1体でる可能性があるということです。

ガチャガチャをするためのコイン(玉)が基本一回5個必要です。玉は買う個数によりますが高いと¥80。つまり、一回ガチャをするのに、¥400!かかるんです!!!! しかも安くなるからといって140個まとめ買いで、¥8800!!! え!?マジ!?って感じです。

でも、その気持ちが分かる瞬間は何度もありました。熟女、巨〇好きのワタシは、このキャラがどうしても欲しくなったのです(苦笑)。思わず課金することを考えてしまいました。

こういったゲームには意見交換の掲示板などがあり、頻繁に拝読しているのですが、驚くべきは、夏の浴衣、水着、ハロウイーン、クリスマス、イースターなどお含めて、季節イベントも豊富です。その際に目当てのキャラクターを出すために、大量に課金する人が多いのです。

さらに怖いのはそんなレアキャラを10人集めて合体させると、最強になるということ。これを狙うと、一回のガチャで10万~20万もかかります。

ワタシのように、びた一文使わない貧乏人は、「無課金」とよばれますが、「微課金」と呼ばれる人たちで1~2万、「重課金」と呼ばれる人たちはイメージ5万前後、「廃課金」と呼ばれる人たちは、10万前後を、そのイベントごとに突っ込んでいる感じなのです。中には「石油王」と呼ばれる人たちも存在しているとか(驚)。

でも、切ないのは同時にそこには、「リボ払い」「食費まで手をだした」みたいなことも多い…いや、私が若ければ、絶対やってる…ゲーム好き、引きこもり系のワタシはこういうことは否定しません。ただ、ほぼ毎月10万も課金しているなら、このハイゼット、一年足らずで買えちゃう…と思った、という話です。買えば、また別の世界が広がりますからね。

同時に、ゲーム好きのワタシでもおどろくのは、目に見えないデジタルデータであるキャラクターにお金をこれだけ支払うことに抵抗が無くなったことです。ファミコン、スイッチ、プレステなどは、お金を出したら、手元に機械やゲームソフトがモノとして、手に取れたわけです。でも、ガチャのキャラクターはネットに存在するデジタルデータ。スマホゲームは運営会社が、「儲からなくなったのでやめます」といってサービス終了すれば、そのデジタルデータさえ、存在価値も、存在自体もなくなるのです。

物質であるモノにとらわれることなく、デジタルデータにお金を投じることができる、そこに価値を感じる人たちが増えている、ということは、今、商売というものが大きな転換期を迎えたのではないかと感じます。ボクは素直に、こういうものに大金を投じる人たちが増えていることは、人間の価値観が進化しているとさえ思います。目に見えるものだけでなく、見えないものにも価値を感じる、そんな時代が近くまで来ている。さて、オールドタイプのワタシはそんな時代についていけるのだろうかと思うのです。

でも、そんなガチャをやっているなら、クルマなんて、クルマのカスタムなんて安いモンです!ガチャを半分にして、残りでクルマ遊びもしてみてください!

ニンテンドーさん、お願いだからドストライクなキャラを連発しないでください…課金し始めたらワタシ破産するまで停まらない可能性あります…